Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Sail Away by Eric Benet

2009-04-14 10:48:58 | エリック・ベネイ未発売の曲
昨年の4月、Eric Benetの4thアルバム"Love&Life"
中々決まらなかった発売日が9月初旬にと決まった。
それまでの間、ファンの間では2002年にお蔵入りしてしまったアルバム
"Beter&Beter"、その時の暗雲がよぎる。
"Love&Life"は、無事発売され、
エリック・ベネイは、グラミーR&Bメールボーカリスト、
そしてR&Bベストアルバム、
二部門にノミネートとされるという快挙を得た。

昨年4月にアルバムの発売日が定まるとともに、
エリック・ベネイ、myspaceに自身のプロフィールページ以外の
ミュージックページを作成した。

そして、トップにこの"Sail Away"、
そしてその他、"Better&Better"に含まれていた曲の内、
3rdアルバム"Hurricane"、4thアルバム"Love&Life"にも収録されなかった
数曲がアップされた。

この"Sail Away"を始め、その他の曲もとても人気が出て、
Newアルバム、"Love&Life"に収録されていると期待されてしまった。
そのためエリックはこれらの曲をミュージックページから外している。

アーティストで自身も歌うJadaが、"Sail Away"の感動を、
作品にしたのがこの映像。
曲の雰囲気に合った画像ととエリック・ベネイの過去の写真とで綴られている。

"Sail Away"は、本来、Eric Benetの3rdアルバム"Hurricane"
6曲目に収められる予定だった。
日本でも受けそうなこの曲。
なぜ外されたのか理由はわからない。

昨日のブログに載せたTavis Smileyとエリックのインタビューの中に、
新曲を発売する前にリサーチを行うという話があった。
"Hurricane"のアルバムの中には、静かな語り口の曲が何曲かある。
アルバムの中の同系のトーンの曲を減らすために、
この曲は削除されたのだろうか。

最初、"Hurricane"日本版ではボーナストラックが1曲、付く予定になっていた。
残念ながらその話は流れてしまったが、
それが、この"Sail Away"だった可能性は多いにある。

"Hurricane"は、本来のエリックベネイの持ち味と違うと言われ、
アメリカのファンから余り支持を受けなかった。
日本でも同様の感想を持ったファンはいるようだ。
しかしながら、アジアの国、日本、そして特に韓国で、
"Hurricane"は、愛されている。

Eric Benet"Hurricane"のアルバムが好きな方は、
きっとこの"Sail Away"も気に入るはずだ。


Eric Benet on Tavis Smiley Show

2009-04-13 12:41:11 | エリック・ベネイ関連インタビュー
4/11、Eric Benetは、LAのラジオ局のTavis Smiley Showに出演した。

「最も現代的なR&Bシンガー、歌や曲、音楽が素晴らしいばかりか、
いつもハンサムでシャープなエリック・ベネイを紹介しよう。」
とTavis。
「いつか、ある島で過ごすために4~5時間、
一緒の飛行機に乗り合わせた事があったね。
あの時は、今回の"Love&Life"よりずっと前で、
エリックは、前作の"Hurricane"の事とか音楽について、
いろいろと話してくれて、すごく楽しかったよ。」

エリックベネイ「ありがとう。いつも僕を応援してくれて。
あの時のアドバイスはほんとうに役に立ったよ。
エンターテイメントビジネス、音楽業界人として、そして
ジャーナリストの立場からの意見を言ってくれて、感謝している。」

Tavis「アルバムを出す時に、事前にどの曲を入れるべきか、
その曲についてリサーチするの?」

Eric「しているね。最初のシングル、"True To Myself"を出した時、
自分では『レコードを出したぞ!』ってつもりだったのに、
誰もその曲を知らないというギャップを感じた。
あれ以来、曲を作ると同様にマーケティングも大切だと知った。」

Tavis「エリック・ベネイの何がすごいかって言うと、
いつも自分に正直で、オープンでいられる事だ。
そして、神聖な雰囲気と、とても人間的なところ、
両極を持っていること。
どうすれば、そんな風にしていられるのかな?」

Eric「12~13年前、ミルウォーキーで音楽制作をしていた時、
数年重ねた結果、僕はあることに気付いた。
人を感動させられるのは、経験から出た真実のみ。
それが、どんなことであっても。
自分の痛み、間違い、経験、幸福感、達成感、喪失感、
そしてそれを通して学んだ事、それが僕の作品になる。
その時から、僕は、そういう本物を表現して行こうと思った。」

Tavis「新しいエリックのアルバムを聴いていて、感じた事なんだけれど、
今、身の回りにいる女性に対してはどういう気持ちを持っている?
もちろん、お嬢さんも含めて。」

