行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

年金生活者のマネー運用、日本株が冴えない、企業統治に問題

2024-06-18 14:59:57 | 年金生活者
投信ファンド、5月の資金流入額のトップは三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の2014億円だった。2023年11月以降、7カ月連続で首位となった。2位は同シリーズの「米国株式(S&P500)」の1611億円だった。
2位以下も外国株への投信が大部分だ。報道によると1~5月、個人投資家の投資を通じての円売りが5.6兆円で昨年年間の4.5兆円をこえて、円安の原因にもなっている。
一方、日本株は冴えない。3月22日4万円を付けた後、日経平均株価は昨日712円(1.8%)も下落、38102円と低迷している。専門家も昨日は戸惑い、フランスの政情不安が原因などと戯言(たわごと)を言ってる始末。

昨年来、世界の投資家は日本企業の改革に期待し、4万円まで買い進んだが、その後決算見通しなど様子見をしていたところ、トヨタをはじめとする自動車各社の不正認証取得や三菱UFJを中心とするグループ内での顧客情報不正使用などが発覚し、大騒動となった。日本を代表する企業の企業統治に不安が生じたことが日経平均株価に影響していると思う。


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