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日本では2/6から「アメリカンアイドルシーズン9」、オーディションの放映が始まった。
今回のナビゲーターはシンガーのAI。
旧シーズンや音楽に精通しているばかりか、曲の紹介でさわりやさびの部分を歌ったくれるのだが、
それがめちゃくちゃ巧い。
今までで最も相応しいナビゲーターではないだろうか。
難しい曲もさらっと歌って聴かせてくれるので、今度、彼女のライブに行ってみたくなった。
さて、「アメリカンアイドル」は全米7都市で地方予選が開催され、
そこで選ばれた約百数十人がハリウッドへと集まる。
そこから、数々の審査を経てトップ24(男女12人ずつ)、更にトップ12(男女6名ずつ)に絞られ、
トップ12からは、毎回テーマが与えられ、ゲストの指導者も登場する。
過去にスティーヴィー・ワンダーやダイアナ・ロス、スモーキー・ロビンソン、バリー・マニロー、
デビッド・フォスターやアンドレア・ボチェッリ、クイーン、ロッド・スチュアート、ジェイミー・フォックス、
その他、各ジャンルの大御所が登場。
この番組を通して、今まで苦手だったカントリーも聴きどころ、その良さが少しわかるようになった。
ひとつの曲を通して歌いこなすことの難しさ、一曲は歌えても、違うジャンルの曲や、
上位に進んでくると1回の番組中に数曲を歌うことになり、中途半端では通用しない。
オリジナル曲の持ち味を生かしながら、自分らしさも出さなければならない。
ハリウッドに行き、グループ審査などで他の候補者と組む内に、人に振り回されて調子を崩したり、
オーディション会場では引き立ったのに、大きな会場になると霞んでしまう人、
反対に、目立たなかった人が頭角を表したり。
また、言葉は生もの、絶えず変化していくので、この番組を通して、今時の英語も学べる。
オールドソングの良さを改めて見直したり、新しい歌でノーマークだった曲を知ることもできる。
エリックべネイのファンサイトでは、シーズン6まではこの番組、良く話題に上っていた。
最近はアメリカでは、以前ほどの人気はなくなったようでもあるが、やはり子供の頃から、
この番組の応募者の年齢制限に達するのを待ち準備をしてきた少年少女、
反対にもう上限を越えてしまうので今年が最後(16才~28才)というメンバーもいて、
国民的イベントとして定着したようにも見える。
6日はボストン、7日はアトランタの予選が放映されたが、明らかに地方色が異なる。
昨年、アメリカ南部を旅したこともあり、今年は興味深く、その違いを見守った。
予選の見所は、アメリカの各地のそれぞれの生活、いろいろな人生とそこにかかわる家族や友人。
数々のドラマや風景が紹介される。
審査員、シーズン8まで務めたボーラ・アブドゥルが降板した。
昨年のシーズンから加わったカーラ・ディオガルディーは、優しかったポーラに較べると毒舌で、
その分、今まで辛辣な批判をしてきたサイモンが甘くなったような気がする。
ボストンではゲスト審査員が、デビッド・べッカムの妻で元スパイスガールズのビクトリア・べッカム。
アトランタではメアリー・J・ブライジが加わる。
ビクトリア、べッカムの妻という認識ぐらいで今まで表情が見えなかったが、
中々適切な批評をしていて、好感が持てた。サイモンとも親しいようだ。
メアリーは2007年の来日時には埼玉アリーナが小さく感じるほどのオーラ全開だったが、
審査をしている時は、存在を消して評論に徹している。
応募者がメアリーのファンであっても、容赦なし。そこがまたメアリーらしくて自然体だ。
2日分を通して観て、やはりポーラはチャーミングで存在が大きかったなぁと感じる。
それを補うためにか毎回のゲスト審査員、そしてハリウッドに行ってからは、エレンが審査に加わるそうだ。
