Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『フライ,ダディ,フライ』

2005年07月30日 08時42分22秒 | 映画
2005年7月28日、会社帰りおひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、21時40分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
観終わった後、走り出したくなるような、
そんな、なにかをさせたくなる力を持った、
とても前向きな、素晴らしい作品でした。

思わず劇場から家まで走って帰ろうかと思いましたもん。

スタッフロールが流れ終わって客電が点いてもなお、
観客全員がなかなか立たなかった映画ってそうもないです。

そのくらい、観た人を、どっぷりとその作品世界に入り込ませ、
よかったぁ~、って心から思えて胸が熱くさせてくれます。

負の感情で感情移入させ泣かせるのは比較的簡単ですが、
正の感情でここまで感情移入させ、
感動を超えた、頑張りたい力をも引き出すのは難しいことで、
それを空回りさせず、しっかりとつくり切ってくれた、
制作者達の心の入れようにも、とてもとても感心なわけです。

守りたい大事な人のために強くなりたいという感情、
きっと誰もが持ってて、でも大きなエネルギーが必要なので、
誰もが楽になろうと、つい見落としてしまいがちですからね、
その大切さを思い出させて、心を熱くさせてくれます。

今は高校生と中年との中間の年代ですが、
娘を持つ中年の年代になってもう一度観たら、
また違った感じ方になるんでしょうね。

高校生当時観たらどう思ったんでしょう。
大人の夏休み的感覚や青春を思い出させる高校生との友情は、
こうも強くは伝わらなかったのかもしれません。

なんにせよ老若男女問わず、元気がある人もない人も、
ぜひ観に行っていただきたい映画だと思います。

トレーニング場面で、稲毛や幕張の海浜公園が使われまくりなので、
千葉在住な方もまた違った気持ちで観られると思います。

よし、走り出そう。

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