あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

ウォーキングで持続力アップを

2016-11-21 06:25:11 | 日記
1000勝を意識して

 白鵬が通算勝ち星1000勝を上げました。
自身の怪我や相撲界のスキャンダルを物ともせずに邁進する姿は凄いですね。
 おこがましい話ですが、自分にも何か目指す数字は無いかと探して無理やり
見つけました。
このブログ「あるくあかるく」1000回達成です。
 去年の2月から始めたので今日現在で通算644日です。
目標達成まで残り356日、来年の11月に記念の日がやってきそうです。

 毎週月曜日は専門知識の欠片も持たない私が、ウォーキングを通じて健康長寿
を手に入れようと奮闘するお話です。
 さて大きな目標を目指すには持続力が大事です。
しかも体と心の両面の持続力が。
ウォーキングを続けると果たして持続力が高まるのか、今週はそれを考察して
みました。

 体の持続力とは「どれだけ長く体を動かしていられるか」つまりスタミナですね。
スタミナを保つ為に不可欠なのが酸素です。
全身を無理なく動かすウォーキングは足腰や腕だけでなく体全体の筋肉を鍛えます。
 筋肉が発達すればそこを流れる血液も増えるので、多くの酸素が末端まで届けら
れます。
これで呼吸循環機能が高まってスタミナが増大します。

はて?心の持続力とは?

 次は心ですが、そもそも心の持続力って何でしょう。
思い浮かぶのは「折れない心」とか「逆境に負けない心」です。
どんな理由があっても、簡単には諦めない心にはストレスは不要です。
ならばストレスに強くなれば心の持続力も高まると言えそうです。
 ウォーキングはストレスを減らしてくれるでしょうか。

 外を歩けば環境が変わるのでリラックス効果が期待できます。
自律神経の調子も整い、脳の疲れも取れて行きます。
更に体の中では、呼吸量が増えて肺が広がるので気管支の末端から
プロスタグラディンEと言う物質が出て来ます。
これがストレスホルモンの分泌を抑えると言います。
 だから歩くと頭がすっきりするのです。
ウォーキングは体と頭の持続力を高めてくれます。

 白鵬は言いました。
「次の目標は1001勝だ」と。
 私はそんな謙虚な事は言いません。
1000回達成した暁には欲深く「次は2000回」と言います。
何故なら「7010」に挑戦しているから。

 長野県は世界に誇る長寿県、平均寿命は男性が約80歳、女性は約87歳
もあります。
 しかし健康寿命を見れば男性が約71歳、女性が約74歳と、平均寿命とは
9年から13年も差が開いています。
これはひょっとしたら寝たきりになって介護を受けているかもしれない期間です。

 そこで70歳になったらもう10年、自分の足で歩ける健康を手に入れるぞ、
その願いを表したのが7010です。
「お迎えの来るその日まで、健康でいたい」
それを目指して、歩いて体を、ブログを書いて頭を、鍛えていくつもりです。
 「あるくあかるく」が2000回を迎えるのは2021年の8月頃、私
66歳の時です。
更に明るく歩き続けて3000回を迎えるのが2025年の5月頃、いよいよ
70歳です。
 そこに至って、さあ7010のはじまりです。
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日曜日は川柳の日

2016-11-20 06:25:30 | 日記

 衝撃の結末のアメリカ大統領選挙でした。
日本の経済も貿易も防衛も、今後大きな変化を求められそうです。 
 良くも悪くも現状を打破する期待があったTPPも根幹から見直しです。

  <T:太平洋を臨む諸国の P:Peopleの P:Party を目指した
   TPPでしたが、様相が激変です>
 
 そこで今週の川柳は、

  <TPP トランプが パーフェクトに パーにする>

 相変わらずのお粗末です。

 さて次週の予告編はこんな感じです。

 21日(月)健康長寿:持続力を考察します
 22日(火)野草の日:風になびくイネ科の草
 23日(水)身近な生き物:今週はモグラです
 24日(木)野鳥の日:ムクドリ対猛禽類
 25日(金)昭和のプロレス:電流爆破マッチを
 26日(土)小さな疑問:塩カルを勉強しましょう

 次週も欠かさずアップしていくつもりです。
是非お読みになって下さい。
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携帯電話の金を柿で取り出す話

2016-11-19 06:25:22 | 日記
渋抜きに挑戦

 急に冷えた日には「熱燗だね」と日本酒を頂き、小春日和で温もった日には
「冷えたビールが良いね」とビールもどきを冷蔵庫から出す、そんな呑兵衛
暮らしです。
幸いにも健康診断で異常値は出ていませんが、何時までも気兼ねなく酒に親しみ
たいものです。
 この秋は悪酔い防止に良いと言われる柿を沢山いただいたので、その恩恵に
肖りたいと思っています。

