![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/b8/abdd0e68c96f811e23943abbc19942a2.jpg)
(写真:心が折れきった状態←黄色シャツ)
妙高スノーシューまで1ヶ月を過ぎた。
12月から走り始め、今日ではなんとか走る行為が苦にならなくってきた。
(走った後に痛むところが少なくなってきた)
本当はもっとじっくり走ってベースを作りたかったが、それは仕方ない。
そろそろ負荷を上げて、大会での負荷に近づけていく。
そこで、今日のDASTYトレランでは、我がままを聞いてもらって
1人先行してペースを上げて、途中合流をお願いすることにした。
今日のメンバーは、アランさん、もんちさん、Y田さん、ぴろゆきさん、タカオさん、にょさん。
石油の里をスタート。
積雪は20~30cmぐらい。ゆっくり走っていても負荷が高い。
登りはたんたんと、下りは爆走する。
大沢公園に出る尾根の途中、足跡に惑わされ尾根を間違えて高ヶ沢に下る。
往復で1kmぐらい余計に走ってしまった。
良いトレーニングだと自分に言い聞かせる。笑
大沢公園からゴルフ場尾根までは、林道ラッセル。
積雪も増えて30cmを越える感じになってきた。
走れるところは頑張る。ここはかなりきつかった。
雪質は、放射冷却の影響で表面が特に硬い状態。
踏み込むごとに表面の硬い部分が脛にあたり痛いぃ。
(翌日あざになった)
ゴルフ場の尾根は、積雪もやや減り快適に走破。
護摩堂山のメインルートを少し辿ってから、トラバー道へ入る。
こちらもメインルートと同様に踏み後があり、快適にピークまでいく。
このピークから護摩堂山の間の尾根が、本日最高の区間だった。
景色はイイし、アルプスの尾根を辿っているような感覚。(行ったことないけど)
2周目に写真に撮る事にして気持ちよく飛ばす。(←2度目はなかった。苦笑)
護摩堂山から菅沢の尾根下りも踏み跡があり、重力に任せてぶっ飛ばす。
うおーーー、ってな感じで。
林道に出て、大平山への取り付きに向かうが、ここは踏み後なし。
ラッセルしながら進むが、積雪が30cm以上、かつ表面硬くてすねが痛い。
耐えながら取り付きまで行き、木道橋を恐る恐る渡り、激斜面登りに入る。
雪が無ければ10分程で登るこの斜面、今日一番の難関だった。
積雪はどんどん増える、斜面が急で滑る、これまでの疲労が追い討ちをかける。
ピークに辿り付くまで30分ぐらいは掛かっただろうか。
一息ついて尾根辿りに入るが・・・
「進めない・・・」
雪が多すぎる。硬い。
この状態で高立山まで1kmほど進むのはかなり難しい。
判断に迷わず、エスケープを決意。
東の主沢にある林道に出れば踏み跡があるだろうと判断し、
高低差200mを一気に駆け下りる。予定だったが・・・
枝沢を下っていくと、積雪が格段にアップ(←当たり前)
斜面もどんどん急になり、うまく進めない。
さらに時々河床部に岩盤が露出し、滑落。泣
体がグッと冷えてきた。
ここで完全に心が折れる。
不安と孤独感が一気に押し寄せて、ややパニくる。
標高200m程度の丘陵地で、沢木耕太郎の「凍」の世界を体感しまくる。
かたや標高8000m、かたや標高200m、この差はなんだ。苦笑
北側の枝尾根にトラバース、明るい竹林を通りながらなんとか主沢まで下ってきた。
しかし、あるはずの林道が、ない。
あれ?
「・・・。」
再びパニックに陥る。
地形図を何度も確認するが、方向はあってるはず。
でも林道はない。さてどうする?
登り返す?沢を下る?沢を登る?
