60代後半のスローライフ

                      

ホテル隔離2日目(実際には3日目)

2022-02-24 08:43:50 | コロナ禍での日本帰国

本日、日本大使館からメールが来ていた。
3月1日から、ブースター接種(3回目のワクチン)済んでいたら自主隔離のみ、ワクチンなしでも3日間の強制隔離のみとなるらしい。

あと1週間、帰国を遅らせていたら、この恩恵を受けられたのに。(-_-;)

しかし、ホテルに滞在できたことで、疲れが取れたのは、有難い。
何もない家、誰もいない家に、3年ぶりで帰る。
疲れている上、食料品の買い出しやら、この時期、ストーブを出したり、いろんなことを、いっぺんに、やるのは、かなりしんどい。

実家の2階に寝ているが、古い家で傾いているし、夜中にトイレに行くのが一番こわい。
階段が急なので、落っこちたら、大変なのだ。
勿論、手すりは両方につけているけど、とにかく急な階段の上、階段を上がった所は狭いスペースで、おまけに傾いているのでバランスを崩すと大変なことになる。

帰国した当日は、時差ボケの為、夜中に何度もトイレに行きたくなった。
こういう時、ホテルに滞在出来てて、良かったなあと思う。

帰国した日、午前9時頃、関空に到着して、その後、検疫で、重い荷物を持って、あちこち歩きまわった。そそのたびに、緑のカードやピンクのカードやら、首から下げることになった。

My SOSは、すでに登録しておいたのでスムーズに行った。でも、どうしても英語でしか出てこない。i phoneは、使い慣れていないのに、英語でメッセージが出てくると、困ってしまう。
どのボタンを押していいやら。(;゚Д゚)

陰性検査は、ドライマウスなので、と言うと、鼻からやる、いつも自分でやってるフローテストみたいなものをしてくれた。すいすいと進んで行って、最後に健康欄を書く票で、質問された。

それが済んで、それから待合所で、長い時間を待った。
頭が朦朧としてきて、しんどくて、たまらなかった。
早くホテルに行って休みたかった。
帰って来たことを、後悔していた。3月にすればよかったのに、とつくづく思った。
とにかく寝てないので、疲れが限界に達していた。

関空に到着した人たち、日本人ばかりか、と思っていたら、外国人が、結構、多くてびっくり。
スタッフの人も外国人の人が、ちらほら。どこの国の人達かは、わからないけど。
どれくらい待つのかわからないので、受付の人に聞いてみた。
「陰性検査は、とっくに終わっているんですけどね。ただ、ホテルに振り分けるバスが、なかなか手配できなくて」と言われて、そっか、まだホテルは、満室なのか~と思っていた。
私の希望通り、広めの部屋に、入れるだろうか? それが一番、心配だった。

ようやく「バスの手配が出来ました」と番号を呼ばれて、荷物を取りに行った。
荷物は並べられていた。無事に届いていて、ほっとした。
何頭かのビーグル犬がいて、バッグの荷物の臭いを嗅ぎまわっていた。
最初、マリファナか何かを持っていないかの検査かなと思ったけど、実際に空港で、犬を、こんなにたくさん見たのは初めてだ。
そして、私のバッグの所に来て、何か言いたげにしてる。
係員の人が、「中身を見せてもらっていいですか?」と言う。
キャリーバッグの中身を見せた。
大きい荷物が2個とキャリーバッグとリュックとハンドバッグ、合計5つだ。

係員の人は「中に何か、生もの、ハムとか果物とか入っていないですか?」と聞いた。
「りんごが、入ってます。胃が痛くなるもので。リンゴを持ってきたので」と言うと、キャリーバッグを開けられて、リンゴを、没収された。

検疫の人に「以前は、こんなこと言われたことないんですけど」と言うと、3年前から法律が変わったとのこと。
そうなんだ。私は、ちょうど3年間、日本に帰っていないから、わからなかっただけで、いろいろ変わってるんだと思った。

そして空港に着いてから3時間後、ようやくバスに乗れて、ホテルに到着した。
希望していたホテルだった。最後まで、何処のホテルに行くかわからず、不安だったけど、ほっとした。
部屋は、とても、明るい見晴らしの良い場所で、ベッドが2つ置いてあるダブルルームだった。
私以外は、殆どの人が家族連れだった。
ここなら、6泊7日の強制隔離、何とか我慢できそう、とほっとした。

着いた日の夜の食事。おかずは冷たかったけど、ご飯は、まだ暖かかった。
美味しかったので、ご飯以外は、完食。



ご飯が多すぎたので、おにぎりにして、小腹が空いたときに食べようと思った。
ハサミは持ってきて、本当に良かった。いろんなことで、役立つ。





朝食は、パンのことが多い。サラダは、必ずついてくる。野菜がいっぱいでヘルシーな食事。



夕暮れ時の景色。空がきれい。





今夜のおかずは、チキンがメインだ。一口食べてみると、冷たい!さすがに、冷たすぎる!



