東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

Norskkurs, uke11-12

2016-06-02 21:48:13 | ノルウェー語 norsk
5/23(月)~6/3(金) うち2日アクティビティ
テキスト Her bor vi 1, Kapittel 8
サブテキスト "Pedros bok" side 8-11

******************************

ノルウェー語学校で習ったことを
覚え書きとしてひとつひとつ積み上げていく予定で
わざわざカテゴリーを追加したのに
当初の予定とは大きくズレてただの雑記になっています

思い起こせば3ヶ月前
途中から入れてもらったクラスで
「はいこれ、もうみんなチャプター4まで終わってるから自宅でやってきてね」
と初級のテキストを渡されてから今日まで
今日は新しくこれを習った!という日がほとんどない気がします

そもそも
そういうふうにテーマをもって進められている授業ではなく

とりあえずノルウェー語に慣れましょう
できるだけノルウェー語を話してみましょう
身近なものの単語を覚えましょう
あ、ついでにちょっと文法もね

という感じのゆるゆるとした内容

なので
たとえばこの2週間を振り返ってみても
とりたてて記することが思い浮かばないわけです

強いて言えば助動詞のプリントを配られたけれど
助動詞はもうずっと前から教材に出てきていたし
というか頻出だし
先生も普通に話す際にさんざん使っていたので
もう習い終わったつもりでいたのに…

Kan du gjenta?
(Can you repeat?)

生徒の発音が悪くて何言ってるか先生が聞き取れない場合

Du må snakke norsk!
(You must speak Norwegian!)

生徒がアラビア語やティグリニャ語でお喋りしまくるので注意する場合

I morgen skal dere komme til datarommet.
(Tomorrow, you shall come to the computer room.)

毎週定例のことだけど念のため毎回言われる

とかもう
幾度となく耳にしているフレーズに必須の助動詞たち
あたかも初めてお目見えしたかのような先生の説明および
あたかも初めて聞いたかのような生徒のリアクションに
軽くショックを受けつつ

加えて公園でサッカーやらオリエンテーリングやらをして遊んだ日が1日と
キッチンでワッフルを作って食べた日が1日



もちろんどちらも
生活に密着したノルウェー語習得のためになる
授業の一環だとは思いますが
(そしてたぶん必須50時間の社会の授業に含まれると思う)

なにしろあと2週間で長い夏休みになるわけですよ
そして休み明け3ヶ月くらいで Norsk Prøven(試験) があるんですよ

今のクラスは昨年12月スタートなので
3月から編入したわたしはともかく
本来なら丸1年経ったところでみんなちょうど試験じゃないの?
現状の授業の進み具合でみんな試験受けられるの?
それともあと半年待って来年の6月に試験?

まあ、今からあれこれ考えても仕方がないですが…

それよりも最近気になるのが
他のクラスや別の場所で知り合いになった
もう何年もノルウェーに住んでいて
結構な勢いでノルウェー語を話す移民の人たちのノルウェー語

彼らの多くは(おそらく)ネイティブの会話を聞き取れている様子なのですが
それにしては話す言葉がつたなすぎて
そのギャップにビックリ

たとえば

動詞の過去形も現在完了もほぼ使わない
動詞の位置(ノルウェー語では重要事項)も気にしない
前置詞あまり使わない
発音にこだわらない

といったあんばいで
日本語に例えると

「昨日、寝ない、朝、起きる、6時、今日、眠い、眠い」
(昨夜はよく寝ていなくて今朝は6時に起きたので、今日は眠い)

「昨日、行く、店、犬、大きい、びっくり」(自分の子供を指差して)
(昨日店へ行ったら大きな犬がいて子供が驚いた)

みたいな感じです

ジェスチャーも使うし
単語の羅列でなんとなく意味は通じてしまうものの
時制がないのと同じなので理解するのに時間がかかります

それでもって

"Forstår? Forstår?"
(英:Understand? 「言ってること分かる?」の意)

とやたらと聞いてくるので

もうー!
そんな話し方、フォシュト(forstår)らないよ!と心の中で叫んでいます

ちなみに強気な彼らの多くはアラビア語圏もしくはアフリカから来ていて
"r"の発音の巻き舌はものすごく得意です
そこは本当にうらやましい~


注意書

※このブログの文章・写真・画像を無断で使用することを禁じます。