ふっと、顔を上げると、沢底から10mぐらい登ったところに林道が目に入る。
あるじゃん・・・
積雪でよく見えなかったようだ。
遭難心理状態にどっぷし浸かってます。
なんとか林道に出るが、期待の踏み跡なし。泣
アランさんパーティは通ってない。
まずは確実に護摩堂の方に戻ることにした。
ここの林道も積雪が異様に多く、心が折れた体には辛い。
力なく進んでいると、人の声?!
確かに聞こえたような。。
そして次の瞬間たかおさんの声を確実に捕らえた。号泣
パーティが目に入ったとき、一気に緊張感から開放され、すべての筋肉が弛緩。
あーーー、よかったーーー
状況をやや興奮気味に説明し、パーティに加わった。
あとはラッセル祭りで一気に進軍。
疲労困憊な自分は集団内で中切れ状態。
今日はもうダメだ・・・
12時前に石油の里に無事帰還。
4時間10分にわたる(命がけの)雪遊びが終わった。
こんな状況でもゴールすると楽しいと思えるから不思議。
次回も慎重かつ大胆に駆け回るぞ。(←学習能力なし)
帰宅途中、新津の田んぼを突っ切るR403で珍しく歩行者が。
「新潟」という紙を手にしている。
平成21年にあって、さらに新津でヒッチハイクとはレアだなあ。
乗せない理由も無かったので、一緒に新潟まで行くことになった。
その名も、ジェームス。
シカゴ産まれのキリスト教宣教師だった。
日本在住は長いそうで、日本語も流暢に話す。
そんでしっかりと布教活動をされたのだが
あまりの疲労状態で右から左だったのは内緒である。
250分
妙高スノーシューまで1ヶ月を過ぎた。
12月から走り始め、今日ではなんとか走る行為が苦にならなくってきた。
(走った後に痛むところが少なくなってきた)
本当はもっとじっくり走ってベースを作りたかったが、それは仕方ない。
そろそろ負荷を上げて、大会での負荷に近づけていく。
そこで、今日のDASTYトレランでは、我がままを聞いてもらって
1人先行してペースを上げて、途中合流をお願いすることにした。
今日のメンバーは、アランさん、もんちさん、Y田さん、ぴろゆきさん、タカオさん、にょさん。
石油の里をスタート。
積雪は20~30cmぐらい。ゆっくり走っていても負荷が高い。
登りはたんたんと、下りは爆走する。
大沢公園に出る尾根の途中、足跡に惑わされ尾根を間違えて高ヶ沢に下る。
往復で1kmぐらい余計に走ってしまった。
良いトレーニングだと自分に言い聞かせる。笑
大沢公園からゴルフ場尾根までは、林道ラッセル。
積雪も増えて30cmを越える感じになってきた。
走れるところは頑張る。ここはかなりきつかった。
雪質は、放射冷却の影響で表面が特に硬い状態。
踏み込むごとに表面の硬い部分が脛にあたり痛いぃ。
(翌日あざになった)
ゴルフ場の尾根は、積雪もやや減り快適に走破。
護摩堂山のメインルートを少し辿ってから、トラバー道へ入る。
こちらもメインルートと同様に踏み後があり、快適にピークまでいく。
このピークから護摩堂山の間の尾根が、本日最高の区間だった。
景色はイイし、アルプスの尾根を辿っているような感覚。(行ったことないけど)
2周目に写真に撮る事にして気持ちよく飛ばす。(←2度目はなかった。苦笑)
護摩堂山から菅沢の尾根下りも踏み跡があり、重力に任せてぶっ飛ばす。
うおーーー、ってな感じで。
林道に出て、大平山への取り付きに向かうが、ここは踏み後なし。
ラッセルしながら進むが、積雪が30cm以上、かつ表面硬くてすねが痛い。
耐えながら取り付きまで行き、木道橋を恐る恐る渡り、激斜面登りに入る。
雪が無ければ10分程で登るこの斜面、今日一番の難関だった。
積雪はどんどん増える、斜面が急で滑る、これまでの疲労が追い討ちをかける。
ピークに辿り付くまで30分ぐらいは掛かっただろうか。
一息ついて尾根辿りに入るが・・・
「進めない・・・」
雪が多すぎる。硬い。
この状態で高立山まで1kmほど進むのはかなり難しい。
判断に迷わず、エスケープを決意。
東の主沢にある林道に出れば踏み跡があるだろうと判断し、
高低差200mを一気に駆け下りる。予定だったが・・・
枝沢を下っていくと、積雪が格段にアップ(←当たり前)
斜面もどんどん急になり、うまく進めない。
さらに時々河床部に岩盤が露出し、滑落。泣
体がグッと冷えてきた。
ここで完全に心が折れる。
不安と孤独感が一気に押し寄せて、ややパニくる。
標高200m程度の丘陵地で、沢木耕太郎の「凍」の世界を体感しまくる。
かたや標高8000m、かたや標高200m、この差はなんだ。苦笑
北側の枝尾根にトラバース、明るい竹林を通りながらなんとか主沢まで下ってきた。
しかし、あるはずの林道が、ない。
あれ?
