Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン12 ハリウッドウィーク 女性

2013-03-03 09:03:38 | アメリカンアイドル
ここのところ、審査員キース・アーバンの姿をアカデミー賞、
グラミー賞、ゴールデングローヴ賞の映像で見かけた。
妻ニコール・キットマンと一緒に公式の場所に出る時と違い、
「アメリカンアイドル」でのキース、かなり表情豊かに気持ちを表している。
この番組に出ることでぐっと親近感を持った人も多いのでは。
私も彼の歌をじっくり聴いてみたいと思っている。
いや、コンサートに行きたいとさえ。

さてハリウッドウィーク、女性たちの番が回ってきた。
今回は女性の方がこの時点で候補者が多い。
それを20名に絞るわけだから男性よりも激戦になる。

マライア、19歳、シカゴ予選で拒食症から立ち直った候補者として注目された。
ここまで来たことで表情が自信に満ちている。
残念ながら通過はできず、落選して涙を流しているが、
心の芯に明るさが燈った。
この番組に挑戦することで前とは違う自分と出会ったのだろう。

ニューヨークのアンジェラ、18歳。
「次のアイドルは私よ。」という言葉に一瞬会場がシラッとする場面もあったが、
実力のある歌を聴かせた。

二人のカントリーガール、アーカンソーのレイチェル21歳とシャーロットのジャネル23歳。
キースがやたらテンションが高い。
自分の分野、カントリーを楽しんでいるのがわかる。
そして二人ともキースを喜ばせるだけの技術があるわけで合格。
お互いのライバル意識が良い意味で作用している。

キャンディス、シャーロット予選でランディーに「今までで最高のパーフォーマンス。」
と言わせた。しかしそれに甘んじることのない謙虚で努力を怠らない姿勢に好感が持てる。
余裕で通過。

ニューヨーク予選で選出されたバークリイ音楽院のイザベル22歳も合格。
予選の時から個性が強く注目を浴びていたケズバン、27歳。
実は女の子だったことにびっくり。
そして個室ではなく、ツインでルームメートがいたことも。
ルーミーはゾネットか?
他の候補者達に声援を送り過ぎたため声が枯れてしまったが、通過。

ロングビーチのブリアナ、16歳。
いじめに遭ってきたところから歌に救いを求めてきた。
残念ながら会場の大きさに負けてしまったようだが通過。

72名がグループ審査へと進む。

ジャネル、ブリアナ、アンジェラ、ケズバンのグループ、
早速選曲で難航している。
ケズバンは周りと全く協調できない。
ボーカルコーチの前でも取り繕わず、「食事をしないと。」
と言って練習から離れてしまう。

イザベル、エリン、ローレン、ゾネット。
カントリーの曲に多数決で決まるが、アフリカ系で個性派のゾネットは、
歌詞に感情移入ができず、歌わずに泣いている。
ゾネットはレディシの癖のある部分を更に強調して爆発させたようだ。

グループ審査が始まるが、ランディーはレコーディングのために席を外し、
キース、ニッキー、マライアの三人が判定する。

メリンダ、カマリア、デニース、キャンディスは、
昨夜は早めに仕上げて練習を切り上げた。
それぞれの歌、ハーモニー、振り付けも言うことなし。
全員が合格。

ブランディ、モーガン、ローレン・ミンク(昨年も挑戦している。
ミンクという名前が珍しくて覚えていた)
全員、ウェスタンブーツで決めてカントリーを歌う。
全員が合格。

サヴァンナ、リズ、デイジャ。
全員、こちらは豹柄のものを身に着けて登場。
何か空回りしている。一生懸命だけどセクシーな感じというよりも、
あか抜けないステージになってしまう。
リーダー格のサヴァンナが落ち、歌詞を忘れたデイジャのみ合格。
サヴァンナは不満を隠せない。
しかしデイジャには光るものがあったのかもしれない。

クリス、ジャネル、オニエ、クリスタベル。
教会のコーラスの指導をしているクリスタベルには予選の時から好感が持てた。
全員で午前4時に練習を終了することに決めたのに、
納得できないジャネル。「他のグループはまだ練習している。」
ジャネルはすっかりへそを曲げてしまい翌朝もグループのメンバーを無視する。
全員のパーフォーマンスもまとまらず、「皆に溶け込めなかった。」と泣くジャネル。
ニッキーは「周りから浮いてしまう自分を知っている、そういうあなたが好きよ。」
なんとまさかの全員合格。

