オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE594、声に華やかさと力を加える中高域

2024年01月19日 10時25分35秒 | オーディオ

我がシステムは4ウエイ、いちおうオール・ホーンシステムです

 

ホーンスピーカーと云うと丸いラッパ型のストレートホーンをイメージすると思いますが

 

円形のホーンはツイーターのWE597Aのみで、

あとはチョット変形したホーンばかりを私は愛用しています

 

 

WE22Aも変形ホーンでその設置方法は前回書いた通りで、

過去に様々な設置法を試して、分かったのは設置のホーンの向き次第で

音色や音圧、音像、位相が大きく変わり、その結果

 

ピントが合ったり、音がぼやけたり、ピーク・ディップが変わったりと

バランスの良い音とは、

これらの音を乱れなく上手く響くように設置する事なのだと知り

 

更に他のユニットの組み合わせも含めて、上手く使いこなすことで

その個性的な音色は、「とても魅力的な音色」になる事が分かりました

 

 

劇場用ホーンを家庭で使うには、自分の聴き方で、

自分の好きな音が、綺麗に鳴るように試行錯誤を繰り返すしかない

と悟りました(笑)

 

 

 
今まで使ってきた代表的な変形ホーンは

311-90のセクトラルホーン

これはビシッと音像が締まり素晴らしいホーンだと思います

 

ただ、家庭で使うには指向性の狭い311-60がベストだと思います、

カッコいいのは311-90ですが(笑)

 

60の方が間接音も少なくすみ、結果音が奇麗で良いですね

 

またいつか311-90を引っ張り出すかもしれません

 

 

 

805のマルチセルホーン、これは前にも書きましたが

私はどんな向きに設置っしても「家庭で使うには向かない」と思っています

もともと指向性の強いホーンの音を劇場等で

多くの聴衆に届けるために開発されたのがこのマルチセルホーンだと思いますが

 

ショートホーンを拡散目的で無理やり多数つけただけのものにしか思えなく

各ホーンの音が均等とも思えず、私が個人宅で聴いた限りですが

まともに音像が定位している音は聴いた事はありません

 

モノラルで使っても音がばらけて、使いづらいホーンです(まだ使っていますが)

 

他にもJBLのラジアルホーン等も過去には使ってきました

 

 

様々なホーンを使ってきましたが、では、いちばん音が良いホーンは・・・・、

と、何か書くと問題が起き、怒られますので

 

 

では、癖が無く、いちばん素直で奇麗な音がするホーンはと問われれば

間違いなく、「円形のストレートホーン」です

 

 

この円形ホーンを中心に音を描く方々は

温厚で、人柄も優しい方々ばかりです、

 

奏でるサウンドも、歪や乱れの無い綺麗な音を描く方が多いですね

 

 

はじめていくお宅円形ホーンを使っていると、

ホッと安心します

円形ホーンを使われる方で過激な性格・・・、

もとい、

過激なサウンドを奏でる方はほとんどいませんから、安心です

 

 

 

でも、変形のしかも金属を使う方々は要注意!

(写真掲載はやめますが)

 

音も性格も個性的な方が多く、奏でるサウンドも刺激的です!

しかも、俺が、俺のが、俺の奏でる音が、の「我」が多い方がが殆どですから、

 

 

リスニングルームに入って、変形の金属ホーンがその中心に有ったら要注意

 

間違っても

「この音はキツくて刺激的ですね~」

なんて言おうものなら出入り禁止は当たりまえ

 

あいつは良い音が分からない、耳が腐ってるやつだ

 

なんて、こと言われますからね~、ご注意ください

 

 

お勧めは

「とても個性的で、音の鮮度が抜群ですね~」

「ある意味オリジナル音源を超えていますね~」

「初めて聴く目が覚めるよなサウンドに圧倒されました」

 

 

等々です・・・・、刺激しないようにね

 

それからこれに続く言葉も大切です

そのままだといい気になって更に音量が上がりますから

 

「ボリュームもっと下げて下さい」これは失礼な言葉で「禁句」です

 

 