エレンは以前、アメリカンアイドル中の「アイドルギブズバック」チャリティーの司会をして、
本人も多額の寄付をしていた。
自分の番組を持っていて、一昨年はエリック・べネイも彼女の番組にゲスト出演、"The Hunger"を歌った。
アメリカには体格も良く、声量が豊かな人がいる。
それと日本の人以上に度胸と自分に自信を持っている人が登場する。
そういう人がいかにもという雰囲気で歌うと、巧いか下手なのか最初、区別がつかないことがある。
その人が音程の外しっぱなしでも堂々としていて、周りを煙に捲く態度に騙されてしまい、
最後の方になって、「えっ、この曲はもしかしてあの曲?」とわかってびっくりしたり。
また、好感の持てる人、逆に変なキャラの人に対しても、
日本の私達にはわからないアメリカとの基準のずれがあり、これも興味深い。
シーズン5の優勝者、テーラー・ヒックスは地方予選で落とされかけた。
シーズン7の準優勝者のデビッド・アーチュレッタ、予選では巧さが見ていて、わからなかった。
予選で注目されながら、トップ24に入っていなくて、いつの間に落ちたのかさえ分からない人、
トップ24で目立っている人なのに、オーディションでは全く映像がない人。
最初、好感度が高かったのに、だんだん反感を持たれる人、またその反対もあり。
落ちても爽やかな印象を残していく人、納得できずに食い下がり、
屈強な警備員5人に出口まで連れて行かれる人。
いかにも巧そうに見えたのに歌うと全然だったり、全く期待できなさそうな人が歌ったら、凄かったり。
たくさんのサプライズや、知らない人の人生、アメリカのいろいろな生活や風景、家族や友達、仕事。
そしてもちろん、歌と音楽。
こんなに盛り沢山の「アメリカンアイドル」"American Idol"
毎年、この時期は週末、出不精になり、テレビに釘づけになる。
もちろん、録画して後から見てもいいのだけれど。
そして、アメリカでは数週間、先に放映が進んでいくので、
インターネットで結果をうっかり見ないようにと気を付けている。
今回のナビゲーターはシンガーのAI。
旧シーズンや音楽に精通しているばかりか、曲の紹介でさわりやさびの部分を歌ったくれるのだが、
それがめちゃくちゃ巧い。
今までで最も相応しいナビゲーターではないだろうか。
難しい曲もさらっと歌って聴かせてくれるので、今度、彼女のライブに行ってみたくなった。
さて、「アメリカンアイドル」は全米7都市で地方予選が開催され、
そこで選ばれた約百数十人がハリウッドへと集まる。
そこから、数々の審査を経てトップ24(男女12人ずつ)、更にトップ12(男女6名ずつ)に絞られ、
トップ12からは、毎回テーマが与えられ、ゲストの指導者も登場する。
過去にスティーヴィー・ワンダーやダイアナ・ロス、スモーキー・ロビンソン、バリー・マニロー、
デビッド・フォスターやアンドレア・ボチェッリ、クイーン、ロッド・スチュアート、ジェイミー・フォックス、
その他、各ジャンルの大御所が登場。
この番組を通して、今まで苦手だったカントリーも聴きどころ、その良さが少しわかるようになった。
ひとつの曲を通して歌いこなすことの難しさ、一曲は歌えても、違うジャンルの曲や、
上位に進んでくると1回の番組中に数曲を歌うことになり、中途半端では通用しない。
オリジナル曲の持ち味を生かしながら、自分らしさも出さなければならない。
ハリウッドに行き、グループ審査などで他の候補者と組む内に、人に振り回されて調子を崩したり、
オーディション会場では引き立ったのに、大きな会場になると霞んでしまう人、
反対に、目立たなかった人が頭角を表したり。
また、言葉は生もの、絶えず変化していくので、この番組を通して、今時の英語も学べる。
オールドソングの良さを改めて見直したり、新しい歌でノーマークだった曲を知ることもできる。
