Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン9 トップ2

2010-06-15 07:42:45 | アメリカンアイドル
今回は本人の選曲と審査員の選んだ曲の2曲づつ三人が歌う。

ケイシー "It's Alright With Me"
日本語にすると「これでいいんだ。」という感じだろうか。
ケイシーは自分がここまで来るとは思っていなかった。
でもここにいる以上は来たくても来られなかった人のためにも「がんばるぞ!」
みたいな気持ちが入っていると思った。
しかしながら、審査員からは不評。
「こんな勝負時、人生最大の正念場に歌う曲か?」
「コースディナーで言えばサラダだ。」

クリスタル "Come To My Window"
ハーモニカとギターの重装備で固める。
「アレンジには問題があったが、何より曲に声が合っていた。」
サイモン「君はいつも妥協しないで自分のスタイルを貫いている。」

リー "Simple Man"
リーの顔が輝いている。
「里帰りしてきて変わったね。」とライアン。
「歌も良かったけれど勝つ自信が感じられた。」
「子羊が勢いのある動物に変身した」
アメリカンアイドルを観てきて、自信がついてくると、
自分を過信して傲慢さが出てきてしまい、それが仇になり落ちて行く人がいる。
リーは成長してもあくまでも謙虚だ。

ケイシー "Daughter"
語りかけるような歌い口に先ほどの楽しそうに歌う姿とは違った
ケイシーの繊細な一面が出る。

クリスタル "Maybe I'm Amazed"
クリスタルはどんな曲も自分の歌にすることができる。

リー "Hallelujah"
大好評だったが反対にオーケストラとクァイヤーが入ったことで、
リーの生の声がぼけてしまったような部分もあったが、
「会場の人達も一緒に歌ってくれるのを見て、ぐっときてしまった。」
とリーの眼には涙。

結果発表。

ランディーから「シャイだったリー、
インディーズタイプでこの番組向きではないと思ったクリスタル、
テキサス魂そのもののケイシーが今、ここに残っている。」

それぞれの里帰りが紹介される。

ケイシーはテキサスのクールという場所の出身。
6年前、バイクの大事故で瀕死の重傷を負った病院をお礼に訪ねる。
お母さんも一緒に来て泣いている。
「おふくろの涙には弱いんだ。」とケイシーも涙ぐむ。
しかし何度も咳払いをして涙を呑み込み、決して泣かないところにむしろ感動した。
イケメンで柔らかな印象のケイシーだがやはりテキサスの男だ。

クリスタルはオハイオのトレドへ。
パトカーに先導されてスタジオへ。
ライブでは自作の曲を披露。この町に捧げる歌。
「今、不景気でみんな辛い思いをしているので、応援と感謝の曲を歌いたかった。」

リーはシカゴへ。
カブスの始球式でしっかりとした球を投げる。
通っていた小学校へ行くと子供たちから大歓迎される。
「車で仕事に通った道を今、リムジンに乗って僕のために交通規制がしかれ、
パトカーと白バイに先導されているなんて・・・」
働いていた塗装店でスタッフ達に囲まれて、感情が高まったリーは号泣。
地元のライブでは歌いながらリーが下に目線を移すと両親が泣いている。
その姿を見てまたリーも涙。
「生涯最高の日だ。ありがとう!」と挨拶。
「僕は優勝するよ。」と言っても全く嫌味がない。
また今まで、「優勝する気はあるか?」と聞かれれば、「そうありたい。」
と言う人はいても自ら宣言したのはシーズン5から観てきて彼が初めてのように思う。

リーがまず合格。
そしてクリスタル。

ケイシー、ここまで来たことを心から納得して感謝の気持ちが溢れている。
今までトップ3で抜けていく人は、力の限りの歌を最後に聴かせてきた。
ケイシーは"Daughter"を歌いながら、客席の人とハグ、握手、ハイタッチ、
子供を抱き上げたりしながら、観客との触れ合い、この瞬間の幸せを噛み締めている。



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