Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

金子三勇士 ランチタイムコンサート1/20@青葉台フィリアホール

2011-01-21 00:02:14 | ピアニスト 金子三勇士
今春初の金子三勇士コンサートは、
「ウィークデーコンサートシリーズ2011 らんらんランチにいい音楽」
東急青葉台フィリアホールにて1月20日、11時半開演。

青葉台、渋谷から田園都市線の急行に乗ると、
だんだんと空気が澄んで緑が濃くなってくる。
iPodで"Miyuji Plays Liszt"を聴きながら眺める多摩川の景色は壮大だ。

昨年の葛飾シンフォニーホールの帰り道、金子三勇士のCDは未発売で、
三勇士のショパン ピアノコンチェルトを聴いた後、
iPhoneで別の演奏者の同曲を聴きながら、
「早く金子三勇士盤でいろいろな曲が聴きたい」と思ったことなど
感慨深く思い出す。

フィリアホール、駅からも近くボードウォークで繋がっている。
300席余りのホールは満席。
年齢も老若男女、若い女性もご年配の男性もいらっしゃる。
皆さん、それぞれ熱心に聴き入ってられる。
「この間のコンサートでは・・・」などというお話も小耳に挟んだので、
近隣でなく遠方から金子三勇士のコンサートのために足を運ばれた方もいらっしゃったようだ。

プログラムはオールリスト
ハンガリー狂詩曲第二番
巡礼の年より第一年スイス オーベルマンの谷
愛の夢第三番
スペイン狂詩曲

アンコールはショパンの夜想曲

時間設定がランチタイム。
コンサートを観て終わった後にはぜひ近隣でお食事をという趣向。
12時半にはコンサートも終了しサイン会となる。

プログラム、最初の3曲は金子三勇士のCDで繰り返し聴き込み、
コンサートでも観ていたが、スペイン狂詩曲は久々。
一昨年のシャネルのグランドフィナーレ以来だろうか。

「ハンガリー狂詩曲」で客席を唸らせた金子三勇士、
この曲の冒頭でも、その迫力に私も飛び上がりそうになった。
ラプソディー・エスパニョ―ル、更にそれ以前に聴いたのは、
2008年6月の表参道のカワイコンサートサロン、
2008年3月の東京音大100周年記念ホールにての付属高校の卒業コンサート。
その頃とは明らかに演奏もアピアランスも大きく変化している。
テンポの速い部分と優雅な舞曲的、民族的な旋律の対比が深くなり、
美しい楽曲を作り上げた。

アンコール、
リストの曲尽くしの後に聞くショパンも耳に優しい。

勢いのあるオープニングから始まり、
じっくりと華のある曲を聴かせた。

金子三勇士のCD、昨年末とお年賀にすべてプレゼントしてしまい、
自分の分は一枚もなくなったので、CD購入後サイン会へ。
すると知人が2枚を買ってサイン会に並んでいた。
「自分の分と人にプレゼントに上げるのにもサイン入りのアルバムを差し上げたいから。」
とおっしゃるのを聴いて私もバックアップ用にもう一枚購入後サイン会へ。

その日はその後取材、また音楽関係のイベントと仕事が続くとのことで、
車では時間がよめないため、電車で次の目的地へと向かうとのこと。
皆さんも電車の中で偶然、目の前の金子三勇士君と出会うことがあるかもしれません。

金子三勇士 今後のスケジュール
2/13(日) 14時~ ピアノ・リサイタル 鎌倉生涯学習センターホール
http://www.kamakura-arts.or.jp/pdf/kaneko.pdf
2/19(土) 16時~ リスト「らしさ」とは何か 新宿朝日カルチャーセンター 講演と演奏
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=100381&userflg=0
3/25(金) 18時~ ホテルオークラ「オークラ音楽賞授賞式」
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/material/pdf/press_release/2010/hot_1217.pdf
4/24(日) 14時~ 京都市交響楽団大阪特別公演 シンフォニーホール
http://www.kyoto-symphony.jp/concert/detail.php?id=98&y=2011&m=4&PHPSESSID=ab9a96166f93b3c673e59dca593d44e9
7/23(土) 14時~ デビューリサイタル 東京オペラシティー
http://www.japanarts.co.jp/html/2011/afternoon/index.htm#ticket
などが予定されている。 


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