Eric「付き合っている女性のことも、家族、身の回りの人達も大切だけれど、
今、僕の中で一番プライオリティの高いのは娘のこと。」

Tavis「"Love&Life"について、話してくれる?」
Eric「今の自分を反映しているアルバム。
聴いていてとても気分が良いと言われるけれど、
実際、そういうCD。
メロディーと歌詞、ともに今、自分がいるところを歌っている。
幸福感、そして成熟した状態。」

Tavis「例を上げて、話して貰おうか?」

Eric「例えば、"Love Patience & Time"
自分の心の中に内なる力がある、それを信じて顔を上げて行こう、
自分自身をチューンアップしようと歌っている。

"Chocolate Legs"では、
今は、大変な時代で、毎日が戦いだけれど、
癒してくれる人がいて、また明日へと向かっていけると。」
Tavis「この曲にチョコレートのすべてが描かれているね。
エリックは哲学者だ(爆)。」
(チョコレートとは、アフリカ系の人をさす事もあり。)

Eric「"Ever Love"
2ndアルバム、"A Day In The Life"の中の"Spend My Life With You"が、
若くて初めて恋をした、出会ったばかりの恋人達の歌なら、
"Ever Love"は、その続編、もっと成熟した恋愛、
いろいろな経験やミスもして、お互いの悪い所も知った上で、
それでも、相手を受け入れられるか、そういう歌。
デュエットしたテリー・デクスターも素晴らしいよ。」

Tavis「"Spend My Life"は、今でも人気のあるいい曲だ。
ラジオでは、毎晩リクエストがあるよ。
この曲を聴いてきた人がそのまま、"Ever Love"へと、
たどり着き、愛し合い続けていられるといいね。

ところで、エリック、
例えば車を運転していてラジオで自分の曲が掛かったらどうする?
思わず車を停めて、ニンマリしながら聴くとか?」

Eric「いい質問だ。
僕は、自分に選択肢がある時は、絶対に自分の曲をふだん、
家でも車でも聴かない事にしている。
自分のCDを掛けて聴く事はまずないね。」

Tavis「ほんとに? じゃあ、エリックベネイのiPodには、
自分の曲は入っていないんだね?」

Eric「うん。でもリミックスヴァージョンは、入っているよ。
そして、もちろんラジオで自分の曲がかかった時は、
『あっ、掛かっている。いいね・・』なんて
プロモーション的に考えながら、聴いている(爆)」

確かにプライベートで自分の曲を聴いたら、
仕事モードになって、歌い方やアレンジが気になってくるだろう。

良いインタビューだった。
TavisとのEricの今まで築いてきた信頼関係もあるとは思うが、
エリックが答えやすい雰囲気を作り、エリックの持ち味を引き出している。

日本でテレビを観る人はいても、ラジオを毎日聴いている人、
どれだけいるだろうか。
アメリカでは車の移動が多いので、習慣の違いだろうか?
ラジオチャンネルが好みによって多様化しているせいか、
家でも良く聴かれているようだ。
ラジオを通して曲がヒットする、その存在は大きい。

http://www.tavissmileyradio.com/guests09/041009/EricBenet.html

Eric in the sky with David

2009-04-12 09:17:42 | エリックベネイの日々&KyteVideo
kyte phone video、いきなり小型飛行機上のエリック・ベネイが登場。
コックピットを覗いていて、パイロットが二人いる。
http://www.kyte.tv/ch/113570-eric-benet/401899-mobile-show-149
良く聞き取れないが、エリック、
「彼はフライトの経験が30時間しかないんだよ。
でも、ちゃんと操縦しているみたいだ。」

「ライセンスを取るのにはどれくらいの時間が必要なのかな?
デビッド?」
「うん? 何?」
映し出されたのは、デビッド・フォスター。
デビッドは何か読んでいたところだったが、
エリックに声を掛けられて、メガネを外し、顔を上げる。
「小型の自家用機のライセンスを取るのには、60時間掛かるね。」

コックピットの男性に、
「フライトは楽しい?」
「うん、最高だね。 景色はいいし。」

エリックベネイ、
「昨日、飲んだバーは何ていう所だった?」
「キャンディーキャップ。」
「この二人、二日酔いじゃないといいんだけれど。
夜の12時からロングアイランドアイスティーをいったい何杯飲んだっけ?」

エリックはその後、機内に置かれたスナックの入ったバスケットをチェック。
チョコレートやナッツ、ガムが用意されている。

状況が良くわからないが、マイアミのミュージックコンフェレンスで、
David Fosterと会ったEric Benet、前の晩は一緒に飲んで、
この日は、早朝から、内輪の一人が小型機の飛行訓練を受けるのに、
同乗したのか、あるいはデビッドの自家用機なのか。

