週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#195 -’13. へネラリーフェ庭園

2013年05月17日 21時59分22秒 | 海外旅行(ヨーロッパ・スペイン)
へネラリーフェ庭園
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§ 賃貸派?、それとも所有派?

2013年05月17日 21時56分07秒 | たわごと(少し硬派に振って)
人生の流れの中で生活環境を変えていく人間。

成長と共に借用する貝の大きさを変えていくヤドカリ。

小さな小さな下等な生き物のヤドカリ。

地球上での生き物の頂点に立つ高等動物の人間。


住まいの家屋は賃貸か?自己所有か?との問いかけです。
我が家の結論から述べると、所有派から賃貸派に変わったと言うことです。
実践ではなく未だ考え方だけですが。

最近、自分が住む家の所有権にこだわる必要が無いように感じる。
人生の節目に合わせてマンション(こちらは賃貸ではなく購入です。)に転居するつもりでいた。
でも、我が家の飼い猫の事を思い引越しを引き伸ばしてきた。
その我が家の老猫も天に召されてしまったのに転居する気持ちが無くなってしまった。
人生の生活環境に合わせて、背中に背負う貝の大きさやその他の利便性を考慮した積りであったのに。
マンションの引渡しは昨年の12月1日に完了した。
引越し業者の見積もり日も12月から1月に変更して、最後には中止してしまった。
維持していく為固定経費が掛かるし、無人で締め切っていても建物は劣化していく。
結局、売ることも無く貸す事にして住友不動産に申し込みした。
自己使用する積りであったから、カーテンから照明等建築途中でのオプショナルのものも全て取り付けた。
居心地のよい物は全て完備した。
ピクチャーレールから付けられる物は全てお願いした。
出来上がった後の10年保証付きのコーティングなど全て行った。

でも、現実は少し違った方向へ。
普通は新居での生活を夢みるのに我が家では・・・・。
工事が進み、竣工が近付くにつれて期待も夢もしぼんでいった。
家内がマンションへの乗り気でなくなった事が大きかったかも知れないが、新築の我が家に越す夢が時と共に潰えていく。

保守的な人間。
歳を取れば取るほど保守的になり、生活環境の変化を嫌いだす。
転居するモチベーションを惹起する為には、大きな希望としての夢のエネルギーが必要であることを痛感した。
都心に出るのにも時間がかかるし、知らない生活空間に移動するのである。
その地への移動エネルギーを生み出す源は、新たな場での夢を脳裏の中に描けるビジョンに他ならない。
我が家では、その理想とする姿が描けなかったわけである。
その夢を描くことが出来なければ所詮、移動のエネルギーは維持できない。
所有と言う重い足かせを引きずっては行動が制約されてしまうことに気が付いた。

ヤドカリと同じように、自己所有の自縛から開放されれば世界は広がる。
好きなときに好きな地に居を構えて、自己の価値観を具現化できる。
数年後には賃貸で今の地を離れて次の地へ向かいたいと考えている。

因みに、購入したマンションは4月から賃貸として貸し出している。
その時、思ったことは。
自分の家と言う意識を捨て去ろうと。
借りてもらった方の家なんだと。
投資の一形態で、自己の使用する家とは思わないと心に決めた。
青色申告の手続きも完了したし。

終の棲家も賃貸物件で良いと思っている。





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