Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

ニューオリンズへ v.1

2009-06-24 23:16:27 | ニューオリンズへの道
ゴールデンウィークも終わりに近づいた頃、
フランスのエリックベネイファン、Lから突然メッセージが来た。
「思い切って初めてのアメリカへの旅を決断した。
ヒューストンでエリック・ベネイのライブを観て、ニューオリンズへ移動、
3日間、エッセンスミュージックフェスティバルを観て、
Eric Benetファンクラブの集いに出る。
そしてその後、友人に会うためニューヨークへと向かう。
あなたにも会えるといいんだけれど。」

つい先日まで体調を崩していると言っていたので心配していたが、
さすがバカンスにはアフリカやアジアに足を伸ばすフランス人。
旅慣れている。

「私も行ってみたいと思ったけれど、航空券、ホテルの予約、
Essence Music Festivalのコンサートの予約、ホテルとコンサート会場への移動の足、
夫は行って来いと言ってくれたけれど、一つ一つの準備のたいへんさと
人から危険だと言われ、あきらめたのよ。」とメール。

「一人旅は勇気がいるけれど、夫や親友に励まされて、
人生は短いからチャンスを逃してはいけないと思って。」と返事が来た。
う~ん、フランスぽい決め台詞。

彼女はコンサートのチケットと航空券は自分で予約して、
後は現地の親しい人に手配を頼み、いっしょに行動するという。
「あなたもアメリカのファンクラブの会長とか他のメンバーに、
相談すれば良かったのに。」と言われた。

確かにそうなんだけれど、相談したらひっこみがつかなくなるし、
自分の力である程度段取りをつけてからと思っていた。
とりあえず、会長に「Lが行くんだってね。
私も行こうと思って調べたけれど、手配や移動のたいへんさ、
土地に不慣れであきらめていた。
やっぱり行きたいなぁ。」と連絡する。

「ワォ!ほんとに?!来ればいいじゃない?
でも心配なのはヒューストン、皆と同じ席がもう取れなくて、
一人だけ離れてしまうから。
皆で7/1はダラス、そして7/2はヒューストン。
7/3、ヒューストンのライブの翌日、朝の飛行機でニューオリンズへ移動するわ。
ニューオリンズはだいじょうぶよ。
まだチケット売っているし、エリックのショウはラウンジで立ち見で座席関係ないし。
ドームは同じセクションの席はもう取れないけれども、
5箇所の会場の出たり入ったり自由のコンサート、
私達の席の近くにきっと空席があると思うから、そこに座ればいいと思う。
私達の泊まるホテルはH。同じホテルが取れればねぇ。
そこならスーパードームに歩いていけるから。
何でも相談して。」と返事を貰った。

日本の感覚で、ライブハウスに一人で行くよりも着席のヒューストンのアリーナ、
気軽かと思っていたところ、以前に、このブログでも書いたが、
「日本の女が一人で南部地方都市のR&Bコンサートに行くならお洒落はするな。
肌どころか顔も隠すぐらいにして出口に近い目立たない末席を取れ。」
とまで言われてしまった。
会長もその事を気にしているとわかった。
ドームでも私だけ離れた席になることを心配してくれている。
(つづく)