Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

2005年04月12日の服装

2005年04月12日 23時21分06秒 | 服装
コニチハ、ワタシニッポンダイスキアルヨ。

大陸では反日運動なんてことがされてるので、
もしかしたら反中運動もあったりして、
と、チャイナ風味な服装にしてみたわけです。

結果的には、会社が中華街という土地柄からか、
特になにもなく1日が過ぎたわけで、
さすが民度の高い国は違うな、とか思ったわけです。

…なんて、全く笑えない冗談があまりに大好き過ぎて、
いつか痛い目にあうだろう私なわけです。

ただ、こう、風味漂うわかりやすい服装をするでなくても、
チョット今、着ているお洋服のタグを見てみると、
中国製だとかなんだとか、わりと異国な名前が出てきたりして、
気付かぬ間に、お洋服多国籍軍になってたりするわけです。

いえいえ、お洋服に限らず、
電化製品やら、玩具やら、液晶モニタやら、プログラムやら、
色んなものがこっそりじわじわと異国情緒溢れております。

国際競争力なんて言葉を出して、
各種企業さんはこの動きを正当化するわけですが、
私はあんまり好ましいと思わないんですよね。

利益が出ている内は国内で頑張ろうよ、
国内で頑張れるような努力をしてこそ経営者じゃないのって。

安いからって理由でなんでもかんでも国外に出してたら、
日本になんにも残らなくなってしまいます。

製造者たちが働く場所もなくなってしまいますし、
各種業務のノウハウもなくなります。

そもそも3次産業だけで、
国なんて成り立つわきゃないんです。

こんなことしてたら、ますます貧富の差が激しくなり、
富裕層が貧民に海外製の低価格商品の大量消費を訴え続けるだけの、
なんの夢もない国になってしまいます。

少し前の日本人達が妙に憧れを抱いてしまった、
どっかの大きい国がそうであるように。

企業なんてのは国籍に関係なく利益を出せばいいわけですから、
もし、そうして日本が空洞化、弱体化したとしても、
企業は工場建てて潤って成長した国に売り出せばいいわけで、
その国の賃金が上がれば、また次の潤ってない工場用の国を探せばいいんです。

けど利益を出すことだけが企業活動なのかなって。

企業に属する従業員達の幸せ、その国の幸せを、
利益の前にチョットは考えて欲しいな、
なんて、とっても甘いことを考えるわけです。

資本主義はちょっとやり過ぎてる気がします。
詳しく調べて話してないので夢見言葉ですけどね。

いいの、私は別に夢の中でも。
つっこまない。わかった?

そんな資本主義の大量消費の煽りに騙されて、
服装についても大事なことを失ってる気がします。

そもそも服って、大量消費されるべきものでは、
決してなかったはずなんですよね。

今は変わったかもしれませんけど、英国では古着文化が主流で、
若者が新しい服を買うってことは有り得ないことだったんですよね。

それは日本にも言えて、着物なんてのは、
いまだに何代も引き継がれていきますよね。

着物は生地だけで数千万円するものもあるなんていう、
他の国にはない世界で通用する最高の民族衣装ですからね、
お忘れなくですよ。

ともかく、何代引き継がれても耐久力のある、
普遍的なデザインってのものがそこにはあったはずです。

そうした時代を超える力を持った普遍的なものを良しとする方向で、
私は服装を見ていきたいんですよね。

だから5年経ったらダメになりそうなデザインの服装よりも、
将来的にも見え得る服装をしてる人こそ素晴らしいと思います。

それは時代に取り残されるとか、時代錯誤とか、
そういうのではなく、どの時代でも確かに美しいもの。

そう考えると着物は偉大だな、やっぱり。

映画生感想『ナショナル・トレジャー』

2005年04月12日 14時59分07秒 | 映画
2005年4月10日、お友達さんとふたり、
新宿文化シネマさんにて、13時40分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
さすがブラッカイマーらしい、
苦悩もなにもなく、誰にでも気軽に楽しめる、
ジャンクムービーに仕上がってました。

観てる最中、ずっとニコニコ出来ますが、
後に何にも残りません、けどその爽快さもまた良し。

ワイルドな男、知的な女、コミカルな男、
っていう典型的な人物の置き方もまた良し。

てかLOTR以降、ボロミアかファラミア出ると、
それだけでニコニコなんですよね。

今回ボロミアがボロミアっぷりを見せててズルイ。

けど、なによりも、
頭使ってるようで、まるで頭使ってない、
誰にでもわかりやす過ぎる謎解きっぷりが、
とってもステキ過ぎ。

声出して笑えるくらいな謎ですからね、
あれはズルイ。飲み物飲んでたら危ない。

隣に、でっかいコークとマックで育ったっぽい、
いかにもアメリカンな外国の方が座ってたんですけど、
わかりやすい笑いを誘うシーンで、わかりやすく大声で笑ってて、
私的には本場っぽくて、とっても気分が良かったです。

エンドロールが流れたらWao! I like it!なんて叫んで、
大興奮で劇場を後にしましたからね、
ホントに、そういう種類の作品です。

誰にでも楽しめるので、ご家族でもカップルでも友達同士でも、
なにを観ようか困ったときには、この作品で問題ないと思います。

すでに続編の制作も発表されてますが、
これはお手軽に楽しめるいいシリーズになりそうですね。

ちなみに、実は旧1万円札の裏に、
徳川幕府の埋蔵金の埋蔵場所がわかる暗号記号が描かれてるんですって。

…なんてウソ話をしたくなる作品です。