週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#0045 -’19. 小林可夢偉の心情を思うにつけ@ルマン24時間 2019

2019年06月19日 13時40分58秒 | 
今年のルマン24時間の耐久レースもTOYOTA CAZOO RECING の8号車のセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組がラスト一時間になった時点で7号車のピットミス(ドライバーの責任に拠らないピットクルーの指示)で優勝を手にした。
レギュレーションの関係で総合優勝を争う相手は同一チームの二台のみである。
それでなくても、レーシングチームが同じとは言え号車の違う競争相手である事に変わりはない。
しかし、ステアリングを握る選手は誰よりも自分の手で、自分の実力で勝利を捥ぎ取りたいと願う。
せめて、チームが異なれば魔物が棲むルマンですから棚ぼた的に勝利が転がり込んで来ても嬉しいが、7号車のメカニカル・トラブルは8号車にも起こる危険性があり車体の開発、そしてエンジンの開発には共通認識に立って進められてきている。
レースですから運が左右することは致し方のない事ではあるが、今回の可夢偉のレース後のインタビューは見るに忍びなかった。
8号車トヨタTS050ハイブリッドと、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組7号車トヨタがテール・トゥ・ノーズで競い合い最後には一分以上の差を開く優勝だと思われた。
それが、手から水がこぼれるが如くに優勝がすり抜けていってしまった。

今回の予選でも小林可夢偉が最速タイムでPPを獲得して文句なしの優勝と誰もが思った筈である。
自分も右前輪のスローパンクチャーでも優勝だと思っていた。
でも、ラスト一時間を切ったところでの再度のピットインです。
可夢偉にとってはかくも現実とは厳しい罰を与えるのかとの心境だったと思わずにはいられない。
レース終了後のJSPORTS1のインタビュアーのと会見ではサングラスを掛けて応じていた。
心の葛藤を読み取られまいとする姿が映し出されていた。
来年には是非ともルマンで優勝してほしいものである。

好きなレーサーは小林可夢偉中嶋一貴、そして佐藤琢磨を応援しています。

フランスはルマンのサルト・サーキットが明けてきました。
各チームにとっては朝が迎えられたことを祝してくれるが如くの日の出ですが、未だ日は昇っていないようです。
24時間経過まで残すところ9時間と6分です。
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総合一位を疾走する7号車のON BOARD CAMERA の画像です。
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ピット風景ですが、今は耐火スーツとヘルメット着用は義務です。
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クラス(カテゴリー)の異なる遅いポルシェを追い抜く所です。
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前の画面の三秒後です。
左でブルーフラッグが表示されているのが分かります。
夜は四角いランプが点灯していました。
時代も変わりました。
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ラスト9時間の時点での総合順位です。
1位七号車、2位八号車です。
レースは終わってみないとホント分かりません。
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異なるクラスのピット風景です。
右上には一位の7号車の画像が小さく映っています。
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こちらの画像も我が家のCATV(JSPORTS1)の場面を携帯電話で撮影させて頂きました。

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