Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン12 ラスべガス 男性1

2013-03-09 16:07:18 | アメリカンアイドル
ラスヴェガス予選、男性20名の内10名のパーフォーマンス。
この中から半分の5人に絞られる。
会場はシルク・ドゥ・ソレイユの劇場。
1500名の観客の前でのパーフォーマンスになる。
それぞれが自分の好きな曲で勝負。
緊張するというだけでなく、会場の大きさに負け自分の声が正しく聴こえない、
という問題も出てくる。

ポール・ジョリー
人口数100人の小さな町で販売員をしている。
地方予選の合格の映像、おばあちゃんを始め家族と抱き合って泣くシーンが出てくる。
ハリウッドで不安を隠せず「一瞬でも良いから笑顔を見せなさい。」
とニッキーに一喝された印象が強く、最初のオーディションのこの場面と今の彼が、
一致していなかった。
「歌から自分が受けてきた恩恵を世の中に返していきたい。」
キース・アーバンの曲を歌う。
キース「歌ってくれてありがとう。でももっと自信を持って。
大袈裟な表現は必要ないほどの実力があるんだから。」
ランディー「カントリーだけでなく、オールラウンドな歌手を目指せ。」
ちょっとキースに失礼とも取れる発言。

ジョニー・キーザー
去年もトップ20を目前に落ちたフロリダのミュージシャン。
最初の優しく歌い上げるところは不安定な感じがしたが、中盤から盛り上がりに繋がる。
少しインパクトに欠けた印象をぬぐえないが、それにしても好青年だ。

JDA
化粧品販売をする彼。女装しているが男性。そして髭が濃い。
ショウアップされたステージパーフォーマンス。
歌のコンペティションに相応しくないようにも取れる。
しかしその奮闘振りは評価したい。舞台を自分の色に染めた。

ケヴィン
アラバマ出身のアフリカ系アメリカ人、曲はブライアン・マクナイト。
高音がきつそうに聞こえる。全体的に安定しているが音域の伸びが感じられず、
心に響いてくるものがなかった。

クリス・ワトソン
ニューヨーク出身。いつも頭にスカーフを巻いてアクセントにしている。
オーティス・レディングの曲、声が会場にクリアに響いてこない。
歌の音域が合わなかったのか、動きに捉われすぎたのか。

デヴィン
シカゴの高校生。父親がいないために母と二人で苦労をしてきた。
"Listen"とこの人が歌う時に説得力がある。
最後はスペイン語で歌うが、まだ10代なのに内面にある落ち着き、
込み上げてくる自信が感じられる。
静かに始まり、最初は不安定だったが後半の歌い上げる部分には、
それを補って余りある強い魅力で圧倒した。

イライジャ
中国とメキシコの血が入ったティーンエイジャー。
外見、ヘアスタイルなどに多少違和感があるが、歌はブレがなく、
会場の広さに負けずに歌い切った。

チャーリー
黒のシャツにパンツ。光物のベルト。
地方予選に出てきた時からの映像を観ると髪がずいぶん伸びてきた。
エルトン・ジョン「ロケット・マン」
優しく歌い上げるところの静かな声も安定している。
難しい曲を確かな音程でアレンジもしっかり効かせた。
しかしマイクを持つ手が小刻みに震えているのを見つけてしまった。
17歳の少年が凄まじい緊張の中に精一杯のパーフォーマンスをしている。

ジミー・スミス
ソーシャル・ワーカーをしながら、仕事の後にライヴをしている。
キースのファンでカントリーシンガーを目指している。
キースの曲でラドニー・フォスターのカヴァー曲"Raining on Sunday"を歌う。
そつなくこなしたが、盛り上がるところ、ぐっと惹きつける部分が作れなかった。

カーティス・フィンチJr
ルーサー・ヴァンドレスのヴァージョンで"Super Star"
ゴスペルで鍛え上げた喉、この時代のR&Bの雰囲気をしっかりとつかんでいる。
後半からのファルセットには鳥肌もの。
アレンジを多用しながらも原曲の美しさも大切にした。

その場で審査が始まる。

最初の合格はカーティス。誰もが納得する結果。
ジミーは不合格、審査員全員とハグして去っていく。
次の不合格はケヴィン、まずはカーティスとハグ、マライア、ランディーとタッチ、
ニッキーとはハグするがキースとはなぜか目も合わさずに退場。

イライジャが合格になる。
最初はなぜ彼が受かったのか理解できなかったが、
もう一度、全員の映像を観返してみて、彼が5人の中に入ったことが納得できる。

JDAは不合格。パーフォーマンスが過激でエンターテイメント性はあっても、
番組の求めるものとは違い過ぎた。

ポールは審査員の票が分かれて、番組のメンター、ジミーに判定が託される。
結果は合格。感激の余りしばらく呆然とした様子のポール。

残る4人の緊張する様子が画面から伝わってくる。
クリスの不合格が告げられた後、愛されるキャラ、チャーリーの合格が決まる。
ジョニー、残念ながら今年も不合格になってしまったがこの経験をきっと生かすことだろう。
最後の合格はデヴィン、これからの大きな成長を予感させる人だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。