「・・・。」
再びパニックに陥る。
地形図を何度も確認するが、方向はあってるはず。
でも林道はない。さてどうする?
登り返す?沢を下る?沢を登る?
ふっと、顔を上げると、沢底から10mぐらい登ったところに林道が目に入る。
あるじゃん・・・
積雪でよく見えなかったようだ。
遭難心理状態にどっぷし浸かってます。
なんとか林道に出るが、期待の踏み跡なし。泣
アランさんパーティは通ってない。
まずは確実に護摩堂の方に戻ることにした。
ここの林道も積雪が異様に多く、心が折れた体には辛い。
力なく進んでいると、人の声?!
確かに聞こえたような。。
そして次の瞬間たかおさんの声を確実に捕らえた。号泣
パーティが目に入ったとき、一気に緊張感から開放され、すべての筋肉が弛緩。
あーーー、よかったーーー
状況をやや興奮気味に説明し、パーティに加わった。
あとはラッセル祭りで一気に進軍。
疲労困憊な自分は集団内で中切れ状態。
今日はもうダメだ・・・
12時前に石油の里に無事帰還。
4時間10分にわたる(命がけの)雪遊びが終わった。
こんな状況でもゴールすると楽しいと思えるから不思議。
次回も慎重かつ大胆に駆け回るぞ。(←学習能力なし)
帰宅途中、新津の田んぼを突っ切るR403で珍しく歩行者が。
「新潟」という紙を手にしている。
平成21年にあって、さらに新津でヒッチハイクとはレアだなあ。
乗せない理由も無かったので、一緒に新潟まで行くことになった。
その名も、ジェームス。
シカゴ産まれのキリスト教宣教師だった。
日本在住は長いそうで、日本語も流暢に話す。
そんでしっかりと布教活動をされたのだが
あまりの疲労状態で右から左だったのは内緒である。
250分
一人で山で道迷うとマジびびりますよねー。
雪山ならなおさら・・。
自分も昔、夜中の2時に雪山登り始めて
山頂で日の出を撮影してスキーで
いい気になって下ったら尾根間違えて
超びびり入ったことあります。
あれ以来冬山はやめました。ついでに写真も・・。
しかし、石油の里方面への最後の激走、疲れを感じさせない走りでしたね。追いつけませなんだ。
ありがとうございます?!
現在地は把握していたんですが、不測の事態&疲労でややテンパリまして・・・
お恥ずかしい。
miyakenさんの方が、何気にヤバイ状況だったと思いますよ。苦笑
どちらにせよ、冬山はなめたらいけませんね。
(標高に関わらず)
>nyoさん
興奮神経物質の供給が途絶えた瞬間の、あの一気に押し寄せる不安はなかなかいい経験でした。苦笑
厳寒期の高立山西尾根とは、かっちょええ表現です。でも標高200m(爆)
最後は、たぶん嬉しさから来る爆走モードだったかと思われます。気持ちい沢下りでしたね。
道連れ(←いろんな意味で)を探しましょう。
確かーに道連れが必要ですネ。
とりあえず、そろそろ例会でも?!