Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『どろろ』

2007年02月25日 12時46分44秒 | 映画
2007年02月17日、足痛めつつおひとり、
ムービルさんにて、16時の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
武士や、妖怪や、日本の持つ武士文化を上手に拾い上げて、
主人公達の抱える業の深さもアニメ的な表現でわかりやすく伝える、
とっても日本的な娯楽映画に仕上がっており、素直に楽しめました。

予算の関係上、大規模な特撮が出来ない邦画の弱点を逆手に、
戦闘をテンポ良く少なめにして、安っぽくならないよう上手に描き切ってます。

そして、役者たちも真面目に演じ切っていることで、
子供向けな作品に留まっていないところが素晴らしいです。

原作である漫画を読まないままの観賞となりましたが、
原作の設定を上手に拾い出したような印象を受けました。

若干子供が泣きそうなグロい部分も出てきたりもしますが、
誰も、邦画という枠の中で安心して観られると思いました。


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