東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

なぜか感涙

2010-09-12 00:13:57 | 息子 my son
学芸会で中学生の劇を3つ見ました

最初は2年生の出し物「人形館」

人間世界に嫌気がさした一人の少女が
不思議な人形館で人形になってしまう、という物語

人形たちは夜な夜な糸を切って自由に動き回ります
実はそこにいる人形たちはみな
もともと人間だったのですが…

いろいろあって最後には
みんな人間に戻ることを選びます

挫折、友達関係、それから自分自身
かつては対峙できなくて逃げ出したけれど
これからは向き合って行く、という
まさに思春期にピッタリのテーマ

2番手は1年生による「夢から醒めた夢」

これって確か
四季のミュージカルであったような?

こちらも
命の大切さを正面から問う作品です

そして最後はベテランの3年生
「ブンナよ、木からおりてこい」

これもけっこう有名ですよね

でも
とにもかくにも中学生の素人演劇です
1時間もの間
観客を惹きつける舞台ができるわけではありません

音響や照明がうまくいかなかったり
幕間が長かったり
誰かが台詞を忘れたのか
妙な間があったり

それなのに
どの作品も必ず感動して泣けてしまうのは
どうしてでしょう?

現役の少年少女だけが放つことができる
青春のオーラ、みたいなものですかね


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