オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

以前は嫌いなカートリッジと言えば、アメリカ製だった

2018年04月11日 09時24分35秒 | オーディオ

オーディオ機器は、一つのシステムで様々な音楽を奏でるのは難しいものがある

だから複数のシステムを持つ幸せ者や



出口の音色の違うスピーカーを複数持つ方や

入口のカートリッジで楽しむ方や、その楽しみ方は、それぞれだと思う




私も多少は入力のカートリッジで楽しむほうかもしれないです

今までも様々なカートリッジを使ってきたし、


今でも十数本は持ってその音質や音の出方の違いをソフトで使い分け

奏でる音楽の違いを楽しんでいる





今まで使って記憶に残っているものは

オルトフォン、SPU-AE、GE、CG-25D、GE-GOLD、AE-GOLD、SPU-GT・・・・、
そのほかEMT、デッカ、Denon、Linn、ライラ、ベンツマイクロ・・・・、



一流メーカーの、素晴らしい音のカートリッジも、たくさん使ってきた


言わずと知れた、骨格のしっかりした重厚なオルトフォンやEMTやDenon

その傾向上で、更に繊細さや柔らかさを演じたライラやベンツマイクロもほんとにいい音を奏でる素晴らしいカートリッジだった



それらのカートリッジとちょっと傾向の違うところではデッカ、

ダンパーのゴムの音がしないスッキリした音は独特の魅力で今も愛用している





カートリッジはアナログオーディオでは最重要機器と言っても過言ではない大切なモノ

だが、その入口のカートリッジが個性的過ぎると、


オーディオ機器全体に偏りが出て、音も偏った傾向の音になってしまうことが多いと思う

だから入口は、忠実に偏りなく、彩も少ないほうがいい




個性よりも正確に!



確か以前はそんな考えで機器を使っていた

だからプレーヤーはトーレンス、ジャイロデック、930Stなども使っていた・・・




そう入り口は正確に、個性や偏りがあっては、いけない・・・・

まあ多少の個性的ならまだ許せるところもあるが・・・、





派手でケバくて、ドンシャリで、狭い、おまけにうるさいカートリッジ

こんなカートリッジは絶対に使わない!





そう思っていたのに




今でも心の片隅には以前の考えが、少しあるのだと思う

だから素直に今の現状を受け入れられない



繊細で、優雅で、気品に満ちていて、聞き手の心に響く

そんなサウンドを目指している私が



こともあろうに最近もっぱら使っているカートリッジはなんと

アメリカンカートリッジ

しかもうるさくてやかましいカートリッジの代名詞

GEバリレラRPX040やVR2、そしてシュアーM3D




しかも、しかも、ターンテーブルは「美しい響き」とは無縁の、

無駄にガンガン響いてそれが音に出る、恐るべきマイクロトラック


やかましいカートリッジと、無駄に響くターンテーブルの組み合わせ

俺はいつから、こんな強烈で、個性的な組み合わせが好きになったんだろう

優雅で気品に満ちた音を目指していた俺が・・・・






先日出張ついでに秋葉原へ行き久々にオーディオショップ巡り

いろんな店に行き音を聞かせて頂きました



正直、B&Wやそのほかの高級スピーカーが奏でる音はほんとに「いい音」

確かに、これが優雅で気品に満ちた繊細な音、なんだと思う


あたかもそこで歌っているかのようなリアルな良い音

でも、このいい音は、何かが決定的に足りない




刺激?

ではない、




音楽の楽しさが足りない

音を聞く楽しみ、



躍動感にあふれ気持ちがワクワクする、心が躍り、体が反応し動き、感動する


そうわくわく感や、心が躍り感動する音楽ではない



いい音だなーと、感心する音楽



やはり私の求める音楽は、心が躍りわくわくして感動的な音楽

悔しいいが、そんな表現を、手持ちで今、一番奏でるカートリッジが




バリレラとM3D




なぜか無性に悔しいが、仕方ない、これが現実、受け止めよう



GEバリレラRPX040が取り付けられているのは、

RCAのSP用の超重量級の超ロングアームを改良したもの



大迫力のバリレラ、と思っていたが・・




先日、辛口コメンテーター石井氏からお借りしたバリレラVR2カートリッジ

我が家ではこちらのほうが、大迫力の中高域を奏でる




もちろんフォノイコやアームの違いはあるが

VR2のほうが反応が速くスピード感もあり鮮度もいい



なるほど、フレッシュなバリレラ、これもありだ、これも凄くいい




比べてみると、RCAに取り付けたRPX040は、意外に落ち着いている

スクラッチノイズはこちらのほうが少なく聞きやすいく




音も少し下に下がる



静けさの中に力強さがある



改めてこのカートリッジは素晴らしい




以前このカートリッジを普通のアルミ軽量アーム(RMG309やRS212)で鳴らしたときは



もっと賑やかだった、

なるほど鋳物の重量級アームには意味がある




一番は余計な音がしなくなるので、静かになりあの煩さが無くなる



ここ一番のところでは、その重量を生かした迫力の低音を奏でるが、

その分反応は遅くなる


同じバリレラだが、その特徴を生かしたセッティングを行えば

もっと楽しい演奏を聴かせてくれそうだ




音が生きてる

聴いてて楽しい


たとえそれがバリレラカートリッジでも、




まあいいか・・・

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