エリックベネイ、高所恐怖症があると言っていたけれど、
だいじょうぶだったのかな?
心なしか表情が引きつっていたようにも見える。
デビッドフォスターに「明日の朝、僕のプライベートジェットに乗ろう!」
なんて誘われたら、断れないでしょう。

デビッド・フォスターとエリック・ベネイが前夜から、
Miami, Floridaで、行動を共にしている。
新しい音楽制作の話を二人はしたのだろうか。

作曲と製作、マーケティング&セールスのプロ、
そしてエリック・ベネイにとってかつてはアイドル、
今は尊敬してやまないデビッド・フォスター、
二人が一緒にいる姿を見られるのは嬉しい。

画像は全く関係のないモハメド・アリとエリックベネイが、
一般の航空会社の機上で偶然、出会って撮った写真。
エリック、「アリに窓際の席をよこせって交渉したんだ。」
(ジョークです)

エリック・ベネイonBlogTalkRadio

2009-04-11 09:51:26 | エリック・ベネイ関連インタビュー
4/9に引き続き、4/10も日本時間の11:00am~Blog Talk Radioで、
Eric Benetの電話回線インタビューをオンラインで聴く事ができた。

いやはや酷いインタビューだった。
今までも質の悪いエンターテイメントショウで、
エリック・ベネイが不当に扱われたと感じた事があった。
プライベートな事や失礼としか思えない事を聞かれる。

一応、この番組は音楽インタビューとされていて、
そういう質問はなかったが、
インタビューアー、Blog Talk Radioのホストが、
アフリカ系アメリカ人であるにも係わらず、
全くエリックの事も、彼の音楽についても知らず、
事前に下調べもしていない。

エリックを電話口に呼び出しておきながら話させず、
自分の音楽活動や他のアーティストにインタビューした事などについて良く喋る。
Maxwellのファンらしく、彼のファルセットがいかに素晴らしいかを話し、
エリックとマックスウェルのファルセットを較べる。

「"The Hunger"のデュエットは・・・」などと言い出したので、
エリックも「『ハンガー』はデュエット曲ではないよ。
"Love&Life"のデュエットの一つは、"iminluvwichoo",
プロデューサーのウォルター・Aに紹介された
ハンガリーの才能あるボーカリスト、リンダ・キラリーが、
この曲にぴったりだと思い、組んだ。
彼女はこの曲を一味違う仕上がりにしてくれたよ。」

今までデュエットしてきたテリー・デクスター、
タミア、フェイス・エバンスなどの事などを話す。

楽器は弾くのかという質問には、
「作曲にピアノやギターを使うけれど、ライブの時は、
もっと上手な人に弾いてもらっているよ。」

"You're The Only One"は、4週連続トップ1、4ヶ月トップ10、
その後もトップ20に、とエリックが話しているのに、
「4週連続トップ20に入った"You're The Only One"は・・」

しかしながら、その間、その番組のチャットルームに
多くのエリックファンが書き込みをした。
そして、質問して欲しい事を書き連ねたらしい。
また、聴視者の電話参加がOKだったので、
絶えかねたエリックベネイのファン達が電話参加した。

電話を掛けたファンから、
「ハッピーバースデイ、簡単で短いのでいいから、ぜひ歌って欲しい。」と依頼があり、
エリックの歌う技巧とファルセットを効かせたバースデイソングが聴けた。

また、「リミックスヴァージョンの製作は?」とのファンからの質問に、
「先月末に行ったマイアミのミュージックコンフェレンスで、
出合ったダンスミュージック専門のアーティストと、
"Love&Life"の内、6曲のリミックスを製作する事になった。」

「今、何を聴いているの?」という質問には、
「クラシックなR&Bソング、スティーリー・ダン、ビートルズ、
スティービー・ワンダー、EW&F、デューク・エリントンのジャズソング。」
等を答えてくれた。

前日のインタビューとはエリックの声の色が全く違う。
何とか話をまとめて盛り上げたいと努力していたが、
1時間我慢して座っているのがさぞかし苦痛だったかと思う。
番組枠が2時間取ってあったが、1時間10分ほどで、
エリックは「この辺で失礼したい。残念だけど。話せて楽しかった。」

その後のKyteVideoのチャットの書き込みでも
インタビューアーの批判で、皆、熱くなっていた。
アーティストの仕事にはいろいろな面があるかと思うが、
いい加減なインタビューアーの質問に答えるというのも、
たいへんだ。

エリック、お疲れ様でした!
西海岸では午後6時から7時過ぎ、このインタビューが終わった後、
エリック・ベネイ、カベルネ・ソーヴィニオンのボトルを開けるか、
行きつけのフィットネスジムに駆け込んだのでは!?

