オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

音楽をそれら・し・く・鳴らす

2019年05月17日 19時35分07秒 | オーディオ
 
対照的なのはジャズとクラシックの低音の違い?
 
 
当然ながら楽器にはジャズ用楽器もクラシック用楽器も無い
 
 
 
 
 
だから当然それを再生するスピーカーにも
 
クラシック用ジャズ用スピーカーなど存在するはずがない
 
 
 
 
私もその意見には賛成の上で、一言申し上げさせていただきます
 
 
確かに専用等はありませんが、
 
 
 
ら・し・く、鳴らすと言い換えれば
 
 
 
 
ジャズをよりジャズらしく鳴らすスピカーと、
 
クラシックをよりクラシックが似合うように鳴らすスピーカーがあると思います
 
 
 
 
 
単にクラシックが似合うタンノイや、ジャズが似合うJBLといった分類ではありません
 
 
先日、古いタンノイ、モニターブラックで聴くジャズは軽快で生々しい演奏でした
 
 
 
 
 
 
 
この、ら・し・く、
 
私は音楽再生に於いては重要なことだと思っています。
 
小編成の室内楽や歌曲等のクラシックはちょっと別問題として
(※注、ここで言うクラシック音楽とは交響曲を主とした、比較的大人数の演奏者が比較的大きなホールで演奏されるものをいいます)
 
 
らしくとは私の偏見もあると思いますが。
 
音楽再生のら・し・く、とは一言で言えば
 
 
 
ジャズはライブ感
 
 
クラシックはホール感
 
 
 
ではないでしょうか
 
 
もちろん例外もありますが、ジャズのSやSS席は一般的に最前列です
 
がオーケストラによるクラシックのコンサートのSやSS席はだいたいが数列後方サントリーホールなどは7列めからがS席
 
 
ジャズなどの小編成音楽は、楽器の音をダイレクトに楽しむほうが楽しい
 
大編成のオーケストラは少し離れて反射音を交えた音のほうが楽しい
 
と「私は」思っています
 
 
 
再生に於いて一概にこれを当てはめることは録音方法などの違いもありますしできませんが
 
 
この傾向にあると言っていいと思います。
 
 
 
 
 
ライブ感とホール感の一番の違いは「低音」だと思っています
 
 
勿論、高域の特性や音質も傾向はありますが、これは敢て問題にしません
 
 
低音の違いを言葉にすると
 
 
ライブ感を出すには
・切れよく
・張りが良く
 
 
ホール感を出すには
・ゆったり
・量感たっぷり
 
 
このブログの読者の方々は、「そんなの俺は両立出来ているよ」と言われる方が多いと思いますが
 
 
私は両立できず試行錯誤を繰り返していました
 
 
 
 
:今日は「血沸き肉躍る」ような強烈な音圧とライブ感を楽しもうとレコードを楽しみ
 
 
:翌日は、妻の好きなバッハの室内楽やシュッツで心休めよう・・・
(実はこのての音楽は同じセッティングでもわりと大丈夫なんです)
 
 
 
 
:よし今日は壮大なチャイコフスキー・ベートベン・ワーグナー・マーラー・・・・
 
はっきり言って、こういった曲が、いまいちなんです我がシステムは
 
 
 
励磁SPだから?
 
そんなことは絶対に無い
 
 
 
 
SPU-Aだから?
 
太ってチョット濁ったGにすれば多少はふくよかだが、それだけでは
 
 
 
 
パワーアンプがWE91Bだから?
 
これは、正直かなりいあると思います(笑)
 
 
言っていいのか少しためらいますが
 
今までもオリジナルや、オリジナルに忠実なWE91Bを聴いてきましたが
 
そのほとんどが重低音を奏でていません
 
 
 
 
いいや、怒られるの承知で言っちゃおう、
 
実はWE-91Bは、音は張りがあって生き生きと飛んできますが、
 
そのためにかなり捨てる物は捨てて、それなりの工夫もなされています。
 
 
 
 
家庭用にバランスよく「良い音」を奏でるアンプにするなら
 
 
入力を抑えて、増幅団を減らして、
 
コンデンサーを質の良いものに変えて、
 
NFBを減らして、
 
ちゃんとDCで点火して、
 
より線で内部ワイヤリングすれば
 
 
 
 
 
静かに重低音を奏でる良い音のアンプになるんですよ
 
 
 
 
あんな低域カットして、ケミコン使ってNFBたっぷりかけて劇場の隅々まで音を届かせるために作られたアンプで
 
家庭でゆったり音楽を聴こうと思ったら大間違い
 
 
 
WE使うなら、良い音質の86や、バランスの取れた124なんかのほうが家庭で使うには全然いいと思います
 
 
 
 
あんなガサツな91アンプで、しかもよりによってこれまた遠くへ「声」を綺麗に飛ばすために作られた、
 
低音とは無縁のvoice of the Theaterスピーカー
 
 
 
 
「低域なんざいらねーや」とはなから諦めていましたが
 
・・・・・・・
 
 
 
 
 
最近お邪魔した方々の、卓越したご自慢のサウンドを聞かせて頂くと
 
 
少々心が揺らいできた
 
 
 
 
 
私と同じ22Aホーンをお使いの「傳七茶屋」さんは
 
 
 
圧倒的な空間のエアーボリュームと、中に音を籠らせない工夫(天然)も素晴らしく
 
 
更に鳴り響く工夫の(天然)床とのマッチングが素晴らしく
 
 
 
 
奏でる音楽は、豊かな低域に支えられた、まるでコンサートホールの様な朗々と鳴る雰囲気のサウンド
(注、朗々と鳴るのは、様々な工夫では無く、お人柄だと思います)
 
 
私(心の中で)、:ああやっぱりクラシックは豊かで量感のある低音があったほうが良いなー
(決して口には出しませんでしたが)
 
 
 
 
どうしよう・・・・・
 
 
 
我がちょ〜〜、リジッドなサウンドを
 
少し緩めて、おおらかなサウンドを試してみようかな〜
 
 
 
 
 
 
 
全体の音を緩めようか?
 
 
 
膨らまそうか?
 
 
 
量を出そうか?
 
 
 
・・・・・・・・・