あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

だからキク科は嫌い

2016-11-15 06:25:45 | 日記
つまらない独り言

 お読み下さる方にはどうでも良い話ですが、今週は何の草を取り上げるか、
今になっても決まりません。
ウォーキングをしながら特徴のある山野草を探して、大抵の場合名前すら
知らない草なので、先ずはそこから調べて駄文に仕上げています。
 ところが急に秋が深まった今週、1時間以上歩いていても花開いている草は
見つからないし、姿形が人目を引くものも見当たりません。
弱った、決まらぬままに書き始めてしまいました。

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた山野草を取り上げています。
今週は、キク科 シオン属 ノコンギク です。

 この時期でも咲いている花が無い訳ではありません。
イヌタデも目につくしノゲシの仲間も咲いています。
しかしどれも既にこの欄で取り上げた草ばかり。
 新しいネタは何処かに無いかなと思いつつ探しているのですが、本当は既に
見つけているのです。
今が盛りと花を開いて、しかもこれまでにここで扱っていない草を。
 それを何故書かない?
理由は明快、キク科は判別が難し過ぎるからできるだけ近づきたく無いのです。

 仕方ない、決意を固めて図鑑を持って出発です。
目指すはあの花、と言っても特別な物ではありません。
ごくありふれた野菊の一種です。
 それでも舌状花が大抵黄色や白をしているキク科の中では、多少なりとも目立って
見える花です。
色彩が乏しいこの時期を敢えて選んで咲いたかと思わせる、薄紫色をしています。
 ヨメナやユウガギクも良く似た姿をしているので、植物オンチの私は図鑑を片手に
ジックリ見て名前を調べます。

ノコンギクに向かって独り言

 特徴を調べて漸くノコンギクだと同定しました。
花の色、鋸歯の形、良く似ていますが、決め手は葉の表面を覆う細かい毛です。
触るとザラザラするのがノコンギクの特徴だと知りました。
ヨメナはツルツルしているので、触れれば見分けが着くとも書かれていました。
 更に「冠毛が長いのがノコンギク、短いのがヨメナ」ともありましたが、この辺に
なると老眼の身には縁の無い話。
長いのか短いのかそれが見えません。

 結構冷たい風が吹き始めました。
揺れるノコンギクを見ながら独り言です。

                  枯葉舞う中、花開くモノ
        咲くには遅くないかい、この時期主役はキノコ
  尋ねられても意にも介さず、気ままに伸ばした薄紫の花ベン
                 敢えて今を選ぶのがふしギ
               冬を待っているのかノコンギク
コメント
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