エリック、海外ツアーから帰国

2009-04-10 20:37:46 | エリックベネイの日々&KyteVideo
エリック・ベネイ、ヨーロッパツアーを終え、
3/9の早朝、フランスから帰国するためにコンティネンタル航空に乗り込む。
Kyte videoに映像が載せられた。
http://www.kyte.tv/ch/113570-eric-benet/399931-mobile-show-147

旅の終わり、そして、その旅がハードスケジュールであっても、
充実していた時間だったなら、帰りの飛行機が離陸する前に、
何ともいえぬセンティメンタルな気持ちで締めくくられる。
旅から自分の人生、今の生活、周囲の人、いろいろな思いが浮かんでくる。

「みんな、元気? 
これから家に帰るんだ。
楽しくて素晴らしい旅だった。

自分の仕事が大好きだよ。
こんな旅が出来て。良い人達との出会いがあって。
なんという仕事だろう、僕がしているのは。

昔、UPSで働いていた。
その時よりずっと恵まれている。
そして生命保険のセールスもやった。
それと較べると今は、ずっと良い仕事をしている。
セールスの腕も悪くなかったんだけれどね。」

離陸のアナウンスが入り、エリックベネイ、
「みんな、またね。」

以前からメンバーの座席はどう決めるのかと思っていた。
他のメンバーはエコノミー、そしてエリックとデモンテはビジネスか1st?
バンドのクルーと並んでビジネスに座っている姿を見て納得。

日本そしてヨーロッパツアーがEric Benetにとって
満足のできる物だった事が、この映像から伝わってきた。
しばらくはスタジオで新しい曲作りに励んでほしい。
そして、また日本も訪れて下さい!

エリック・ベネイファンのオンラインチャット

2009-04-09 13:14:27 | エリック・ベネイ関連インタビュー
アメリカ東部標準時4/8、9:30pm~、日本時間の4/9、10:30am~より、
Eric Benetにアメリカのファンクラブの代表Troylynnが、
オンラインでインタビューを行った。

2年程前までは抽選で選ばれた10人余りのファンとのチャットだったが、
いっぺんにみんながエリックに質問をして収拾がつかなくなるので、
最近はインターネットでファン達がオンタイムで聞ける状態にした上で、
寄せられた質問、そしてアメリカで選ばれた数名のファンからの電話、
オーディオファイルで送られたメッセージなどで構成される。

前回はTroylynnとエリックの電話が通じず、
エリックの"Hello, hello,,,,"がずっと続いたり、
約束してあったはずのファンからの電話が、なかなか来なかったり。
今回は慣れてきたせいか、手際良く進み、余った時間で、
"Chocolate Legs"も歌ってくれた。

日本、ヨーロッパツアーを終えて、
『チョコレッグ』のビデオも公開されたけれど。
「素晴らしい旅だったよ。
アーティストにとって至福の時間だ。
スタジオにこもって曲を作っているのは孤独で、
世界から切り離されてしまう。
英語を話さない国の人も自分の曲を愛してくれて、
一緒に歌ってくれる。
これはもう溜まらないね。
『チョコレートレッグ』は1ヶ月位前にワーナーと話して、
テレビでもビデオをプロモーションとして流す予定になっている。」

新しいアルバムの予定は?
「来年、新しいCDを出す。そしてシングルもね。
もう半分は録音できているよ。セクシーなアルバムになるよ。」

歌ってくれる?
「OK,じゃぁ、ちょっとだけ。」
(新しいアルバムからの曲を披露)

最近はまっている事は?
「フェイスブック。」

その後、ファンからの電話質問に答え、
オーガニックな質の良い曲を作りたい事、
今、娘のインディアの事が優先順位のトップにあり、
彼女は大学進学の時期なので、
NYのMIU、カリフォルニアのUSCなどを検討している、
そして子供が巣立つ時期を迎えようとしている親としての
嬉しさ、寂しさなどを語る。

ブラジルのぺタルズからのオーディオファイル。
他のジャンルのアーティストと共演する気は?
「カントリー、ロック、自分と違うスタイルでも、質の高い物なら、
どんなジャンルでも共演するよ。
お金とか名声の問題じゃなくてね。
だって僕は昔は週50ドルで歌っていて充分幸せだったから。」

