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非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#172 -’18. ケチな日本人(アメリカのチップ習慣【#212】西安での枕銭を思い)

2018年06月18日 15時28分40秒 | 海外旅行(アジア)
世界の常識日本の常識の乖離が大きチップに関する事です。
日本に来られた外国の方が感動する場面もある日本の常識。
反対に外国に訪れた時に落胆させる場合も多いチップに関する日本人の常識。
『郷に入れば郷に従い』との誰でも知っていることわざがあります。
でも、それを実行するのは大変難しいのです。
こんな事を想ったのは過去の地中海クルーズでトルコに行った時です。
三度目のエフェソス遺跡なので、その時は参加しないでクサダシの街をタクシーで観光しました。
エクスカーションから帰って来た方から日本人の観光客に向かってケチと言われたとの事です。
親日的なトルコで日本人に向けられたその言葉。
それも、日本語で「ケチ」と言ってきたのです
その場にいないので正確には分かりませんが、それでも自分はある意味分かる感じがします。
サービスに対する気持ちは感謝と共に金銭で計る欧米などチップ社会。
反対にチップの無い日本社会では気持ちを表しても金銭で報いることはありません。
観光客を相手として、買ってくれるか買ってくれないかは相手の気持ち如何と考える日本のお店。

国に依っては、通行する観光客に向かってその国の言語(日本語)で「安いよ安いよ。」などと積極的に声をかける場所もあります。
熱心に声がけすればする程、相手に通じない熱意に憎悪は増します。
エフェソス遺跡の事は詳しく聞きませんでしたが、過去の観光では二度程トルコ人のカメラマンが観光に同行して写真撮影してくれました。
勿論、買っても買わなくても自由ですが、相手も商売で撮影して買ってくれると見越してプリントしたものを出口で販売します。
私が見ても、日本の観光客は「ドライ」と言うか「ケチ」と言う感じは否めません。

今回の、中国でのシェラトンホテルでの三連泊でも、親しくなった方が枕銭は置かないと言っていました。
ケチと言うより信念をもって枕銭は置かない確信的な気持ちが伝わってきました。
現地中国人ガイドさんも気持ちですから枕銭は置いても置かなくても良いですよとのアドバイスはありました。
その上、初日は両替もしないない方が殆どですから致し方ない感じもします。

私はガイドさんに中国元に両替して頂き初日の枕銭を確保して、日本語で「ありがとう」と「感謝」との言葉を添えて高が10元ですが置いて二日目の観光に出かけて夜ホテルに戻ってきました。
ベットメーキングも済み綺麗に清掃されたお部屋のベット脇のサイドテーブルに感謝の手紙が添えられていました。
中国とは同じ漢字文化ですから完全には分からなくても言わんとする文脈は理解できました。
気持ちが伝わる事は嬉しい物です。



ネイティブの立場からみる、アメリカのチップ習慣【#212】
コメント (6)
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