例えば・・・・、

私、田舎の育ちなもので静寂な空気と共に音楽をたしなんでいるものですから

いつもコンサートに行くと二階の席で音楽を楽しむのが好きなんです

ライブハウスでは隅のカウンターで聴くのが好きなんです

等々、

 

決して「耳が痛くなるから音量下げてくれ」なんて言っちゃだめですよ

 

 

まあ、冗談とも思える本音はさておき

 

 

 

我がシステムでWE22Aホーン用ドライバーの座から外された594

 

594Aをワイドレンジで使った場合、
 
重い低域になってしまい、求めるトランジェントが得られなかった為
 
594をWE22Aホーンから取り外し、しばらく放置してありましたが
 
 
 
 
フォーウエイにして高域の密度アップを求めて、本来のツイーターとして
 
「ストレート円形ホーン」を使って復活させました
 
帯域としてはWE597Aと多少被りますが
 
流石、中高域ツイタ―として594を癖の無いホーンで使ったサウンドは
 
 
抜群です!
 
 
透明感が有りながら、太く厚く素晴らしい美声が響きます
 
 
 
16μのコンデンサーカットでWE22Aホーンと、WE597Aツイーターの間に入れ
 
その歌声に惚れこんでいたのですが
 
 
 
 
 
 
何故だろう?
 
何か物足りなさを感じてきてしまいました
 
音的に不満は無いのだが
 
 
なんというか、厚み深みが増すのは良いのだけれど、
 
 
 
明るい音彩なのだが、何か違う
 
この明るさは軽さと云うか、華やかな音ではなく、何か軽薄さを漂わせるような金属音
 
 
そりゃそうだなんたってAMAZONで買ったカーステレオ用のホーンだから
 
 
 
 
丸く癖の無いホーンに魅力を感じないわけでは無いと思うのだが
 
何かしっくりこない
 
 
かといって今更、24A等の大型ホーンではなく
 
 
ショートホーンで良い響きのものは無いか探していたところ
 
パラゴンの自作用にレプリカホーンが作られていたのでそれを落札
 
 
徹底的に磨き上げ(知人に頼みました)完璧なパラゴンホーン完成
 
 
これを早速取り付けて聴いてみたところ
 
 
なんと、あの「癖のあるパラゴンの音」がする(笑)
 
あの「音の怪獣パラゴン」の癖のある音は、低域ホーンが奏でると思っていましたが
(因みにパラゴンの意味は「正当な使い方」ステレオ創成期に正しいステレオ再生をするために造られ名付けられました)
 
 
違いました、中域のあの変形金属ホーンが
 
あの癖のあるサウンドを奏でていたのです
 
 
 
まさか、パラゴンサウンドを奏でるわけにはいかないので
 
直ぐの元の素直な円形ホーンに戻しましたが
 
 
ヤッパリ音色が軽薄で594の魅力的な音色を増強しているホーンとは思えない
 
 
純正とも云えるWE31ホーンも試したが
 
 
正直、籠ったような伸びやかさに欠ける歌声
 
 
女性ボーカルでは、素直な円形ホーンに比べると10歳くらい老けた歌声になる
 
落ち着いた歌声と云えばそうなのかもしれないが・・・・、
 
 
何故これが純正なのか疑問に思ったが、これもすぐに取り外し
 
 
 
音色的にはやはりパラゴンホーンが良かったので、
 
今度はこれを縦に使ってみたところ
 
 
意外に素晴らしい(笑)
 
 
歌声が伸びる、音の響きが良い
 
 
 
パラゴンホーン縦置きがサイコー!
 
 
と、思っていたが、曲によっては響きすぎて煩く感じるときもある
 
が、これは他のユニットとの繋がりのバランスを調整することで解消
 
 
 
 
変形金属ホーンは癖が強く、置き方次第で音は大きく変わります
 
 
ホーンの特性では、「音色は」分かりません
 
 
向きや角度、方向を少し変えるだけで、太く力強い歌声も奏でれば、
 
伸びやかな歌声も奏でます
 
 
 
これも、やはり好みの音が得られるまで
 
試行錯誤でトライ・トライ!ですね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
文中に変形ホーンを使う奴は因業者が多いと書いた気がしますが
私のように例外もあることは付け加えさせて頂きたいと思います