フランスのリンダから。
歴史の中で刺激を受けた出来事はある?
「難しい質問だね。
奴隷制、ホロコースト、どれとは言えないけれど。
自分自身も絶えず死と困難、トップとボトムを行ったり来たりで、
幸せと不幸の狭間に居た。
インディアの母の死、自分の父の死。
悔やんでも二人は生き返らない。」

お父さんの最高な思い出は?
「父の事で、いろいろな思い出があるけれど、辛い事も。
自分勝手で強い人のイメージがあったけれど、
亡くなる前は弱々しく、髪も失い、痩せて痛みに苦しんでいた。
僕は同じ部屋で付き添ってカウチで寝ていたんだ。
そんな状態なのに、眠ってしまった僕に、
父がベッドから起き上がり、毛布を掛けてくれているのに気付いて、
目が覚めた。
その時にほんとうに父のありがたさ、大きさが身にしみた。
亡くなる前にこんな瞬間をプレゼントしてくれた事に感謝している。」

エリック・ベネイにとって"True To Myself"とは?
「自分の苦しみや辛さ、タミーを失った事、
それを越えてインディアに捧げた。」

音楽は何のためにやっているの?
「もちろん、請求書は払わなければならないから、
お金も稼がなくちゃね。
でも、それだけのためのわけないでしょ。」

歌う時、どうやって曲に感情移入するの?
「たいていの曲は、自分、あるいは共同制作で書いているから、
歌う前にその曲を作った時の事を思い浮かべる。
メロディーと歌詞、歌う事は自分にとって普遍的なこと。」

世界を回って食べた不思議な食べ物は?
「う~ん、そうだ! 今回のツアーで日本で、たこ焼き(Octopus Ball)
を食べたけれど、それはたこの睾丸ではないよ!
卵と粉で丸めてタコを入れ、両面を焼いた物なんだけれど、
触感が独特で、苦手だなぁ。」
(この一言で大阪、神戸方面のファンをエリックが失うのでは!?
とちょっと心配になり・・・念のため、ブログで以前にも触れましたが、
アメリカ人にとってタコを食べる事自体が、たいへんな驚きらしいです)

日本のAKから、和食では何が好き?
寿司、そば、たこ焼きの中では、どれを取る?
「AK、He~~y、コンニチワ、ゲンキデスカ?
寿司は大好きでもう20年位前から大好物だよ。
そばって何、知らないなぁ。
(そば、食べてましたよ、ビルボードで。
ジャパニーズヌードルと書いておけば良かったかな。)
たこ焼きは今、話した通り。」

最後に泣いたのはいつ?
「オバマが大統領に選ばれた日。」

チョコレートレッグスのビデオ撮りはどうだった?
「裸に近い状態だから、相手役のナターシャに不快な思いをさせないように、
作品の中で女性への愛を敬意をどう表すか、がポイントだったね。
でも、ナターシャは熱狂的で全然、問題なかったよ。」

シンガーソングライターとして成功するにはどうしたら良い?
「自分を高めてくれ、レコード会社とも連携できるような相応しい相手と組まないと。
もちろんYouTubeも効果的だと思う。」

あなたはロマンティックな人?
「時々ね。」

アルコールは?
「ほとんどジャスミンティーを飲んでるよ。
アルコールは余り飲まない。
ワインはカベルネ・ソーヴィ二オンが好き。」

"Love&Life"が成功した秘訣は?
「a.自分の好きなように作る事ができた。
b.自分にとって感動できる作品だった。
c.デモンテやジョージ・ナッシュなど気心の知れたメンバーと組めた。
d.今が幸せだから。」

プライベートパーティーで歌ってくれる?
「Yes, ICMの僕のマネージャーとコンタクトしてみて。」

女性は裸と着衣とどっちがセクシー?
「自分の彼女かどうかによるね。」

脚本製作はどうなっている?
「その業界の人物と話が進行中だよ。」

その後、エリックベネイ、余った時間で「チョコレッグ」歌い始めて、
「もうちょっとキーを高くしよう。」とやり直す。
そして、ファンに対して、
「いつも応援してくれて皆ありがとう。
またツアーで会おうね。」
と終了。

海外ツアーを終えた達成感、一段落ついて、
新しいCDへと取り組み始めている事、
元気にやっている様子が伝わってくるインタビューだった。

アメリカ南部への旅

2009-04-07 12:13:20 | ニューオリンズへの道
エリック・ベネイ、7/1にダラス、7/2、ヒューストンで、
ボーイズⅡメンとジョイントコンサート、
そして7/3は、ニューオリンズのエッセンスミュージックフェスティバル、
続いて7/4はメンフィスでのライブとなる。