キースはランディーがいないのでニッキーとマライアの間に入って、
すっかり振り回されている。
ランディーが戻ってきて"Welcome back!"とすごく嬉しそうなキース。

ゾネット、注目度が高い。
ボーカルコーチから「明日合格することが目標。他のことは今忘れろ。」
と励まされて笑顔に。
ゾネットのチーム、ハーモニーもそれぞれの歌も振り付けも見事に調和した。
それなのにローレンのみ不合格。
個性が足りなかったのか。

コートニー、シーラ、リズ、アリーシャ。
3時を過ぎても曲をマスターできない。リズはメンバー達と仲良くできずにはぐれる。
リズのみの合格にシーラは不満を審査員へと訴える。
涙の中にも諦めるシーラ。

歌詞を忘れることを恐れるあまり、手や腕に書きだす候補者達。
手の甲や掌を露骨に見ながら感情もなく読み上げるように歌う人も。

ブランディ、ブリトニー、クリー、ヘイリー。
午前2時半になった時点で部屋に戻ってしまうヘイリー。
リーダー格のブリトニーが涙を流しメンバー達が慰める。
3人の怒りは収まらない。

ところでシーズン5のトップ3になったエリオット・ヤミン、
彼も実はメンバーを残して先に寝に帰ってしまった。
エリオットは持病もあり、ビルボード東京のライヴの時も、
一曲ごとにお水を飲み、汗を拭きながら歌っていた。

歌を覚えることができずに歌詞を腕に書き、振りも周りを見ながらのヘイリー。
ニッキー「事情があって先に部屋に帰ったとしても、音源を聴くとか、
横になりながらでも歌詞を覚えるとかできたはず。」

ところが合格はヘイリー、クリー、ブリトニー。
ブランディが気の毒だ。
「また来るわ!」と笑顔で去っていく姿を番組も暖かく祝福する。

ケズバンのグループ、先に寝たケズバン、朝も起きてこない。
充分な合わせが他のメンバーとできなかったはずが、
なぜかその不調和の中に調和が起きる。
全員が合格。

47名がソロ審査へと進んだ。

ソロ審査、課題曲から選ぶのも自作の曲での参加もあり。
アンジェラ・ミラー「重荷から解放されたいという気持ちを込めて。」
と自作の曲。最初はその言葉に苦笑気味だった審査員達。
"You Set Me Free"、心の中からの叫び、アンジェラの内面の想いが込められている。
"Wow!"とキース「車の中で繰り返し聴きたいね。この曲が欲しいと思った人もいるはずだ。」
「このステージで今までのあなたへの評価はすっかり変わった。」とニッキー。

ゾネットも審査員たちを称える自作の曲。
バンドにやり方を変えるようにと途中で中断したり、
スティックを落としてしまったりもするが、
すべてが一連のショウの流れの中で行われていく。

一方、ケズバン、得意のはずの自作の曲で勝負したが、
歌の盛り上がりが欠けるままに終わってしまった。

別れの曲、悲しい曲が続き、審査員達、見守る候補者達の雰囲気も停滞した中、
メリンダのアップテンポの曲で場内は一気に明るくなった。

これまで強烈な印象を残せなかったクリー。
亡くなった母のことを歌った"Stars"で一気にトップ20に食い込んだ。
「鳥肌が立ったよ。」とキース。

女性の合格者が壇上に上げられる。
この中から数人を削らなければならない。
ずっとハッピーガールとして予選から人気のあったレイチェル、
予選では有望だったのにここのところ調子の出てないステファニーが一騎打ちになる。
去っていくことに決まったのはステファニーだった。

男性も28名から8名が落とされる。
ハリウッドのソロが不調だったアダム、応援したいものを持った人だったが、
ここで試す機会を貰ったのにもかかわらず力を出し切れずに脱落。
曲が"Taking Chances"とは皮肉だ。

一方、ジョシュ「ジョージア」を最後の章から歌い、
喝采を浴びた。熱演の余りズボンが破れてしまう。

昨年に続く挑戦のデーヴィット「もう自分に才能がないのかと思っている。」
反対に「ここまで来たことが奇跡だからこれからの人生も楽しみだ。」
と言い残す人もいる。

次は男女20名ずつのラスヴェガスでの審査。


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