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育休3年取っているが、2、3年目は無給

2004-06-11 23:39:50 | みるふぃーゆのコラム
育休3年取ってりいるが、2、3年目は無給        (2004年06月11日 (金) 23時39分)

 いろいろな少子化対策が行われていくようですね。にもかかわらず、出生率は下がり続ける一方。実際に子育てをしている私にとっては「あたりまえでしょ!」と思うことも多々あるのです。
確かに保育を必要とする家庭にとっては、このような政策が有効かもしれません。でも、家庭で育休を取得して子育てをしている私のような人も多いはずです。それでも、私は条件的には恵まれている方です。育児休業は3年間取得できます。ただ、3年間も仕事を休むと経済的には大変苦しくなってくるのは事実です。育休の2~3年目はまったくの無給ですから…。
子どもを育てる家庭の経済的な負担を軽くしてもらわないと、子どもはなかなか産めないと思うのが実感です。
 さらに、我が家の場合、上の子が一歳、現在第二子を妊娠中にもかかわらず、夫に単身赴任でなければ勤務できないようなところに異動命令がでました。私が育休を取っているからいいようなものの、これが数年前で育休が1年しか取得できないころだったら、夜勤のある私の仕事、どうやって子どもを育てていけばよかったのだろうと思います。単身赴任でなかった今までだって夫が仕事を終えて帰宅するのは早くても9時ごろ。育児は母親に一手にかかってきます。仕事をしていなくても、つらいと感じることがあるのです。仕事と両立させるには精神的にも肉体的にもかなりの負担となっていただろうと思います。これは、我が家だけに限ったことではありません。条件的に恵まれている公務員でさえ、こういう状況の家庭がたくさんあります。そういう中で子育てをしてきた先輩職員もたくさんいます。きっと、民間ならさらに厳しいのではないでしょうか。
 そんな状況の中で、なんとか子育てと仕事を両立させている女性はたくさんいるのです。
 女性が子どもを産んでもいいと思えるようになるのに必要な条件と、様々な政策がずれているかぎり、厳しいようですが出生率は下がり続けてもあたりまえだと感じます。

 

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