![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/8b/f1c3d58a073b61cdc913e378e069d686.jpg?1684848630)
魅力的な音について
永遠のテーマ、「楽しい」、「魅力的」な良い音等々の、音の魅力について
なかなか最終的な音の答えは見つからないテーマですが
語りつくせない「音の魅力」について、更にもう一つ語らせてください
アナログ再生オーディオの奏でる「音の魅力」
レコード演奏家なんて言葉もありますが
それは音源のレコード音楽を、少し自分好みに変えて演奏できる事もアナログオーディオの魅力ですよね
勿論、心は原音にある程度は忠実に、とは思っています・・・・が
なぜか、上手く鳴っているオーディオマニアの再生音楽は
忠実な原音再生ではなく、オーナーの自分の好みを加味して奏でた演奏が多いです
オーナーの好みの「魅力」という「ふりかけ」を一振りして再生しているような気がします
私の「魅力のふりかけ」の成分は
高域には「輝き」
中域には「厚み」
低域には「透明感」
の、「ふりかけ」をかけてご飯を食べてます
いや音楽を聴いています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/58/7eb4db43d16fcf06a0f70db7ed9e8f11.jpg?1684848651)
音楽マニアと言われる方々は、
この「魅力の」ふりかけをかけませんね
たぶん、音楽家の音楽マニアの皆さんは、
自分で聴きながら「魅力を」演出できるからかもしれませんね
聴きながら、
自分ならここをこう演奏する、とか
こんな演奏も有るんだ~へ〜
どんなふうにしてこんな演奏しているんだろう?
とか、想いながら自分も演奏できる音楽マニアは聴いているのだと思う
だから、聴く音楽に「魅力のふりかけ」は必要ないのだと思います
私が思うに悲しいかな、オーディオマニアは・・・・、
※書くとまた怒られるかもしれませんが、殆どのオーディオマニアも実は「演奏家」や「歌い手」を目指したことがある方が多いと、思います
ノリノリで演奏して、それを無表情で友人らに録音され、ほら!、と聴かされ
自分の完璧なイメージで演奏した「歌や演奏」を聞いて
二度と人前で演奏するまい、歌うまいと、
心に誓ったのが、悲しきオーディオマニア・・・・・?
そんな方々はある意味、原音に忠実?なんてとんでもない!、
と思っているオーディオマニアも・・・・?
失礼しました、きっと私だけですよね、そんな過去を持つ者は
まあ私はそういった歩みもあってオーディマニアに身を置きました(笑)
自分の奏でる演奏は「自分のイメージと全く違う」
我が演奏はノイズに近い、聴くに耐えられない
イメージする曲は素晴らしいが
自分ではそれが、ぜ~んぜん奏でられない
だから他人の演奏のレコードを使って、自分の好みに換えて聴く・・・
それがレコード演奏家と言われる、ミュージシャン崩れのオーディオマニア?
・・・・・・・、
まあいろんな理由があるでしょうが
私が聴く限り再生音楽に「魅力のふりかけ」を振りかけて
音楽を聴いているオーディオマニアの方々が、楽しくて良い音楽を奏でていますね(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d7/8d4d22c08528b8bd9afca4e8bbac29f7.jpg?1684848689)
CDでは好みの魅力のふりかけは難しいかもしれませんね
私の、一番の拘りの「魅力のふりかけ」は何度も書いて来ましたが
低音のトランジェント、弾む低音が奏でる躍動感という「ふりかけ」
スカッ!、と弾けるような低音が好みなのです
澱んだように濁った曇った低音は嫌いです
透明感のある、澄んだ低音で、力強い躍動感を目指しています
この透明感を出すには「高解像度の低音」が必要になります
当然ですが高解像度には「高密度」が必要になりますが
この音の粒子の「高密度」と、「スカッと弾ける」の同居は
かなり難しい事なのです
音の密度を上げれば上げる程、キレがの演出が難しくなります
かといって、密度を意識的に抜くと、粗が目立ちます
イタチごっこのような密度とキレの関係です
思ったサウンドが奏でられる日はいつ来るのやら、
と思いながら今日も聴いています
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