電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

夢色パティシエール 22話

2010-03-07 17:55:04 | 雲雀
「約束の絶品スイーツ」
脚本:山下憲一、コンテ:須永司、演出:吉田俊司、作監:山田勝、小沼克介
スイーツ作監修・プロップデザイン:岸川麻美、吉田みずき
原画
平田和也、牛来隆行、竹島照子、岩佐とも子、澤井真紀、伊佐英朗、荻原みちる、加藤照代
田島裕佳、野澤吉樹、酒井強至、櫻井梨恵子、野間勇輔、根本美紗子、伊藤麻由加、幸野浩二
二原:斎藤隆一、岡智美、澤畑静香、じゃんぐるじむ 平良哲朗、宇良隆太、ワオワールド
動検:伊藤麻由加、田島裕佳、色指定・検査:見上倫子、制作進行:李佳雯
動画:黒澤桂子、難波聖美、鈴木恵理、永田陽菜、斎藤千恵、じゃんぐるじむ、フロントライン、AI

前話に続き須永コンテですが、かなり赴きが異なりますね。
雲雀自社回、前話よりも動きが多く、寮長さんを中心に線のしっかりした印象。
岩佐さん原画で来ましたね。
寮長さん関係の絵柄は秋山さんからは遠いというか、かなり岩佐さん寄りな印象がするんですが、原作にあるエピソードなのだろうか。

「飢えたいちごにスイーツ作らせちゃダメですぅ」
キャラメル言うやないかい。(笑)

女子寮に当然のように入ろうとするカフェきゅん。
「ここから先は男子禁制、乙女の花園ですわ」
「カフェくんはお外で待ってるですぅ」
「そんな男子って言うか、ぼくスピリッツだしさ・・・」
「ダメですわ!」
「あ~れ~」
ショコラ酷い。
カフェくんは心は乙女なのに。(嘘)

寮長夫妻は奥さんは若いのに、旦那さんは随分老けてるなと思ったら、そういうことか。
学生時分は奥ゆかしい感じだったのに、今は肝っ玉な感じですが、昔から芯の強い人だったんでしょうね。
冬馬さんの演技も良い感じでした。

「なんて鈍いのかしら」
「全くですわ」
「困った人ですぅ」
ささやき合うバニラ達を背中に、申し訳なさそうに肩をすぼめるカフェくんが痛々しい。(笑)
しかし、バウムクーヘン食って分かれっていうのは結構酷よね。
こいういうのは言葉にしても伝わらないことだってあるのに。

家庭でのバウムクーヘンの作り方も説明されてましたが、原理を考えたらそういうやり方でいいんだって感じで、コロンブスの卵的な発想で作られてるんですね。
考えてみたら、伊達巻みたいなもんか。(笑)
それを言うとプリンは茶碗蒸しですね。
うちとこじゃ茶碗蒸しは甘いのが当たり前なんですけど、一般的ではないと知った時は軽くショックでしたね。
修学旅行で京都行った時、茶碗蒸しが出ると聞き喜んだら、卵豆腐みたいでがっかりした覚えが・・・。



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夢色パティシエール 21話

2010-03-07 01:27:38 | 雲雀
「友情の抹茶ガトーショコラ」
脚本:山田隆司、コンテ:須永司、演出:安藤健、作監:松岡謙治
スイーツ作監修・プロップデザイン:岸川麻美、吉田みずき
原画
松岡謙治、岡本達明、大深了平、井上みゆき、戸田麻衣
栗原基彦、菊池一真、出野喜則、岩村洋輝、山本哲平
二原:豊田佳祐、田中京子、京江ANIA、drop
動検:豊田佳祐、色指定・検査:佐藤裕子、制作進行:丸山裕介
動画:岐部緑、MAP、京江ANIA、Triple A、AI

ALBIONのグロスですが、作監松岡さんで演出安藤さんというと、まんまロンですね。
ロンが潰れたと聞き心配していましたが、元気そうで良かった。
美術は草薙で撮影は雲雀ですが、PIPOPAの頃からこういう絵作りがはまってますね。
AパートとB入りの階段の辺りは作画良かったですが、Bはちょっとキャラ修イマイチでした。
れもんちゃんといちごの会話を隠れて聞いているシーンの花房なんて、あんた誰?って感じでしたし。(アップ絵じゃないけど目立つので作監入れてね)
AとBでは作監かわったのかと思うくらい違ってた感じが。
クレジット順でパート分けしてあるならAはロン組っぽいですけど、BはAIなのかな?(以前からのアルビオンスタッフとか?)
しかし、スイーツは流石の出来。
スイーツロマンスカード送る時のキャラメルのカットは良かった。(バンクじゃないよね?)

老舗の看板にびびって負けたショックで逃亡の安藤と、入学以前からの友人である樫野の熱い友情展開。
橋のシーンの作画・演出がやう゛ぁい。
投げ入れる小石の水エフェクト、投げ入れる樫野が格好いい。
そして、まさかの飛び降り。
樫野、熱すぎる。(笑)
作画・演出・音響効果、三位一体、マジヤバ。
樫野に惚れ直したわ。
扇子に喩えるセンスにも脱帽。(笑)

「友情のスイーツを作るために、みんなで友情を深めていたの」
チームいちごはこういうセリフに全く違和感ないですね。
嫌味でもはったりでもなく、嘘にならない所が良い。
結果論ですが事実友情が深まったし、嫌味への切り返しに曇りのない表情で切り返せるのが強み。
「おまえらのチームに、友情はあるのか それ以前に友達として、心を開いているのか」
お前がそれを言うのかって感じもしますが、樫野かっこええ~。
流石はこの作品のヒロインなだけのことはある。(笑)
後ろめたさのあるれもんちゃんに、アンリ先生の言葉が重くのしかかったことでしょう。
触れれば分かるいちごの魅力。
アンリ先生ってダシマスターみたいだ。(笑)

「同情しに来たならお断りです」
「話をしに来ただけ」
いちごのこの台詞が上手い。
嫌味のない優しさを含んだ表現がいちごの持ち味ですね。
いちご役の悠木碧は拙い部分もあるのですが、いちご向きの巧さを備えているなと感じます。
PIPOPAの勇太やプーも素晴らしかったですが、雲雀作品のキャスティングはキャラを掴んでいますね。
「話をしに来ただけ」
この語尾がね、良い感じに余韻のある止め方していて・・・たまんねぇ。

安藤回かと思わせておいて樫野回な、良い感じに熱い友情展開のAパートも良かったですが、れもんいちごが醸すBパートも良かった。
れもんちゃんにスイーツスピリッツが憑いたのが見えた時は、不覚にもちょっとうるっときてしまった。
ベタな展開なんだけど、それが良いんですよね。




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