 毎週土曜日は日々の生活の中で生じたどーでも良い様な、極々小さな疑問を
取り上げています。
今週は「渋柿を美味しく食べる方法」です。

 頂いた柿は渋柿だったので、生まれて初めて渋抜きに挑戦しました。
半分は皮をむいて、ヘタにひもを掛けて物干しに吊るしました。
もう半分はヘタに焼酎を付けて、ビニールで密封し段ボール箱にしまいました。
 吊るし柿は2週間ほど経ちますが、黒く乾燥した状態になるにはもう暫く
時間が掛りそうです。
一方段ボール箱の方は、すっかり熟してブヨブヨになってしまいました。
長く置き過ぎた様です。
 見よう見まねでやってみましたが、基礎知識が無いからうまく行きません。

 クックパッドを見ると「へー」とか「そーなんだ」情報が次々出て来ました。
干し柿にするには、皮を全部剥かず先端を残す。
理由は中身がこぼれ落ちない様に皮でふたをする為。
剥いた柿は沸騰したお湯に3秒漬ける。
理由はカビを防止する為。
干し柿は定期的に優しく手で揉む。
理由は中身を均一に乾燥させておいしくさせる為。
 全く知らない事ばかりです。
焼酎柿の方にもそんな情報が満載でした。
曰く、ヘタの真ん中をペンチで取る、ヘタの色が緑から茶色に変わったら食べ頃、
使う焼酎は度数が高い方が良い、などなど。

意外な使い道

 抜くのは厄介ですがこの渋、タンニンと呼ばれるポリフェノールの仲間で
私たちの生活に随分と役に立っています。
昔から番傘に塗るなどの使い方がありましたが、近年研究が進み思いがけない
用途で用いられていると言います。
 悪酔い防止のサプリや血圧降下剤、抗ノロウィルス剤や化粧品、漁網に塗って
繊維を強化したり船底に塗って錆を防止したり、更には携帯電話の基盤にある
金を回収する際にも用いられるそうです。

 そんなに大活躍の柿を日本人はどれ程食べているでしょうか?
<都道府県別統計とランキング>によると、1世帯当たりの消費量が一番多い
果物はバナナ。
次いでミカン、リンゴ、ナシ、メロン、スイカ、イチゴ、と続き、漸く8番目
に柿が出て来ます。
 大雑把な換算ですがバナナは年に220本も食べるのに、柿は20個しか
食べていないのが現状です。
ビタミン豊富、抗酸化力や血液サラサラ効果も高い柿をもっとたべにゃイカンです。
何しろ学名には「kaki」の文字が入る程、古くから日本人に馴染みの深い
果物なのですから。

 昔の人は言いました、柿が赤くなると医者が青くなる、と。
私の場合は、「飲み過ぎて赤くなると、体調を崩して青くなる」が心配です。
だから柿の恩恵をおおいに期待しながら、干し柿を眺めつつ今宵も一杯です。
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番外編第7位、猪木ウィリー戦の悲哀

2016-11-18 06:25:58 | 日記
空前の人気、不穏な空気

 恐らく試合は行われないだろう、訳知り顔でそう解説する記者がいました。
全ての用事を投げ捨てて国技館に駆け付ける、そう宣言するファンがいました。
ファンも関係者もこの一戦の話題で持ちきり、勝敗の予測で不穏な空気さえ
立ち込める程に日本中が湧いていました。

 毎週金曜日は「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」と題して当時テレビ中継で
見た30の記憶に残る場面を取り上げています。
いよいよベスト10に入りますが、その前に諸事情で中継を見られ無かった番外編を。
今週は番外編第7位「猪木vsウィリー」です。

 アントニオ猪木と極真空手の巨人、熊殺しの異名を持つウィリー・ウィリアムス
の一戦は1980年2月27日蔵前国技館で行われました。
 ここに至るまで、梶原一騎氏原作の劇画でウィリーの人間離れした強さが喧伝
されていたので、プロレスファンにもその存在は知れ渡っていました。
更に大山総裁が「他流試合をすれば破門」と宣告した事で一般の関心も高まり、
通常のプロレスとは明らかに違う興奮が渦巻いていました。
 この日の国技館には1万1千人超満員のファンが集結、警察官40人、警備員
100人が動員され、当時としては珍しい金属探知機まで準備された大掛かりな
警備体制が組まれていました。
 それでも関係者が猟銃を持ち込んだとの噂も流れ、何が起こるか分からない物騒
な雰囲気が漂っていたのです。