ということで、シンクにお湯を張って、チキンをタッパーに入れて、少し暖めた。



暖かくは、ならないけど常温程度になって、やっと食べれた。
完食しているけど、ここを出た後、体重が増えてそうで怖いなあ~ (;'∀') 

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ストレス半端じゃない!今回の帰国は!

2022-02-24 05:34:22 | コロナ禍での日本帰国

昨日は、朝から地元イーストボーンのテストクリニックで、Rapid Antigen testをしてもらった。
20分後、Drが、テスト結果を日本のフォームに記入してくれた。
気を付けて、日付なども間違いないように。(日本とイギリスでは日付の書き方が反対で、日、月、年、の順なので)
それでも、厚生労働省に電話して確認したら、Rapid Antigen testは、ダメだと言われ、ヒースロー空港のTerminal 3 まで行って、Lamp検査を予約した。
結局のところ、Lamp検査も同じようなテストだった。鼻に綿棒を入れて、自分でやるフローテストと変わりなかった。
私は、検査前日まで、心配で、毎日のようにフローテストをしていた。
もし、万が一、陽性になったら、飛行機に乗れないから。
行きたかったフィットネスのクラスも参加しなかった。用心のため。

それから、Lampテストの為、ヒースロー空港に!
T3に行くのは、まるで迷路みたいで、本当に、ストレスだった。
スマホのナビでは、正確でなくて、なかなかLong Stayのパーキングまで行けなかった。
やっとの思いでLong Stayのパーキングに行ったと思ったら、1時間半くらいで、なんと17ポンドくらい支払わないといけなかった。キツイ!なんでも高すぎる!

そして昨夜はヒースロー空港近くのホテルに滞在した。
その夜は、ホテルでリラックスできた。
メールで送って来られたLamp検査の陰性証明書もホテルでプリントアウトしてくれたし。
とても良いサービスのホテルで、リーズナブルな価格、しかもバスタブもついてた。(イギリスのホテルはバスタブのない所が多い。やはり、水道代もかかるし、なかなかヨーロッパではバスタブ付きのホテルを探すのは難しい)ベッドも快適だった。
夜はホテルの1階のレストランで食事した。そんなに種類は多くないけど、夫と私はチキンカレーを頼んで、ラガービールを1パイントシェアした。
美味しかった。こんなにビールが美味しいと感じたのは珍しい。
喉も乾いてたし、いろんなストレスがあったからかもしれない。

翌朝、またT3のDeparture (出発ロビー)に!
ホテルからは10分ほどの距離なのに、辿り着けない!
迷路になっていて、この時ほど、どれほど、ホテルのシャトルバスサービスを利用したら良かったと後悔したことか!ホテルのシャトルバスサービスは、片道6ポンド、往復10ポンドだった。
でも、直ぐ近くだし、大丈夫だろうと、思っていた。
昨日で、懲りてるはずなのに、駐車料も、高いし、シャトルバスで行った方が、どれだけストレス半減されたか。
ヒースローは本当に迷路だと思う。タクシー運転手に頼んで、(これも高い料金だけど)行くかシャトルバスの方が絶対にお勧めだ。
駐車場から降りてからも、迷路で、ややこしいこと、この上ない。

そして、午前6時半にホテルを出て、7時には余裕で到着して、出発前の2時間前に到着の予定が、何と、T3に着いたのは、7時半! それから、列に並んで、順番が来がたが、この受付の女性(黒人っぽい人だった)この書類では、ダメだと言う。「どうしてですか?陰性証明書は念のため、2つも取ってるんですよ!」"Japanese Government recommended this Lamp test!!" 「このランプテストは日本政府が推奨しているんですよ!」と、何度も言った。
その担当者は、どうやら、わからなかったようで、他の人に聞きに行ったりしていた。
それだけでも時間が、どんどん過ぎて行って、焦った!!(;゚Д゚)
そして、やっとOKが出て、Departuerのゲートに入れたのは1時間前の8時。

夫と別れる時、本当に淋しくなった。たった3か月くらいの予定なのに。
そして、私をサポートしてくれて、本当に、感謝しかなかった。
大変なことに、つきあってくれて、迷惑かけて申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