ニューオリンズのルイジアナスーパードームは大箱で、
ビヨンセなどの着席のコンサート、
そして4つある300人位のキャパのスーパーラウンジでは、
スタンディングでのライブ。エリックはここで7/3に2ショウを行う。

ニューオリンズでエリックのショウを観た後、
数年振りにアメリカのファンクラブの集いが開かれる。
しかしエリックは翌日のメンフィスのライブも控えているので、
登場するかは定かではないそうだ。

またヒューストンのコンサートは大勢のファンが参加するらしく、
エリックもバックステージで皆に会うつもりでいる。
ファンの中には7/1のダラスから始まり、
ニューオリンズまで通しで追っかける人もいる。
さすがにメンフィスはニューオリンズからの交通の便が悪いらしく、
またアメリカ建国記念日を挟むミュージックフェスの雰囲気を楽しむため、
ニューオリンズに留まるか、ここで帰るかに別れる。
メンフィスでは現地周辺のメンバーが控えている。

この時期に多くのエリックベネイファンが集結する事になる。
そうなるとどうもムズムズしてくる。
とりあえず、シュミレーションと情報収集をしてみた。

ニューオリンズへ成田から最短に行くためには、
乗換えがヒューストン、ダラス、アトランタになる。
それぞれ12時間近いフライトの後、乗り換える事になる。
それなら、ヒューストンかダラスで降りて、
エリックのライブを鑑賞し、翌日、移動するのもやぶさかではない。

アメリカ南部は訪れた事が一度もない。
書店のガイドブックコーナー、何社もの旅行ガイド本が並ぶ中、
「アメリカ南部」という本は一冊しかなかった。
おまけにこの本、2007年度版。
インターネットで検索してもパッケージツアーが存在しない。
ヨーロッパの小都市に行くための本やツアーがあるのに対し意外だ。
2005年のハリケーンカトリーナの被害も影響しているのだろうか。

身近な人で2006年にニューオリンズに一人旅してきた年配の女性がいる。
日中は一人で観光やお料理教室などに参加して、
夜は知り合いの方と食事を楽しまれたそうだ。

エリックベネイファンクラブのメンバーで、
エッセンスフェスティバルに行く人達は、
もう一月末位からスーパードームに近いホテルを押さえていた。
エッセンスに向けて近くのホテルから部屋が埋まっていくらしい。
ヒューストンやダラスで降りる場合もライブ会場の近くか、
あるいは空港の近くにホテルを取りたい。

ライブのチケット、ヒューストンを試してみると、
まだ余裕があり、インターネットの画面から座席指定もできる。
ニューオリンズのエッセンスも、最初は3日通し券のみの販売だったが、
今は1日券が買える。
スーパードーム、メインステージの席を予約して購入する形になるが、
エリックのショウがお目当てなら、そこに座ることはないので一番安い席で充分。
(1チケットでス―パードーム内のメインステージと4か所のラウンジのライヴが観られる)
こちらもまだチケットが取れる。

さてこんな夢は現地の事情に詳しい方の一言で打ち砕かれた。
「もし日本人の女一人で南部の地方都市のR&Bのコンサートに行く気なら、
絶対おしゃれなんかしてはいけない。
夏でも肌どころか、顔も隠す(!?)くらいにして、
東洋人である事、女性である事も分からないくらいにしないと。
良い席は目立つから、出口に近い末席を取り存在を消しているように。」
ロスやニューヨークのライブハウス、サンフランシスコでコンサートに行くのとは、
どうも事情が違うようだ。

グーグルアースで、地図から航空写真、そして現地に立った時の写真へと入れる。
ヒューストンとダラスのコンサート会場を映し出してみた。
東京で大きなコンサートホールは立地が良い所にあるのに対し、
どちらも市街地から、かなり離れた閑散とした場所。
そしてほとんどの人が車で来るので、周囲は巨大な駐車場に囲まれて殺伐としている。
コンサートの終わった後などは、その様子が一変し喧騒と熱気に包まれる事だろう。
インターネットで映し出された風景を見て、とんでもない勘違いをしていたと悟った。

後日、知り合いから「だいたいどうやって会場まで行き来するつもりだったの?
タクシーで一人で行ったとしても、帰りはどうしようもないよ。」と言われた。

R&BそしてEric Benetファンをやってきて現地のファンとの落差、
文化や歴史の違いを感じる瞬間がある。
エリック・ベネイ、アジアでもヨーロッパの都市でも自然に溶け込んでいるが、
残念ながらファンの方はどこでも受け入れられるわけではないようだ。
充分に準備の時間を掛けて、そしてお金も貯めて、
アメリカの都市でエリックのライブを観る日がいつか巡ってくる事だろう。

