行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

実質賃金がプラスになるのはいつ頃だろうか

2024-07-04 22:53:17 | 労働
連合が3日発表した2024年春闘の最終集計によると、基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給分を合わせた平均賃上げ率は5.1%となった。前年同期よりも1.52ポイント高く、1991年以来、33年ぶりの高い水準となった。規模の小さい企業の対応も注目され、組合員が300人未満の中小企業の平均賃上げ率は、4.45%だった。

4月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比3.0%減と、市場予想(2.0%減)に反して前月の2.3%減からマイナス幅が拡大した。減少は13カ月連続。
名目賃金に相当する1人当たりの現金給与総額は同1.0%増の28万5176円。16カ月連続のプラスだが、伸び率は前月(1.3%増)から鈍化した。

春闘の結果が実際の給料袋に反映されるのは6月ぐらいからだから、実質賃金がプラスになるのはもう少し後になるだろう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全米シニアオープン、藤田寛... | トップ | 鴨の親子が市民会館の池に引... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

労働」カテゴリの最新記事