
オーディオ振動対策のセッティングでは
まず振動を発生させる原因のスピーカーの振動をどうするか
止めるか
響かせるか
他の機材への影響を考え振動の発信源を止めるには
ゴムやインシュレーター等で振動を吸収することが一番だ
振動はかなり出なくなるのだが
私は透明度が下がり、響きが悪くなる気がする
以前JBLのモニタースピーカを床から上げて、
大パワーのトランジスターアンプで鳴らしたときにはゴム等のインシュレーターは効果があった
あれはあれでモニターらしい緻密ないい音だったが
今は非力なアンプで、ホーンスピーカー、しかも箱鳴りが盛大なBOX
オリジナル本来の817はパーチクルボードでかなり箱鳴りを抑えているが

私のは合板で、箱鳴りは盛大だ
以前は大量のブチルゴムと鉛で抑えたこともあるが、
今は盛大に鳴かせている、その響きが好きになってきた
だからスピーカーのセッティングではALTECはTAOC、
JBLはピンポイントスパイクを使っている
振動量は多少は減らせると思うが、このセッティングだと振動は盛大に伝わってしまっている
床振動だけではなく、空気振動もある

これらの振動を、プレーヤーやアンプはどう回避するか、
それとも受け止めるか
プレーヤが一番その影響を受けるが
今回はアンプの、特に真空管の振動対策をいろいろ行ってみました
アンプのセッティングにもSP同様に、柔らかいゴム、
固いもので板や石などの専用ボード、
響きの良いスパイク
そして振動を完全に防ぐ、フローティングボードがあります

ゴムは一番手軽ですが私はその効果があまり感じられず
音を濁すだけのような気がします
硬い板やスパイクを併用した響きが好きで専らこれを使っていたのですが
結局振動が止められず、フローティング方式に辿り着き
過去に、強力なネオジュウウム マグネットを使ったフローティングボードを数台自作しました

フローティング方式について、私の個人的な思いですが
昔話で恐縮ですが
数十年前30年くらいかな?
当時の愛用プレーヤーはオラクルでした
その前からトーレンスTD150を使っていましたから
フローティングプレーヤーとの付き合いは古いものです
調整の難しさと、シートのブチルゴムを使って静かにはなりますが・・物足りない
吸収されてしまう音があるような
何か音の数が減るような(今思えばあれが本来の数だったと思いますが)
静かなんだけれども物足りない
SMEのプラエッジのアームも同様の違和感があり物足りない
結局オラクルは処分、と同時ぐらいに発売されたちょっと格下のジャイロデックを使ってみる、
ブチルゴムも使っていないし、ターンテーブル下の重りで、
もっと響きが良さそうなので使ってみたが、オラクルより、もっと何か物足りない。
欠落した音がある、そんな気がしてならなかった
結局、EMT930Stも使ったが、その時点でプレーヤーは、多少うるさかろうが
時代遅れので古臭そうが、
リジッドにセッティングされ
力と響きを備えたガラード301が一番好き、と結論を出した気がした

だから正直フローティングは何かを失ってしまう危険性がある
これが頭の片隅に今も残っている・・・・・
そんな前提でのフローティングボード
パワーアンプのNCT-WE91Bでまず最初に試したのだが
はっきり言って、イメージ通り
失うものがあった、もちろん得るものもある
失ったものは腰の強さ、ガツンのパンチ力と言うべきであろうか
ゴルフで例えるなら
隣のホールに行ってもいいからと重いっきり右腰で弾くドラーバーと
フェアウエイを外さないように左腰で引っ張るドライバーショットの違い
ん?もっと難しい?
簡単に言えば、低域の力強い響きが失せるのかな
ドスが利いてる音が薄れる?
・・・
得たものは静けさ
真空管は振動を拾って、電極が振動するとマイクロフォンのように音を拾ってしまい
これが雑音になってしまいます
オーディオ用の真空管はかなり振動対策されていますが
それでも結構拾いますし、コンデンサーも音を拾います
フローティングボードで浮かしてやると
部品の余分な振動が回避されとても穏やかな音になります
が
・・・・
力と、静けさ
両方とも大切ですが
結局、NCT-WE91Bパワーアンプの振動対策で出した結論は、
フローティングボードの一部リジッド化・・・・?
完全フローティングせずに
一か所に支点となる木材をはめ込みフローティングを一部分解除してみたところ
力感はある程度あって、マイクロフォニクは激減するセッティングで落ち着いた
せっかくのフローティングボードを・・・ばかでしょ~(笑)
パワーアンプは、一部リジッド・フローティングボードで落ち着いたが
ラインアンプ・フォノイコライザー
及びその電源は
完全フローティングの静けさを選ばずにはいられない結論となった
フローティングで失うものはあるのだが
最近の聴き方は
聴きやすさ
和む音
心に響く音
・・・・・
以前の
胃が痛く鳴ったり
耳から血が出るような音とは
無縁の
穏やかなNCT-WEサウンド
だからフローティングボード・・・・・・・仕方ないか
音像が 大きくならず、ステージに 等身大に 唄ってくれると 最高です。
現在 ダイヤトーンの 2000を デンオン700zの パワーとAGIAGIの 511 で鳴らしています。
音像が 大きくなるのが不満で ケンウッドの小型ブックシェルフや ビクターのSX500などに 手を出し 聴き比べて おります。
ヴォーカルは
どこまで 自分の好みに 近づけるかが問題で 母屋には 未だに セッティングしていない 300Bの セパレートアンプと
A&Cさんの 生産終了SPの システムがあります。
よろしくお願いいたします。
いろいろ ドロ沼を 歩かれたように感じまましたので
質問 いたしました。
アルティックは 昔 秋葉原で コアキシャルを 聴いた記憶が ある程度ですね〜
ウェスタンについては まったくわかりません。
真空管オーディオフェアで 聴いたイオントゥイターは 素晴らしいと 感じました。
アナログプレーヤーは マイクロの DD100を所持して おりますが メンテナンスしないと 回りません。
よって 音源は CDになります。
中島 みゆき テレサ テン
リンジー ディ ポール
ヘレン メリル
などなど
折角の文章が読みづらくて勿体ない。
読みずらい文章は無理して読まない方がいいですよ(笑)