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寝室にこんな虫がいたら怖すぎる

2016-11-12 06:43:35 | 日記
虫の縄張り

 長野市はもう初雪なのに、今頃になって虫に刺されて痒い痒い。
今週の火曜日、気が付いたら右手の肘の辺りが痒い。
シャツをめくると1円玉程の大きさで赤く膨れています。
何処で何に刺されたのか見当もつかないけれど、とにかく爪を立てて搔きむしり
たくなる程痒い痒い。

 毎週土曜日は生活の中で生じたどーでもいい様な、極々小さな疑問を取り上げて
います。
今週は「刺されて一番痒い虫は何だ?」です。

 温暖化の影響か、11月でも、あるいは1年を通じて虫に刺される被害が起き
ていると言います。
 虫に噛まれたり刺されたりして痒くなるのは、皮膚に注入された物質によって
アレルギー反応が起こる為。
一番身近な刺す虫と言えば蚊ですが、麻酔成分と血を固まらせない成分を同時に
注入して人に気付かれずに血を吸い取ります。
デング熱を媒介するヒトスジシマカは2、3年前から有名になりました。

 蚊に次いで被害が多いのは、ブヨやダニでしょう。
ブヨは刺すのでなく肌を噛んで切り裂いて、滲み出る血を舐めとります。
痒みや痛みは徐々に増していき、中心部が硬い芯になります。
 ダニは肉眼ではほとんど見えない大きさの物から1cm程の物まで世界に2万種
もいるとされています。
赤いブツブツが出て全体に赤く腫れあがります。
屋外作業中にマダニに刺されて死亡した例が日本でも発生しています。
 今は少なくなりましたが、ノミも刺す虫の代表格です。
ノミの痒みは蚊の比では無いと言われる程強烈だそうです。
 これらの虫には人間の身体での活動領域が決まっています。
蚊は露出した肌なら所かまわずに刺し、ダニは露出していない脇などの柔らかな
場所を好み、ノミは膝から下の足に集中して活動します。

巨大昆虫と肉弾戦

 考えてみれば「刺されて一番痒い虫」の回答は厄介です。
何しろこれらの虫全部に刺される経験は、現代の日本の通常の生活では先ずあり
得ません。
 そこで海外に出かけた人の感想をネットで調べると、経験上一番痒かったと
「南京虫」を上げる人が多い感じです。
この虫はトコジラミとも呼ばれますが、実際にはカメムシの仲間のれっきとした
昆虫です。
 5mm程の大きさで壁や床の隙間に潜り込み、人が近寄ると血を求めて這い
出て来ます。
血を吸いながら唾液を流し込み、寝ていられない程の激しい痒みを引き起こします。
漸く地獄の一晩を過ごした翌日には、もっと激しい痒みが待っています。
 成虫は殺虫剤で殺せますが卵には効果がありません。
それを駆逐しない限り、何度でも血を求めて甦る恐怖の生き物です。

 相手が余りに小さいから我々は不利なのです。
適当な大きさがあれば、誰でも寝る前に気が付いて駆除できます。
 あれ?
よく考えてみれば、そんなに大きな虫に反撃されたら痒いどころの騒ぎじゃあ
無いですね。
想像するのも恐ろしい程の肉弾戦が待っています。
刺す虫、小さくて良かった。

コメント
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