東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

冬のサプリメント

2016-12-12 13:47:32 | ノルウェー山暮らし fjellgård
もともとサプリメントを飲むのは好きではないんですけど
相方の強力な勧めもあっていちおう飲んでます(ときどき忘れる)



オメガ3とビタミンD

何週間も太陽に当たることがないため不足しがちな栄養素を補って
鬱を回避するのが大事、だそう

鬱というとおおごとですが
こうも暗い時間が長いと
それだけで気分が落ち込みやすくなるというのは納得

そして
情緒不安定に気がついたときにはもう遅い、のだそう

確かに朝起きると暗くて
晴れ晴れとした気分にはなりにくい…


(午前8時半過ぎ)

クリスマスを待つ家々の明かりは
実は冬至を待っているのかもしれません


食べ過ぎ注意予報

2016-12-11 11:21:20 | ノルウェーの食べもの mat
クリスマスシーズン到来とともに
どこからともなく人と会う機会がふってわいて
普段あまり食べない食事やデザートで胃腸が過労気味です

とはいえ
ノルウェーの伝統的なクリスマス料理といえば
ひつじの煮込み、豚バラ肉のオーブン焼き、白い巨大ソーセージ
あとはルーテフィスクという名の若者に不人気な白身魚料理くらい
それらを茹でたジャガイモやらマッシュした根菜などと一緒に食べます



わたしからしてみれば
ごく普通のノルウェーの夕飯とさして変わらないような…
(でもこういう料理はわたしは普段食べない)

それよりもあなどれないのはスウィーツ
アーモンドプードルをたっぷり使ったリング状のビスコッティ(?)を
タワー状に積み上げる伝統菓子にはじまって



ケーキ、ドーナツ、菓子パン、7つの異なる種類のクッキー、ベリー入りクリームなどなど
乳脂肪過多なものばかり
どれだけバター使うの?
どれだけ生クリーム食べるの?
とつっこまずにはいられません

せめて自宅ではヘルシーな食事をと思いつつも
相方のリクエストでしばしばタコスが食卓に上る現実



なぜノルウェー人は fredagstaco とか言って
金曜の夕食にタコスを食べたがるんでしょうね

もしかしたら
日本のバレンタインデーのチョコレートのように
タコスのシェルやソースを作っている大手メーカーのプロモーションのせいだったりして





ゴールデンイーグル

2016-12-10 14:20:07 | ノルウェーの動物 dyr
朝起きて窓の外を見たら
家から50mくらいのところに大きめの鳥がいました

雪上で何かを食している様子
羽を広げると半端なく大きい
(見惚れて写真撮れず)

よく見ると少し離れたところにもう1羽小さめの鳥が
辛抱強く順番を待っています

しばらくして大きな鳥がその場を離れ
待っていたもう1羽が食事にありついたところで
写真を撮れるか試してみました(望遠鏡越し)



獲物は仔鹿のようです



2〜3秒おきに顔を上げて周囲を一瞥
警戒しながらの食事、大変だなあ…



脚が太いので肉食鳥とわかりますが
これは鷲なのか
それとも鷹なのか?

相方の解説によるとこれはまだ若いこどもの鷲
なぜなら翼に白い部分が少ないから
最初に食べていたのはたぶん母鷲
そして仔鹿は先週の大雪で行き倒れたんじゃないかとのこと
鷲が母親と一緒にいる元気な仔鹿を仕留めるのは難しいらしいです



サンタさん
望遠レンズ付きカメラをください






Norskprøve

2016-12-09 18:10:38 | ノルウェー語 norsk
試験の日の朝は早起きしました

普段は9時始まりの学校ですが
試験は8時開始で30分前集合
キッチリ7時半5分前に学校へ着いたのに玄関まだ開いていません

なんでやねん…

こういうところが根本的に違うよねーと思いつつ
待つことしばし

まだあたりは真っ暗
学校の窓に飾られたクリスマスを待つための明かりがキレイです



少し経って他の受験者が2人現れて
すぐに先生も到着

7時40分ですけどね…

この度の受験者はなんとたった6名でした
うちわたしを含む3人が学校の生徒で顔見知り
残りは学校をとっくに終わっている人たち

試験を申込むときにレベル (nivå) を選ぶのですが
6人のうち2人ずつが同じ nivå を受けるとわかり
会話テストのペアがその場で判明(会話テストは2人セットで受験)

