誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

久住-佐渡ヶ窪のマンサク

2013-03-05 19:22:43 | 山歩き


久住-佐渡ヶ窪のマンサク
2013/03/20(Sat)・・・吹雪に泣いた
yasu、naka、fuka、sakarun,shin、sachi、asari、yamahiro

 R10,R326を走り繋いで、三重町の集合場所へ向かう。
三国峠に差し掛かる辺り、フロントガラスに嫌~な物が点々と・・・(--;)
集合場所では小雨模様になるも、天気予報を信じてメンバー8名久住-沢水キャンプ場へと向かう

登山口
 曇天の空を見上げながら沢水キャンプ場展望台に着くと、なんと小雪が舞い始め鳴子山の頂は雪雲の中
マンサクの花を求めて、春の山歩きと思っていたメンバー、寒さに震えながら身支度する。
展望台を出発して、コンクリートと階段のアップダウンを歩いて朽網別れへと向かう。
20分ほどで朽網別れ到着し、これか鍋割り峠までの登りに備えて水補と被服の調整となる。

朽網別れへ             朽網別れ
 朽網別れから杉林をゆったり登って行き、鳴子山名物の南尾根の下山口を左に見ながら進む
杉林が自然林に変わると、右にチラホラとマンサクが現れ始めるので花の咲き具合を見ながら登る
     
 いよいよ、鍋割り峠の登りに差し掛かると思った目の先、1年前にはなかったガレ場が現れた。
寸断された登山道を右左にガレ場を抜け、大船山南尾根の取り付き口を右に見てジグザグに登って行く
やがてゴツゴツした岩場となり、不動明王の石像が現れると鍋割り峠に到着する。
          
       不動明石像           
 鍋割り峠から佐渡ヶ窪へマンサク満開と言いたかったが、今はまだ蕾固しだあった。
佐渡ヶ窪は、昨秋のゲリラ豪雨で昔の面影を失っていたが、大船山斜面のマンサクは健在だった。
佐渡ヶ窪の木道を歩きながら、大船山の裾を見てもマンサクはパラパラと咲き始めの状況
     
            佐渡ヶ窪木道
 佐渡ヶ窪の中央、いつも見事なマンサクを見せてくれる銘木を探す。
目の前に現れたマンサクの名木は、花を咲かせるどころか木自身の命も尽きそうな状態に
枝には、たくさんの蕾をつけているが、蕾は開く事はないのではないだろうか --;
      
           名木と荒れ果てた窪地
 yamahiroにとっては、マンサクといえば一番最初に思い浮かべるのが佐渡ヶ窪のこのマンサク
あの目を見張るような、一際大きな花が見れなくなると思うと淋しさを感じるのだった。
佐渡ヶ窪から予定通り、鉾立峠へと向かうが、ここでも衝撃を受ける。
あせびやクヌギ林の登山道が、見るも無残なガレ場と化し、登山道もなくなっていた。
自然災害のもたらす悲惨さを眼に焼き付けながら、張られたトラロープを頼りに鉾立峠へ登った。
     
          鉾縦峠から佐渡ヶ窪を振り返る
 鉾立峠に着くと、先ほどから気になっていたお空の機嫌が一層悪くなっていて眼も開けられない
強烈な風を伴う雪に思わず岩陰に身を潜める。
此処まで頑張っていた、縢探クラブの女性探検隊も、白口岳の凍った岩場を想像して尻ごみ
こんな吹雪じゃ致し方なし、何時の日にかリベンジを期して引き上げようと誰もが心に思った
          

           
と、ピークの一つは踏もうよとyasuさんの声で、立中山へと足を向けて歩きだす。
時々振り返ると、顔を隠した『白口岳』が、頑張れよ~とあざ笑っているようにも思えるのだった。
鉾立峠から15分、吹雪の吹き荒れる『立中山m』の山頂に立つ
          
     山頂で集合写真
 笑顔の集合写真撮影をすませ、ミヤマツツジの時期のコース設定に花を咲かせる。
次は、大船山南尾根~大船山~鉢窪~立中山~白口岳~鳴子山東尾根を滑空するぞ~
下山は、往路を辿り、佐渡ヶ窪で風を避けながら、ちょい遅めの昼食を摂り沢水に下った。
         

         

         
 
コメント (2)
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