Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン12 ラスベガス 女性2

2013-03-16 14:31:45 | アメリカンアイドル
ラスベガス、トップ40の中から男性10人、女性10人へと絞られていく。
既に5人の女性は決まっている。残る女性5席を賭けての戦いが始まる。

メリンダ、ニューヨークで音楽を専攻する大学生。
家族はコソボからの移民だった。
シーズン10でも挑戦している。
1500人の観客の前でも臆することなくショウのオープニングを飾った。
しかしジェシー・Jの曲、無難に盛り上がりがないまま終わった感じがする。

キャンディス、23歳、サウスカロライナ出身。
去年ラスベガスで脱落し再挑戦。
その頃と較べると顔付も引き締まり、体もスリムになっている。
"Natural Woman"アレサ・フランクリンのヴァージョン。
"You make me feel like a natural woman"、この"You"とはまさにこの日の観客、
そしてテレビで観戦する聴衆だ。
観客とコネクトし完璧に一体となっている。

"Oh baby what you've done to me"
ゆったりしながらも、落ち着いて上り詰めていく。
"You're key to my peace of mind"
歌詞のごとく、何とも心地よさそうに
観客の視線や声援の中で歌えることを楽しんでいる。
この段階の候補者でここまでの域に達するとは。
ディーヴァにふさわしいプロの歌声を聴かせた。
後半の山場には鳥肌、涙も。
最後まで全く隙がない。
昨年の失敗から今年は優勝を目指して彼女が準備をしてきたことがわかる。
キースもスタンディングで"You're a natural singer!"と掛け声。

ジュリアナ、15歳の高校生。自分で曲も作る。
キャンディスの後で、さぞやり難いかと思ったが、
自然体でデミ・ロヴァートの曲を歌った。

ジェット、歌手を目指して大学を中退した。
ルーツはフィリピン。
リアーナの曲をグランドピアノの前で最初から最後まで歌い通した。
アレンジを効かせて自分らしく歌っているが、
キャンディスを観てしまった後だけにインパクトに欠けてしまう。

クリスタベル、29歳、夫も子供もいる。
一度家族の元に帰り、またヴェガスへと戻る飛行機の中で、
居並ぶ競合達とのコンペティションに戻ることに不安で押しつぶされそうになったそうだ。
その時に"No One"の歌詞、"Everything gonna be all right"が心を満たした。
再び頑張る勇気が湧いてきたそうだ。
声が掠れているように聞こえるが、これも持ち味と評価される。
しかし大きなステージに負けてしまった感が拭えない。

オーブリー、19歳、オレゴンの学生。
ビヨンセの曲をテンポを変えて歌うが、アピアランスや表現力に秀でている。
ミュージカルっぽい雰囲気も良い。

レイチェル、22歳、アーカンソー出身、テネシーの大学で作曲を学んでいる。
爽やかな笑顔で好感度がずっと高かった。
アップテンポな曲で盛り上がったが歌い上げる部分、声量が弱く、
不安定な印象を残す。

ブリアナ、ジャズミン・サリバンの過激な歌詞をドラマティックに歌い上げる。
ルイジアナ州出身でハリケーンで家が崩壊したが、そのことを通して自分は強くなったと。
華のある人だ。外見だけでなく実力もある。

ジャネル、23歳、フィットネスインストラクターをするテネシーのカントリーガール。
自分の持ち味を生かして彼女らしく歌ったと思ったが、
この分野が専門のキースは厳しかった。
「レディー・アンテベムが三人でハモる曲を1人で歌うのは無理があったのでは?」

ゾネット、大人に見えるがまだ20歳、介護スタッフ、お年寄りのリハビリを担当している。
2歳までいたアフリカ、リベリアへの賛歌としてライオンキングの曲を歌う。
アフリカンドラムに始まりコーラスが続く。
彼女のルーツを感じさせる歌。
広大なアフリカの草原や太陽が目の前に広がっていくようだ。
ゾネットの持つスケールの大きさに圧倒される。
凄まじい歓声。泣いている人もいる。
ゾネットは毎回違う面を見せる。
好きなようにやっている天然のようで、しっかりとエンターテイナーとしての計算もある。
欠点なんて気にしないでもいいんだと思わせるだけのおおらかさが魅力だ。

合格はゾネット、オーブリー、キャンディス、ブリアナ、ジェネル。
トップ20、女性の上位10人がこの日で決まった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。