Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン12 トップ4

2013-05-08 19:00:53 | アメリカンアイドル
トップ3になると地元への凱旋里帰りがある。
かつて「アメリカンアイドルで優勝したい。」ではなく、
「トップ3になって里帰りが目標。」と言っていたコンテスタントがいた。
気持ちはわからないでもないが、ちょっと違っているのではと思った。
その人はトップ3を目前に敗退してしまったが、それだけトップ3に入る魅力は大きい。

今回のテーマ、一つ目は本人の選んだ曲。

アンバー、セリーヌ・ディオン"The Power of Love"
ノースリーブ、白のジャンプスーツに黒のベルト、後ろを向くと裏は黒。
ファッションも含めてトータルパッケージと言う意味でも今、アンバーから目が離せない。
セリーヌ・ディオンの難曲をいとも簡単に歌ってみせた。

キャンディス、ドレイク"Find Your Love"
非の打ちどころのないパーフォーマンスだが、ニッキーやランディーの言うように、
ここまで来たら、勝ち残るためにはもっと強いインパクトが必要だ。

クリー、"It Hurt So Bad"
ブルージーな曲、笑顔も見せ、余裕たっぷりで気楽に歌っている印象だ。
キースのコメント「魂からの叫びのような歌を聴きたかった。」に同意。

三人ともそつなく歌えているが、勝つ気、優勝するだけの気迫が弱いかもしれない。

アンジー、ジョニー・J"Who You Are"
小児病院の慰問で出会ったモリソンという少年に捧げると言い歌った。
白のスタインウェイを前に弾き語るアンジー。
この日、初めての心に刺さるパーフォーマンス。
自然体で曲の中に入り込むアンジー。
病気の少年を思う気持ちが伝わってくる。
しかしこのパーフォーマンスのピアノはスタインウェイよりも
YAMAHAの方が合っていそうだ。
目に涙をたたえて見守るアンジーの祖母。
ライアンに呼ばれてステージへと向かうおばあさまの手を取り、
さりげなくエスコートしたキース。
帰りもまたおばあさまを客席へと導いている。
私の中でキースのポイントはどんどん高くなる。
祖母と涙目になりながらハグするアンジー。

アンバーとクリーでアデル"Rumor Has It"
二人ともサッシーな雰囲気で決まっていたが、
審査員達はデュエットになっていなかったと。
お互いに挑発したり補い合ったりするものが足りなかったということか。

アンジーとキャンディス、リアーナ"Stay"
二人が互角に見つめ合ったり、けん制したりしながら、
相乗効果で高まっていく様子に審査員達の言うデュエットのあるべき姿を見る。

2ラウンド目のテーマは1ヒットワンダース、一発ヒットの曲。

アンバー、ドナ・サマー"Macauthur Park"
オレンジのぴったりしたドレスにピンクの口紅とアクセサリー。
コンテンポラリーなアイコンにも近いアンバーが懐かしのドナ・サマーのヒット曲を歌う。

キャンディス、ビージーズ"Emotion"
この曲も聴き親しんだ曲だ。
グルーヴ感をキャンディスは上手に掴んでいる。

クリー、"A Whiter Shade of Pale"
何とあの40年前の名曲「青い影」
しかしこの曲は歌は淡々とインストがメインになる曲のような気がする。

アンジー、"Cry Me A River"
スタンダードなジャズのナンバー。
それでも完璧にアンジーの歌に仕上がっている。
今回のパーフォーマンス、2ラウンド共にアンジーのインパクトは最も強かった。

結果発表

全員でアリシア・キース"Girls on Fire"
そして小児病院を訪問した様子、子供たちの前で歌った映像が紹介される。

シーズン10のステファノ、シーズン9の優勝者リーデワイスのパーフォーマンス。
ステファノ、どこか成り切れない、足りない部分があった。
声量、音域、スター性、出来不出来のムラ。
しかしそんなステファノには親しみを感じるキャラがあった。
一方リーデワイスは私にとって最も印象の薄い優勝者かもしれない。

順位が発表になる。
アンジーとアンバーが左右の端に呼ばれる。
クリーはアンジーの隣に、キャンディスがアンバーの隣へ。
この時点で結果は予想できた。
今回のアンジーの出来栄えは圧倒的だったので、どう考えてもアンジーの組がトップ2だ。
予想は残念ながら当たってしまい、キャンディスとアンバーはボトム。
どっちの歌も次の週も聴きたい。どっちにも落ちて欲しくない。
ドキドキしながら画面を凝視していると「今回の脱落はなし」とライアン。

脱落者を救う権利を一度も使わなかったから放送回が余ってしまい、
結果は来週のパーフォーマンスに持ちこされて、来週の結果プラス今回の得票数で決まるそうだ。

ホッとするとともに今回のパーフォーマンス、
コンテスタント達も緊張の連続で喉も体も疲れてきて、
またデュエットも含めて3曲を歌うということもあり、
余力を残すようにセーブしていたのではないかと。
そういう意味で一曲ごとに全身全霊をかけたのはアンジーだったと思う。


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