Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン12 トップ20→10

2013-03-24 00:00:23 | アメリカンアイドル
トップ20のパーフォーマンス、終了後は今回から視聴者の投票となり、
いっきにトップ10が決まる。

ゾネット、"What Love Got To Do"
普通の曲というか、ゾネット自身のドラマ性を感じさせない曲だと、
彼女のキャラクターが輝いてこない。

ブレアナ、ビヨンセの曲、彼女の雰囲気には合っている。
歌、アピアランス共に落ち着いていて、
遜色がないが、勝負を賭ける時の一曲としてはインパクトに欠ける。

オーブリー、ブレアナ同様にステージ映えする人だ。
ビブラードからファルセットへの流れが良かったと評価されるが、
盛り上がる部分がなかったように思った。

ジャネル、出だしは良いが、最後まで歌い切れないというか、
後半まで持ちこたえられずパワーが切れてしまったように感じた。
でもステージを明るくするブロンドのカントリーガール、
トップ10入りは固いと思わせる。

ティナ、今回の女性コンテスタントは綺麗な人が続く。
フェイス・ヒルの曲を出だしは静かに中盤からは徐々に盛り上げていき、
エンディングも見事だった。
キースの「カメラ目線に捉われすぎて歌がおろそかになっていた。」というコメント。
キースって意外に細かいところを見ているのだなと。
アーティストはタフで大胆でありながら、繊細な部分もなければやっていけない。

アンジー、自作の曲で一気に人気が出た。
それを越えるパーフォーマンスをしなければという重圧の中、
グランドピアノに向かい、前シーズンのトップ10、コルトン・ディクソンの曲を歌う。
自分のスタイルを持った人だ。この人もピアノに向かって歌い上げる姿が美しい。

アンバー、ホイットニー・ヒューストン"When You Believe"
ホイットニーを歌うと失敗する人が多い中、アンバーはゾクッとするほど巧かった。
最初から最後まで飽きさせない。
テクニックを駆使しているが、歌の心もしっかり表現している。

クリー、地味だけれど確かな実力をいつも感じさせる。
安心して聴いていることができる歌。

エイドリアナ、アラスカ出身の素朴な可愛らしさのある最年少のコンテスタント。
力強く歌い切ったがまだ未熟さが残る。

キャンディス、音楽の仕事などない田舎の町で生活していると言うが、
もうライヴができるほどの貫禄がある。
必ずキメてくれる人だ。

男性のトップバッターはイライジャ。
リアナの曲を音域の広さ、声量の豊かさを生かして歌う。
ニッキーのお気に入りだが、どうも私にはピンと来ない。

コルテス、ブルーノ・マースのアップテンポな曲が空回りしてしまった。
今回はトップ10入り、ツアーに行けるかどうかが掛かっているのに、
先ほどの女性のレヴェルと較べると男性はどうも弱い。
コルテス、外見も好感度もある人なのでもっと健闘して欲しかったが、
音を外しまくっていた。

チャーリー、ジェネシスの曲、私は個性的で面白いと思ったが、
会場の反応も微妙、審査員達からは叩かれる。
番組の方向性から離れて、自分の世界に入り過ぎてしまったようだ。

ニック、帽子がトレードマーク、二度目の挑戦でここまで来た。
グー・グー・ドールズ、グランドピアノを前に歌い上げる。
優しくソフトな声や物腰に応援したくなるものを持った人だが、
このメンバーの中に入ると個性がどうしても弱い。

バーネル、予選を通過してから運動を続けて18キロも減量したそうだ。
この人にはカリスマがある。
ステージをいつも自分の色に染めるが、これが観客の期待に応える形になっている。

ポール・ジョリー、ここに選ばれる段階において審査員の票が割れ、
番組のメンター、ジミーの決定でトップ20入りした。
人に好かれるアイドルの資質を持った人だと思うが、
歌の実力は他の人より少し弱いかもしれない。

ラザロ、"Freedom"、歌、ステージの姿共に自信と迫力がある。
歌い出すと曲に入り込み、観客との一体感を生む。

カーティス・フィンチJr、"I Believe I Can Fly"
ライヴに行っても優れた歌唱力を持っている人の歌を聴いていると、
楽器に近い印象を受けるが、カーティスもそんなシンガーだ。
テクニック満載だが、歌の心もしっかりと伝わってくる。

デヴィン"It's Impossible"
アコギのソロから始まり、オーケストラが続く。
前回同様に途中からスペイン語になる。
うっとりと聴き入ってしまう。
スペイン語が混じるのを前回の二番煎じと非難されるかと思いきや、
ここまで素晴らしいと誰も文句を言わない。
アメリカンアイドルの枠を超えてクラシックにも通じるオーセンシティティー、
普遍性を感じさせた。
この人の後半からの伸び、力強さは観客のエネルギーをどんどんと吸収し、
歌へと反映させていくようだ。
気持ち良さそうに歌っている姿はこちらも観ていて心地よい。

ヴィンセント、ボーイズ2メンの曲をそつなく歌うが、
これだけ凄いメンバーが揃っているとはたして彼に票は集まるだろうか。

結果発表。
舞台裏の部屋に男女別に10人づつ集まっている。
名前を呼ばれた人、トップ10に決まった人が一人づつステージへと上る。
男性はポール・ジョリー、バーネル、カーティス、デヴィン、ラザロ。
女性はジェネル、キャンディス、アンジー、アンバー、クリー。

次回にこの10人の他にツアーに参加できる二人も発表される。
トップ10がいよいよ決まった。
個性と実力があり、ジャンルも違うメンバー達。
どの人が優勝候補なのか今の時点では想像もつかない。