電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士 The Animation 

2010-02-12 19:05:22 | アートランド/マジックバス
WOWOWの有料枠で2005年に放送された作品ですが、上田攻城戦は無料枠で特別放送されたのでみたことあったのですが、ようやく本編もみることが出来ました。
当時の謳い文句は銀英伝スタッフの新作ってことで、大々的に宣伝もうってましたが、売れなかったみたいで2クール予定が1クール分しか作られなかったようですね。
作品の出来自体は悪くないので残念ですね。
河中志摩夫と清水恵蔵がいれば銀英伝スタッフという謳い文句に嘘はないと言えるのですが、その売り方は正直どうよって感じでしたね。
全く違う作品を無駄にハードル上げることもないですよね。

マジックバスの元請けかと思いきや、制作協力:グループ・タック/G&Gディレクションとあるのでちと微妙。
どうりでG&Gがやけに目立つわけだ。
流石にマジックバス自社回よりそれ以外の回は若干落ちますが、安定した作画で良くできてます。
タックスタッフメインで回したグインサーガは、監督が馬とか描き慣れてないスタッフが多いので大変だったみたいなこと言ってましたが、確かにCGが目立つし馬の走りとかがっかりな感じだったのですが、この作品はそういう所もちゃんと描けていて良いですね。
動検に、泉保良輔、阿部千秋、古坂美津妃という現在の作監が並んでいたり、砂川もいたりするのが時代を感じさせる・・・というほど古い作品でもないですが、大車輪の活躍をしている現在の主力である泉保、阿部両氏がそれほどベテランという分けでもないのがちょっと意外に感じられたりもする。

本編4話までみましたが、猿飛佐助を主役として、関ヶ原の合戦辺りから描かれるのですが、大河とかをみても思うのですが、西軍ってホント酷い。
数の上では勝っているし、まともに戦っていたら負けるはずのない戦いだったのに、合戦に参加していながら動かない武将が多すぎる。
働かないではなく動かないというのだから、まともに戦って散っていった人達が浮かばれない。
裏切った小早川は論外ですが、動かない毛利とかホント腹立つ。
大谷・宇喜多とかホント不憫。
三成に人望がないというのはあるでしょうけど、事前に敵に回ったとか内応してたとかならまだしも、戦場に出てまで日和見ってのは不義不忠以前に武士としてどうよって思う。

とまぁ、そういうことを感じさせるくらいに、まともに戦国アニメ。
ちゃんと予定話数作られていたらなぁ・・・。
今の時代、戦国BASARAみたいなキャラ萌えアニメにしなきゃまともに作れないというのはちょっと悲しい。
この作品も猿飛佐助を主役にしている時点でまともとは言えないのかも知れませんが、戦国BASARAに比べたら・・・。(笑)




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AT-X情報解禁日ですが | トップ | COBRA THE ANIMATION (TV) 5話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アートランド/マジックバス」カテゴリの最新記事