わたしのお相手はノルウェー在住5年のロシア人女性
3人の子持ちで仕事もしていて
試験も過去2回経験済み
今回は大学で勉強するためにB2に挑戦というツワモノ

ちなみに nivå は
A1-A2、A2-B1、B1-B2 の3つから選ぶのが一般的で
(実際には上は C2 まであるらしい)
それぞれ受験した nivå 以下の判定を受ける仕組み

例えば nivå A2-B1 を受験した人は A1以下/A1/A2/B1 のいずれかの結果を待つことになり
どんなに出来が良くても B2 をもらうことはできません
(ただし会話のテストは例外)

今回、担任の先生からやや無茶ぶり的な nivå B1-B2 を勧められたのもそういうわけで
たとえ高いレベルの試験を受けてちっともうまくいかなくても
別に不合格になるわけではなく
失うものは何もないというわけです

それにしてもさすがに難しかった…
学校7ヶ月通っただけで挑戦するにはハードル高かった…

でも何はともあれ終わりました
やっほー!



試験の内容、また今度書きます
(たぶん)

雪の日々その2

2016-12-08 22:47:31 | ノルウェー山暮らし fjellgård
12月の始まりとともに
再びまとまった雪が降りました

週末を自宅で過ごすべく町から村へ向かう道中
ポツリポツリと小さな集落がいくつかあるのですが
村まであと5kmほどのところから家の明かりが見えなくなって全くの闇
(街灯はもともとナイ)

ああ…雪のせいで停電なのね

自宅までたどり着けばろうそくも薪ストーブも発電機もあるから
なんとかなるのですが
問題は途中の雪の量

村のはずれの最後の集落から山の一軒家の自宅まで約5kmの山道は
私道のため公的機関による除雪はありません
1mほどの新雪に覆われてしまうと
何箇所かある斜度の高い難所が問題

危なそうだったら引き返そうと相方と話して
最悪の場合ATVを置いて歩いて下山の覚悟で出発
幸いATV(と運転手の相方)が頑張ってくれて
なんとか家のすぐ近くまでこぎつけました

家の手前100mくらいから玄関の明かり(通年つけっぱなし)が見えたので
停電も復旧したことがわかってさらにホッとしたのもつかの間
なんとここでATVがスタック
それもけっこう傾いた格好で

想定内ではあったのですが
家まであとほんのちょっとだったのに…

相方がシャベルで雪をかきつつATV救助をしている間
じっとしているのも寒いのでちょっと運動がてら雪の中を歩いてみました
というより泳ぐ感じ?


(写真は翌朝あらためて自宅付近を歩いたときのもの)

こういうの
雪を漕ぐって言うの?

何はともあれ週末を自宅で過ごせて嬉しかったので
アニスを使ったおやつパンを焼いてみました



カンタンで生地もなかなか美味しかったけど
個人的にはシナモン風味の方が好みかも



外が大雪であればあるほど家の中が暖かく居心地よく感じるのは
新潟と富山で暮らした十代のころと同じだなーと
ちょっとなつかしく思い出したりする雪の日々です













Norskkurs, uke26-28

2016-12-03 11:53:34 | ノルウェー語 norsk
11/14(月)〜12/2(金)
テキスト "Stein på stein" Kapitel 4, 6

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13人の生徒のうち
イラン、スーダン、エリトリア出身の3人が
職業訓練のようなもののため4週間にわたって不在です

加えて
長期病欠のイラク人に
仕事が忙しくてなかなか学校に来られないポーランド人
保育園で臨時の仕事を始めてこれまたなかなか姿を見せないイラク人と
レギュラーメンバーが次々に減って
気がつけば5〜6人で授業を受けていたりします

生徒の人数が少なければ少ないほど
先生がひとりひとりをよく見てくれるのでラッキー!

それまで寡黙だった生徒も
ポツリポツリと自分から発言するようになって
(オレ!オレ!と自己アピールの激しい生徒がいないおかげで)
全体的にいい感じです

おまけに目前に迫った試験を考慮してくれた先生が
チャプターを飛ばして授業を進めてくれています
(試験に出やすいテーマ優先)

とはいえ12月初めの試験を受けるのは
クラスの中ではわたしの他には1人だけ

わたしはアジア人にありがちな
読み書き文法のスキルに
リスニング力と会話力が追いついていないタイプで

もうひとりの受験者は
ノルウェー在住歴4年の若いママで
聞いたり話したりは平気だけど読み書きの試験がコワイのだそう

二人羽織で試験受けられたらいいのにねーなどといいつつ
一緒に勉強したりしています



テキストもタイムリーにクリスマスの話題だったりしますが
まだ自宅の飾り付けとか全くやっていない…



平日部屋を借りてる家はもうアドベント全開
試験さえ終わればうちも!

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