エリックとインディアの肖像画

2009-04-05 22:53:43 | エリックベネイの日々&KyteVideo
エリック・ベネイ、3/7のロンドンのライブを終え、
翌日、8日夜のパリのライブのため、フランスへと移動。
その際、宿泊先のホテルにインディアとエリックの肖像画を
持ってきたアーティストがいた。

画像のインディアを抱き上げているエリックベネイの写真、
これを大きな、かなりの大きさのキャンバスにのびのびと描いている。
エリックがとても感動しているのが良くわかる。
母の死も理解できぬ一歳余りのインディアと、
これから幼子と共に生きていく覚悟、
あるいは運命を受け入れた父親の姿。

絵画にはEric Benetの1st"True To Myself"
そして2ndアルバムの"A Day In The Life"
ライナーノーツもコラージュされている。

絵の大きさがわかるようにとドラムスのWesに隣に立つようにと頼む。
そしてそのアーティストの家族、幼い娘と妻、その他の人達も紹介。

エリックがこの作品に心を打たれたのは、
絵画としての美しさや大きさだけでなく、
インディアを引き取った時の自分の心の内、
そして自分にとっての原点とも言えるその心象風景を
この画家が描いたからではないだろうか。

http://www.kyte.tv/ch/113570-eric-benet/395775-mobile-show-144

エリック、ブライアン・マクナイトのラジオ番組に

2009-04-04 00:07:09 | エリック・ベネイ関連インタビュー
4/2のアメリカ東部時刻19:00から、WRKS 98.7FMの
Brian Mcknightのラジオ番組にEric Benetは出演した。
以下はKyte Phone Videoのチャット仲間からの実況。

このラジオ局、通称KissFMは、ニューヨークにある。
NYの局から中継ならエリック・ベネイの出番は、電話インタビュー、
もしブライアンがLAのスタジオにいてそこからに中継になるなら、
エリックもスタジオに登場するだろうと予想。

Lenny Greenが、Brianはタイヤのパンクで遅くなると話し、
映画評論家に最新の映画情報などのインタビューをしている。
(アメリカはのんびりしているなぁ。)

ブライアン、登場。
そしてエリックも(エリックは早めに着いていたようだ)
ということは、LAのスタジオからの中継でした。

ブライアンはエリック・ベネイの曲と声を賞賛し、
「チョコレートレッグ」の話になる。
そしてBrrian Mcknightは、キーボードに向かい、
Eric Benetは、"Chocolate Legs"を歌う。

ブライアンはこの曲を演奏しながら、
自分の高校時代の彼女を思い出していたと言う。
「彼女は僕と同じくらい、背が高かったんだよ。」
(エリックはアメリカ人男性にしては長身ではないと思うが、
ブライアンはそうとう大きいと思う。)

エリック「彼女の事、知っているよ。ラトンデュラでしょ?」
(もちろん、ジョークです!)
「じゃあ、この曲はLatondra(偽名)に捧げよう(爆)」

次にリクエストがあり、
"Spend My Life"をブライアンのキーボードでエリックが歌い、
ブライアンも歌に加わる。

「インディアは元気?」とブライアンが尋ね、
「もう17才で、もうすぐ大学生だよ。信じられる?」とエリック。

"Wanna Be Loved"をブライアンの演奏でエリックは歌う。
「この曲、すごく好きなんだ。」とブライアン。

「'96の1stアルバム、"True To Myself"の時と、今の"Love&Life"では、
エリックの中でどういう変化があった?」とブライアン。
「今の方が、ずっと自信があり、
安定したクリエイティブな状態に進化している。」とエリック。

そこでリスナーからの電話。
ミシガンのエリカという女性。
「エリック&エリカでデュエットができるね。」とエリック。

この放送の様子をインターネットのオンラインでもう一度、
4/2,11:00pmET(10:00pmCT)で、聞く事が可能とのことだったが、
私はアクセスできなかった。
http://www.hot1077radio.com/default.asp

ブライアンのキーボードでエリックとのデュエット、
聴いてみたかったので残念。
そのうち、誰か録音した物をアップロードしてくれる事に期待。

一昨日、ちょうど、夫とBrian Mcknightの話をしていた。
ビルボード東京の先月の来日、ちょっと観てみたかったとか、
なぜ、ブライアンのショウは¥16,000もしてエリックは¥9,500なのか、とか。
ブライアンに対してエリックが安いのは不本意だと思う私に、
夫は「エリック安くて、いっぱい行けて良かったじゃない。」

番組放送中、エリックの歌だけでなく、
ブライアンの歌をエリックが歌うのもあっても良かったかなと。

歌詞字幕付き(?!)のBrian Mcknight"Back At One"