そして、お互いにハグして別れた。淋しくて、涙が出そうになった。
昨日の夜でのレストランでのリラックスした時間を思い出して、余計、泣けてきそうになった。
普段、喧嘩ばかりしてるけど、つくづく、かけがえのないパートナーだと感じた。
こんなに大事な人は他にいないよね。切れやすくて嫌いになることも多いけど。
お互い年取ってきて、こんな、ややこしいこと、いつまで、やってられるんだと思う。
やっぱり、日本に帰るのを、遅らせれば良かったかなと何度も後悔した。

出発ゲートまで、重い荷物、カートとリュックを背負って、走った。
この年になっても、まだ走れる体力があったことに感謝!
普段からフィットネスに通っていたことにも感謝!
出発ゲートは、思ったより、遠くて、間に合うかと必死で走った。
ぎりぎり、間に合った!!
出発前20分くらい前だったと思う。
もう殆どの人が搭乗していた。
喉が、からっからで、水を買っていたから。
私はドライマウスだから水は必ず必要なのだ。
空港でのチェックも時間がかかった。
勿論、ペットボトルの水も捨てないといけないから。

ロンドンからフランスへの飛行機は満席だった。
皆、マスクをしていた。
隣に座った年輩の夫婦もFFP2マスクをしていた。
私もこの日の為に、FFP2(5Layerになってる)マスクをアマゾンで購入していた。

ロンドンからフランスへは、あっという間だった。
軽食が配られる暇もないくらい。ビスケット1個を配られただけ。
実際に飛行している時間は30分くらいだった。

パリ、シャルルドゴール空港に着いたのは、予定時間より少し早め。
お腹が空いてきていた。午前11時だった。イギリスからは、1時間の時差がある。イギリスなら10時。早速、カフェを見つけたので、入ってみて、まあまあ、美味しそうなのを選んだ。
ヨーグルトも暫くは食べれないだろうからと、買った。エアフランスもそうだけど、空港のすべてのフォークやナイフ、スプーンは、プラスティックでなくて、木製なのには、驚いた。

お腹が空いてたので美味しかったです。
ファラフェルと野菜入りのライス、フランス人のおじさんのを見様見真似で、そばにあった電子レンジで温めて食べました。



チュンチュンさえずる声がすると思ったら、雀が空港の中にいる。
パンくずをやると、少しだけ食べて、またどこかに飛んで行った。



あら、これ、イギリスで、人気の、Yo!Sushi!じゃないの?
フランスでは、Yo!活!になってる(笑)



時間が来て搭乗。パリから大阪行き。
ゲートに入ると、何と階段を下りたところに、バスが待ってた。
重いキャリーバッグとリュックで、これで。膝が痛かったら、階段降りれないところだ。(~_~;)
バスを降りてから、タラップを登らないといけない。
これも、重い荷物を持ちながら、かなりきつい。年寄りには。(゚Д゚;)
そこへ、若い、かっこいい男性が現れて、「持ちましょうか?」と、重いキャリーをタラップの上まで運んでくれた。なんて親切な人なんだ!それにめちゃ、イケメン!と思った。

今回はプレミアムエコノミーにしたから、快適なはずと思っていたのが大間違いだった。
エコノミーとちがって、座席のアームレストが倒せない。だから横になるわけにいかない。
しかし、ずっとあれやこれや、何とか眠れないかと試してみるものの、眠れなかった。
エコノミー席をみると、殆ど空席ばかり。
到着する3時間前に、エコノミーに移動して良いか聞いてみたら、「もちろんよ。どうぞ、どうぞ」と言われたのでエコノミーに移動して、暫く横たわることが出来た。
もっと早く、聞いてみれば良かったと後悔。
飛行機に乗ってる時、たとえ2時間でも眠れたら、疲れ具合が全然ちがうのだ。



乗ってから暫くすると食事が出てきた。「チキンとパスタ、どっちがいいですか?」と聞かれ、「パスタをお願いします」と言って出てきたのが、この食事。美味しかったです。
白ワインも頼みました。デザートのチョコレートケーキみたいなのが特に美味しかった!
チョコレートの質が上質で、何とも言えない美味しさでした。
あとは、パテも出てきましたが、これは、お腹がいっぱいで、殆ど食べれませんでした。











いよいよ、関空に近づいてきた。
いつもは、通路側の席で写真など殆ど撮ることないのですが。
もうすぐ、関空到着、疲れは、限界に達してきました。
飛行は順調で、タービュランスも全くありませんでした。
そして予定より早い時間に到着。
さて、ここから、空港検疫が始まります。

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