Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『Vフォー・ヴェンデッタ』

2006年05月20日 00時56分55秒 | 映画
2006年05月13日、5本はしごの3本目、
チネチッタさんにて、15時35分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
私が生まれる前に制作されたSFサスペンス映画のような、
懐かしい味わいがありつつも、今の米国を思い起こさせる作品でした。

この手のすこしふしぎっぽさ漂うSFサスペンス、私は大好きです。
今、こうした作品をつくれるというのは素晴らしいです。感謝したいです。

明確なヒーローが出てくる点は異なりますが、
薄汚れた統制された近未来世界に生きる主人公が疑問を抱き、
黒幕に気付き、それを打開せんと立ち上がる、
少し昔に書かれた、SFサスペンスの王道と言えば王道のお話です。

ただ、その近未来の世界像が、
あまりに911以前、以降も、かもしれませんが、
米国の姿と重なる気がしてしまいます。

その行為が正しいかどうかは別として、
民衆が立ち上がれば国は動かせるという、
力強くも、スカッとするメッセージが心に染みる作品でした。


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