過酷な結末、過酷な環境

 1ラウンド3分の15ラウンド、寝技は5秒以内、セコンドはそれぞれ4名まで
とルールが確認されて開始。
ウィリーの上段回し蹴り、正拳突きがさく裂、それをかい潜って寝技に持ち込む
猪木が関節技を狙う展開です。
 腕ひしぎの体勢に捕らわれたウィリーが長い脚で猪木の頭部を蹴ったシーンは、
プロレスでは決して見られ無い衝撃のシーンでした。
 2ラウンド一旦両者リングアウトで試合終了とされましたが、それではファンが
収まりません。
梶原の宣言で試合は続行され、4ラウンド今度は両者ドクターストップが告げられます。
 猪木はあばら骨を、ウィリーは肘を負傷する正に痛み分けの結末でした。

 如何にもテレビ中継を見た風に書きましたが、この試合が中継されていた時私は
通勤の途中、決戦直前の情報が満載された東京スポーツを読みながら電車に揺られて
いました。
 映像を見たのは10数年経ってからのDVD。
あの頃はビデオすら普及しておらず、ましてやDVDやインターネットは想像も
できません。
その瞬間のテレビ中継を見逃したら、活字と写真によってしか情報を知る術が無く、
動く映像は二度と見られ無い時代だったのです。
 昭和のファンは今では信じられない程の過酷な環境で、それでもプロレスを楽しんで
いたのでした。 
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メスは別物、ジョウビタキ

2016-11-17 06:25:20 | 日記
鋭い鳴き声

 誰かが自転車に空気を入れている音だろうと思っていました。
キッ、キッと鋭い音が規則的に聞こえてきます。
それにしても長い事やってるな、気になって窓を開けましたが、空気入れを使って
いる人など何処にも見当たりません。
 代わりにビラサンカの梢にとまっている小鳥が、体に不釣り合いな大きな声で
鳴いていました。

 毎週木曜日はウォーキングの途中で見かけた野鳥を取り上げています。
今週は、ツグミ科(ヒタキ科) ジョウビタキ属 ジョウビタキ です。

 全体の印象はひどく地味な、スズメより一回り小さな鳥です。
鋭い鳴き声が無ければ私の様な似非バードウォッチャーは、そこにいる事すら
気が付きません。
 頭は白に近い灰色、胸からお腹辺りは薄いオレンジ色、翼の両脇に白い斑点が
着いています。
 この斑点を目印に図鑑を繰りました。
モズにも同じような場所に白い斑点がありますが、身体の大きさも全体のシルエット
も違います。
 何ページか見て行くとありました、特徴が一致する鳥が。
ジョウビタキのメスでした。

 鮮やかなオレンジ色が生えるオスのジョウビタキに比べると、随分と奥ゆかしい
色をしています。
 繁殖期にはつがいになりますが、それ以外の時は共に強い縄張り意識を持って
単独行動をとる鳥だそうです。
侵入者に警告を与える様に、ピッ!とかキッ!とか鋭い声を発します。
 一般には可憐な響きと言われますが、私には少し空気の漏れるポンプで自転車の
タイヤを膨らませている音に聞こえます。

ところで何が変わった?

 「あるくあかるく」は昨年の2月17日から始めました。
その頃度々見かけたのが、住宅街を飛び回っているオレンジ色の鳥でした。
目立つ色を頼りに図鑑を繰って、ジョウビタキのオスだと知りました。
 木曜日のテーマは野鳥ですが、その第2回に登場したのがジョウビタキのオス。
メスがこれ程地味だとは、この時は知りもしませんでした。
 以来20カ月、このブログで取り上げた鳥はざっと数えて90種近くになりました。
一応「ウォーキングで見かけた野鳥」と定めてはいますが、週によってはその時に
話題になったライチョウなど入れたので、実際にこの目で見たのは70種も無い
でしょう。

 しかしそのほとんどがそれまでは名前すら知らなかった鳥ばかり、似非ウォッチャー
としては少し知識が増しました。
もしも「あの鳥は何?」と聞かれたら「ジョウビタキのメスだね」とどや顔で応えます。
 しかし一番の成果は周りを見ながらウォーキングを続けた事ですね。
草でも虫でも野鳥でも、関心を持って見ていると意外な事実を教えてくれます。
そしてそれが脳細胞を少なからず刺激して、歩く楽しみを増やしてくれます。
 だから毎日「あるくあかるく」を目指すのです。
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