Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet Interview 2/14 The boombox

2012-02-18 00:08:17 | エリック・ベネイ関連インタビュー
The Boombox, Georgette Clineによる2/14付のEric Benet インタビュー。
http://www.theboombox.com/2012/02/14/eric-benet-the-one-album/?a_dgi=aolshare_facebook

「今、あなたのレーベルはどうなっていますか?」
ずっとワーナーでやってきて、それはそれで良かったんだけど、
自分自身で自分のプロジェクトを流行と関係ない部分で
やってみたいと思い始めた。
EMIと別のマネージメントとパートナーになった。
そして自分のレーベル、Jorden House Recordsを起ち上げた。
念願であったことがNewアルバム、"The One"で実現する。

「"Real Love"のインスピレーションはどこから?」
自分の実生活、マニュエラと5年の交際を経て、
昨年7月に結婚した。
人生の経験を重ね、成長し円熟した後では"Love"は変わってくる。
長年共同製作をしている従弟のジョージとスタジオで作り上げた。
自分も気に入り、僕の曲を今まで聴いてきてくれているファンたちにも、
喜んでもらえるような曲になると思った。

「まだアルバムは完成してない?」
後、一ケ月から一月半、掛かると思う。発売は5月(日本では4/25)

「娘のインディアとのデュエット曲について」
タイトルを聞きたい?(笑)
まだ歌詞やメロディーの変更を考えていて、未完成な状態。
インディアと僕の関係は特別なものだ。
娘のために曲を書く時に古臭いものにしたくないし、
かといって男女間の曲も相応しくない。
そして僕たち父娘の関係を象徴するものでなくてはいけない。
インディアが生まれてから、彼女に失望させられたことは一度もない。
彼女の存在はいつも僕を励ましてくれていた。
昔っぽくなり過ぎない、二人の関係を表す曲に仕上げたい。

「もう一人の娘、ルチアは?」
インディアが生まれた時、僕はまだ大人になりきっていなかった。
そのままシングルダドとなり、「ほんとうに一人で育てられるのか?」
と怖くなったり、将来の不安もたくさんあった。
母や他の家族が協力して助けてくれたけれどね。
それはそれでありがたいことで良い経験だった。
ルチアには何の心配もない。ただ楽しんでいるよ。

「新しいアルバムには、ルチアの曲もある?」
もちろん。でもタイトルは聞かないで(笑)
子守唄になる。
マニュエラが詩を書き、僕が曲を付けた。

「初めてのアルバムを作った1996年と今では、
自分のクリエイティブな部分で違いがある?」
最初は96年ではない。
それ以前に姉と二人で歌い、EMIと契約していた。
それが自分の初めての業界デビューだ。
その時に自分たちがやりたいと思っていた方向性とは違った形の
リリースとなり、その失敗から契約は打ち切りとなった。

何年か二つの仕事を掛け持ちした。
スタジオのアシスタントエンジニアとUPS。
スタジオが使われてない時に自分の曲を作った。
その時に「もし今、自分の作っているアルバムがリリースされるなら、
それは自分の思った通り、ほんとうの自分らしいものにしたい」
そう思ってアルバム名を"True To Myself"と名付けた。
ヒットチャートを狙ったり、流行りのプロデューサーと組んだりしない、
そういう信念を持ってアルバム製作に臨んだ。
その気持ちは今も変わってない。

「ラッパーではどんな人が好きですか?」
Lil Wayne。嫌われようが好かれようがこれが自分だ、
というところが彼の良さだね。
彼の声も好きだ。
Frank Oceanもいい。彼の"Novacane"なんかが好きだね。
歌詞も気に入っている。

「ミルウォーキー出身だけど、里帰りはしていますか?」
母、二人の姉、兄、家族がいるから年に5回は帰るよ。
レコーディングもミルウォーキーでするしね。
「里帰りの意味は大きい?」
普段は妻や子供と過ごしているが、音楽を作るという意味だけでなく、
それ以外の家族と会う良い機会になっている。

「まだコラボしてない人でしたい人は?」
Steely DanのDonald Fagen。
子供の頃から彼の曲を聴いてきて、曲作りには学ぶことがたくさんある。
一緒に制作できたら、すごく勉強になると思っている。
スティービー・ワンダーとも一緒に曲を作りたいね。
チャカ・カーンとも共演したい。
「だれと組みたいか?」と良く聞かれるけれど、
僕がいつも思うのはR&Bクラシックの分野のアーティストだ。