行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

伊勢志摩は観光地として飛躍を

2016-05-25 22:25:41 | Weblog
いよいよ明日からG7サミットが開催される。開催地の伊勢志摩は日本では伊勢神宮もあるし、かなり著名な観光地だが、世界的にはマイナーだろう。アベノミクスは壁に当たって、日本経済は不透明さが増しているなか、アベノミクスで唯一大成功なのが観光客誘致2000万人突破だ。この達成が政治では険悪になっている中国からの観光客増が寄与していることは皮肉なことだ。今や日本中メジャーな観光地には外国人観光客が押しかけて、北海道では外国人専用のホテルができているくらいだ。
 
伊勢志摩は多島海という風光明媚な環境は世界に誇れる。海の幸である牡蠣や伊勢エビ、そして世界の御木本パールがある。今度のサミット会場である志摩観光ホテルを始めホテル群は充実しているし、温泉も出る。50年も前、最初に赴任した関西で、名古屋出張の帰路同僚に誘われ志摩観光ホテルで鮑のステーキを食べたが、未だあれ以上の鮑は食べたことがない。
今回のサミットには120カ国からマスコミの取材陣が来ている。サミットよりオバマの広島訪問の方が重要だと言っている外国人ジャーナリストがいるくらいサミットの宣言は玉虫色でかつ大味でスローガンを並べたようなものだ。むしろ外国人ジャーナリストには伊勢志摩の美しさと食の素晴らしさを持って帰って、世界一級の観光地と喧伝して貰う効果の方が日本経済にとって良いだろう。
 
地元もこんなビッグなチャンスを利用しない手はない。北海道に次ぐ交通至便な観光地として飛躍してほしい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 際立つ日本とドイツの違い | トップ | 昭和記念公園ポピー見頃 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事