コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

やっと紅葉を見に丹沢へ

2013-11-13 20:17:41 | インポート



ここしばらく私用が重なったり、台風が来たりで、山へは出かけることが
できませんでした。
そうこうしているうちに紅葉前線は、どんどん下りてくるし昨日からは
強い寒気がやってきて、もう初冬のような雰囲気が・・・
最近は、いつまでも暑く、ようやく秋らしくなったかと思うと
足早に冬が、やってくるような気がします。

少し紅葉には遅くなってしまいましたが、今日からまた行くことが
できるようになりました。天気も良さそうです!
まだ紅葉が見られそうな丹沢を一日歩こうと思います。

東名高速の大井松田インターで下りて、寄(やどりき)大橋の脇に
車を置いて、7時に出発。
稜線の天候が良ければ青空の下、主脈を蛭ヶ岳あたりまで
いって来ようと思います。

鍋割山までは、作業道を利用して後沢乗越(うしろさわのっこし)に
向かいます。
沢沿いの道を詰めると右手に鹿棚が現れるので、そこを入り、後は
植林帯を詰めて行くと稜線に出ます。

















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尾根を鍋割山へ登って行くのですが、天気が予報とは違い
山頂付近は厚い雲に覆われ、今にも降ってきそうです。
それでも午後は晴れて来るだろうと思い、先を急ぎます。
今日はロングコースの予定ですので、行動食にして、12時30分を
折り返しの時間としました。
蛭ヶ岳までは無理でも、何とか鬼ヶ岩までは行きたいと思います。
鍋割山に9時10分着。
お~、自分も結構早く登れるじゃ~ないか と、ここまでは快調です。
途中、チラッと岩場にイワシャジンがまだ咲いていたりしましたが
スルーして、写真はこの2枚だけにしてきました。










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鍋割山山頂には人はいませんでした。

菓子パンを一つ食べていると、空から白い物が・・・雪だ。
あっという間に本降りになり、空は真っ白に・・・
しばらくすると、パラパラと霰に変わってきました。

風もあるので、ここで主脈歩きは、あきらめました。



















こんな天候ですが、今日は一日歩きたかったので、雨山峠に
下りて、檜岳(ひのきだっか)方面に縦走することにします。











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稜線あたりは落葉していますが、わずかに残った紅葉を見ながら
ゆっくりペースダウンして歩くことにします。
中腹あたりは、まだまだ綺麗に残っている感じですね。
晴れていれば、まだ十分楽しむことができると思います。









イワカガミの葉も紅に染まる。










Photo_3










ユーシン渓谷側は、まだまだ紅葉が美しい感じがします。
晴れてくれれば・・・・と何度も思ってしまいますが
しばらくは、降ったり止んだりの天気です。














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雨山峠を越して、雨山に登り返します。
しばらく痩せた尾根を登りますが、やがて広い尾根道へと変わります。

雨山あたりを歩いている時に、いきなり脇から人が出てきて、
挨拶されました。
エッ!と最初は驚きましたが、オレンジのベストに猟銃を持った
ハンターの人でした。

・・・もう、狩猟時期なのですか?と尋ねると

・・・今、この周辺の鹿を間引きしているとの事でした。

雨山山頂には、張り紙がしてありました。
登山道に向かっては、発砲しないそうですので安心ですが
私は、この先の檜岳から作業用の道を探して、寄橋まで下りる予定
でしたので、不安になります。

これは、登山道をまっすぐ伊勢沢の頭から秦野峠に向かったほうが
良さそうですね。
少し秦野峠からの林道歩きが好きではないのですが、登山道を
歩いた方が良さそうです。













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雨山から先は、まだ歩いたことがない領域です。
檜岳は、名前から檜が多い、植林の森を歩くのかと思いましたが
大きなブナの樹もある自然林の森を歩く感じでした。
山頂は気をつけていないと、通り過ぎてしまいそうな、展望もない所
でした。

ほんのわずかな時間でしたが、雲が途切れて青空がみえました。














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檜岳の先、左側が崩落している場所があります。

少しは天気が良くなるかと思いましたが、再びガスに覆われてきました。











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雨山から伊勢沢の頭までの稜線歩き、思っていた感じとは違って
自然林の中の登り返しも少ない緩やかな尾根道を歩く、とても
癒される、やすらぎのルートでした。

ぼんやりした霧の中を歩くのも悪くはないです。

鍋割山からは、ハンターの人以外は会うことありませんでした。











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伊勢沢ノ頭からは、草地を秦野峠に下りていきます。

草の斜面には、リュウノウギク、リンドウ、トリカブトなどが咲き
まだ、多くの花を見ながら下ることができました。










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秦野峠から林道の秦野峠までは、一度、沢を渡って痩せた尾根を
少し登り返します。












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最後に植林帯を抜けると、林道の秦野峠に到着します。

薄暗い植林帯の中、スッポンタケを発見。













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最後1時間20分位の林道歩き、樹木の果実や法面に咲く野菊をみながら
楽しく歩くことができました。
理由は、なんていっても、このヒンヤリした空気のお蔭ですね
今年の夏は猛暑の林道を大汗かいて何度も歩きましたが、ここの林道は
真夏の時期は勘弁してもらいたい感じです。



ミツバウツギの果実 
あの花が、この形の果実になるのが不思議に思っています。













Photo_14













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暗くなる前に帰ってきました。



11月12日










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