Eric Benet - We Could Have Been

2009-04-03 00:58:22 | エリック・ベネイ未発売の曲
映画「グリッター」の中で、マライア・キャリーが舞台の袖から、
ステージで"We Could Have Been"を歌うエリック・ベネイを
じっとみつめるシーンがある。

この曲は、エリックベネイの2002年に完成されたアルバム、
"Better And Better"に収められた。
そのアルバムをワーナーが発売する事はなかった。

「どうして?」という質問に、エリックは答えた。
「結局、たいしたアルバムじゃなかった、という事だよ。」

「上層部の人間に一人でもアルバム発売に反対する人がいれば、
没になってしまう。 でも'96からずっとワーナーに所属してきて、
もう何回もCEOが変り、今の人達は僕のやりたいようにさせてくれているよ。」

"Better&Better"の曲の一部は"Hurricane"そして"Love&Life"に収録されている。
"We Could Have Been"、エリックベネイらしい雰囲気がある名曲だと思う。
2002年にこのアルバムが発売されていれば、きっとヒットしたのでは。
「たいした事がないアルバム。」だなんてとんでもない。
発売されなかった"Better&Better"は、間違いなく素晴らしいアルバムだ。

Eric Benet - We Could Have Been



エリック・ベネイ-Weekend Girl

2009-04-02 08:54:55 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
G20サミットに出席するため、オバマ大統領夫妻は昨日、
特別機で、ロンドンに到着した。
エアーフォース1の6つある機内音楽のチャンネルの一つに、
Eric Benet"Love&Life"は収録されている。

バラク&ミシェルがワシントン→ロンドンへの機内で、
エリックベネイの曲を聴いてリラックスしたのでは!?

"Love&Life"の中では、全米トップR&Bソングに4週連続で選ばれた、
"You're The Only One"、そして次にシングルカットされた"The Hunger"
先月、ヴィデオが公開された"Chocolate Legs"が代表曲とされているが、
"Weekend Girl"そして"Don't Let Go"Spanish Fly"なども評判が高い。

コネティカットに住むÅ、ニューヨークのBBキングで、
昨年のライブで撮った映像をYouTubeにアップしてくれた。
エリックもとても楽しんで歌っているのがわかる。

Eric Benet"Love&Life"の7曲目、"Weekend Girl"
アメリカのファン達の間でとても人気がある。

最前列で撮っているからか、遮る物もなく、
エリックベネイを追ってカメラが捉えている。
アメリカのファン達、わざわざライブに行って、
自分が楽しむのもそっちのけで、来られないファンのために、
映像を撮って送ってくれる。

日本はすべての録音、録画が禁止なので、
何もお返しができず、ちょっと申しわけない気もしていた。

'07の東京ジャズフェスティバルの時は、
NHKのハイヴィジョンで放映が決まったので、
「録画したのを送ってあげる!」と大見得を切ってしまった。

衛星放送の録画は、日本のパソコンでも
アメリカのDVDプレイヤーでも読み取れず、
秋葉原まで足を運び、「画像安定装置」なる機器を購入し、
DVDの改造をすることに。

"Spanish Fly""Spend My Life""Georgy Porgy"の映像、
その年はエリック・ベネイのライブがアメリカでほとんどなかった事もあり、
またこの時まで"Spanish Fly"のライブ映像がなかったので、
喜んで貰えた。

「画像安定装置」その後もハイヴィジョンの録画に役立っています。

Eric Benet singing, "Weekend Girl" at BB Kings in '08



Stevie Wonder & Eric Benet - You and I

2009-04-01 09:02:04 | エリック・ベネイ、アルバム外の曲
Eric Benetが最も尊敬するアーティスト、Stevie Wonder.
一年ほど前、スティービー・ワンダーのラジオ局に呼ばれて、
インタビューを受けたエリック・ベネイ、
スタジオで二人で生放送で"You&I"を歌った。

後日、エリックベネイは音楽をやっていて、
ほんとうに良かったと感激した瞬間だったと話している。

スティービーから、「これから結婚する気はあるのか?」
などと聞かれ、率直に「したい。」と答えている。
「ピアノは弾くのか?」と言われ、
「いつもはデモンテ・ポジーに弾いてもらっているよ。」

スティービーに「僕のウェディングで歌ってくれる?」
と聞くと、スティービーは沈黙。
「ハーモニカなら、いいよ。」
エリックの結婚式でスティービーが歌う、
そんな映像をぜひ見てみたいものだ。

http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20080817
Eric Benet Interview '08 8/17のブログ

Stevie Wonder & Eric Benet - You and I (Live On Radio)