エリックべネイのファンサイトでは、シーズン6まではこの番組、良く話題に上っていた。
最近はアメリカでは、以前ほどの人気はなくなったようでもあるが、やはり子供の頃から、
この番組の応募者の年齢制限に達するのを待ち準備をしてきた少年少女、
反対にもう上限を越えてしまうので今年が最後(16才~28才)というメンバーもいて、
国民的イベントとして定着したようにも見える。
6日はボストン、7日はアトランタの予選が放映されたが、明らかに地方色が異なる。
昨年、アメリカ南部を旅したこともあり、今年は興味深く、その違いを見守った。
予選の見所は、アメリカの各地のそれぞれの生活、いろいろな人生とそこにかかわる家族や友人。
数々のドラマや風景が紹介される。
審査員、シーズン8まで務めたボーラ・アブドゥルが降板した。
昨年のシーズンから加わったカーラ・ディオガルディーは、優しかったポーラに較べると毒舌で、
その分、今まで辛辣な批判をしてきたサイモンが甘くなったような気がする。
ボストンではゲスト審査員が、デビッド・べッカムの妻で元スパイスガールズのビクトリア・べッカム。
アトランタではメアリー・J・ブライジが加わる。
ビクトリア、べッカムの妻という認識ぐらいで今まで表情が見えなかったが、
中々適切な批評をしていて、好感が持てた。サイモンとも親しいようだ。
メアリーは2007年の来日時には埼玉アリーナが小さく感じるほどのオーラ全開だったが、
審査をしている時は、存在を消して評論に徹している。
応募者がメアリーのファンであっても、容赦なし。そこがまたメアリーらしくて自然体だ。
2日分を通して観て、やはりポーラはチャーミングで存在が大きかったなぁと感じる。
それを補うためにか毎回のゲスト審査員、そしてハリウッドに行ってからは、エレンが審査に加わるそうだ。
エレンは以前、アメリカンアイドル中の「アイドルギブズバック」チャリティーの司会をして、
本人も多額の寄付をしていた。
自分の番組を持っていて、一昨年はエリック・べネイも彼女の番組にゲスト出演、"The Hunger"を歌った。
アメリカには体格も良く、声量が豊かな人がいる。
それと日本の人以上に度胸と自分に自信を持っている人が登場する。
そういう人がいかにもという雰囲気で歌うと、巧いか下手なのか最初、区別がつかないことがある。
その人が音程の外しっぱなしでも堂々としていて、周りを煙に捲く態度に騙されてしまい、
最後の方になって、「えっ、この曲はもしかしてあの曲?」とわかってびっくりしたり。
また、好感の持てる人、逆に変なキャラの人に対しても、
日本の私達にはわからないアメリカとの基準のずれがあり、これも興味深い。
シーズン5の優勝者、テーラー・ヒックスは地方予選で落とされかけた。
シーズン7の準優勝者のデビッド・アーチュレッタ、予選では巧さが見ていて、わからなかった。
予選で注目されながら、トップ24に入っていなくて、いつの間に落ちたのかさえ分からない人、
トップ24で目立っている人なのに、オーディションでは全く映像がない人。
最初、好感度が高かったのに、だんだん反感を持たれる人、またその反対もあり。
落ちても爽やかな印象を残していく人、納得できずに食い下がり、
屈強な警備員5人に出口まで連れて行かれる人。
いかにも巧そうに見えたのに歌うと全然だったり、全く期待できなさそうな人が歌ったら、凄かったり。
たくさんのサプライズや、知らない人の人生、アメリカのいろいろな生活や風景、家族や友達、仕事。
そしてもちろん、歌と音楽。
こんなに盛り沢山の「アメリカンアイドル」"American Idol"
毎年、この時期は週末、出不精になり、テレビに釘づけになる。
もちろん、録画して後から見てもいいのだけれど。
そして、アメリカでは数週間、先に放映が進んでいくので、
インターネットで結果をうっかり見ないようにと気を付けている。