オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

あらためて、今年も躍動感あふれるサウンドを追い求めて

2024年01月11日 12時18分51秒 | オーディオ


大変ご無沙汰をしております
 
日本中をキャンカーで旅して楽しんでいました
 
 
 
今回の旅の途中で北陸地震が有り、我が家も大きく揺れたと隣の家から報告が有り
 
心配していましたが、何事も無く無事に音が出ましたので
 
 
本年の初音出しとなりました
 
 
 
 
今までもオーディオを愉しんでいましたがブログを休んでFacebookでの投稿ばかりでした、
 
すみません
 
 
 
昨年はお陰様でSTEREO誌にも出させて頂き、その紙面でも書きましたが
 
 
 
私が励磁システムで目指す音色は艶やかで煌びやか、誰をも虜にするような
 
「ヘップバーンのような魅力的な音」そんな音彩を目指し
 
 
 
魅力的な音彩で、奏でるサウンドは
 
今年も更に「躍動的なサウンド」を目指します
 
 
何度も書いてきたことの繰り返しになり、申し訳ありませんが、
 
まずは目指す音の確認から今年のオーディオのスターを切りたいと思います
 
 
 
 
私の感覚的な言葉ですが「躍動感溢れるサウンド」の意味は伝わりますでしょうか?
 
「躍動感」をネットで調べると
 
 
「生き生きとしていて、そのものの動きがはっきりと分る様子」という意味です。

主に生き物に対して使われ、活動している時の身体の動きや筋肉の様子、顔の表情から周囲の雰囲気などが、他の人に良く分ることを言います。
 

「生き生きとした様子がよく伝わる様な表現などのこと」で、文章で読んだり、説明を聞いたりした時に、対象となるものがいかに生き生きとしているかが、他の人によくイメージできる様な表現のことを言います。
 
などとあります
 
 
 
目指す「再生音楽で」、「躍動感あふれるサウンド」とは
 
「生き生きと、そこで奏でているのがはっきりと感じられるサウンド」
 
 
 
これが私の求める「オーディオ・サウンド」です
 
 
 
 
今まで様々なスピーカーを使ってきましたが、魅力的な音彩で「躍動感」を可能にするのは
 
やはり励磁型ユニットスピーカーしかないと思っています
 
 
注、良い音のスピーカーは他に沢山あります、ハイエンドスピーの奏でる良い音は否定しません。
 
音が良いのは大切な事ですが、音の良さだけでは求めるような躍動感は得られないと思っています、
 
ですから私はもう音が良いオーディオ機器は使うことは無いと思いますが
 
 
 
様々な考え方があり、目指すサウンドがあると思いますが、私が目指すサウンドを奏でるためには
 
「スピード感ある音で奏でる」事だと思います、
 
 
 
実際には音は速くなりませんので、あくまで「スピード感を、感じることが出来るサウンド」と云う事になるかと思いますが
 
 
これはシンプルが良いとかだけではありません、スピーカーユニットは複数個必要ですし
 
アンプなども、シンプルよりも多段増幅でNFBも必要不可欠だと思っています
 
 
 
 
まずはスピーカーユニットですが、ダイナミック型でスピード感を感じる励磁型は
 
素早く反応し、余分に動かないので、一般的な音の表現としては
 
 
「クリアーでリアル」なサウンドと言う表現になると思います
 
 
(各ユニットのVC位置は同じ位置に配置されています)
 
 
 
スピード感を出すには、まず反対の「遅い」の解消が大切だと思います
 
 
 
遅い音を考えると、
 
①、まずは音が膨らんだり、エコーが掛かり、「ゆったり、おおらかに」聞こえる、
 
これがホーンスピーカーの特徴と思っている方も多いですが、「それは間違い」です!
 
 
ホーン型は指向性が強く鋭い音がするのが特徴です
 
大きな規模のホールでは感じないと思いますが、至近距離で聴くとよくわかります
 
因みに私はこの音が大好きです
 
 
 
ホーン型は鋭い音がするのが良くわかるのは、選挙などで使われる単発のメガホン型の拡声器を聴くとよくわかると思います
 
 
その鋭い音のホーン型が「ゆったり優しくおおらかに聞こえる」原因は
 
「タイムアライメントのズレ」によるエコー現象です
 
 
これは複数使用したユニットの音源発生位置のVC位置のズレにより、
 
タイムアライメントのズレが生じて音の到達する時間のズレがその原因だと思います
 
 
 
WE15AやWE13A等もモノラルのシングルホーンスピーカーで聴くと、
 
クリアーでスッキリした素晴らしいボーカル・サウンドが楽しめます
 
 
が、ボーカルだけというわけにはいきませんから、低域も高域も足してマルチユニットにしています
 
私は物理的に各ユニットのボイスコイルの位置を合わせるのがベストだと思っています
 
 
注、そんなことせずにマルチアンプでデジタルディバイダ―でピタリと合わせた音が良いと、
多くの方が言われその音を聴いた事は有りますが、私はその音が最善だと思ったことは私はありません、
マルチは音は良いのですが・・・、何度も書きますが音の良さだけでは「躍動感」は演出できません
 
 
私が様々な場所で、躍動感ある音と感じたマルチユニットシステムは全て「工夫を凝らしたネットワーク方式」でした
 
私も過去に何度もマルチアンプを試みましたが、良い音は奏でられましたが、求める「躍動感」は感じませんでした
 
 
 
私は、「ネットワーク方式」に拘り、各ユニットは物理的にVC位置を合わせたほうが、
 
音のまとまりも良く思った音が奏でられると思っています
 
 
 
 
 
②、「音のズレ」の他に、「音色の違い」と「音圧の違い」の解消が必要です
 
これは、中古高域ドライバーの「金属振動板」と、低域コーン型ウーハーの「紙の振動板」の異なる振動板により生じます
 
 
「音色の違いの解消」
 
 
③ 同じくコンプレッション(音圧縮型)ドライバーと、コーン型ウーハの異なる方式により生じる
 
「音圧の違いの解消」
 
 
  
 
 
この二つの振動板の違いを解消しないとバランスのいいサウンドは難しいですね
 
 
振動板の発する音の違いを、完全に合わせるのはかなり大変な事ですが
 
「音色」と「音圧」を出来るだけ合わせないと、音のバランスがとれません
 
 
 
コンプレッションの「音圧」の二つの違いは、野球に例えるなら
 
ライナーの鋭い打球と、ボテボテのゴロを同時にキャッチするようなものだとおもいます
 
 
感覚的にかなりの違和感がありますので、その解消を行います
 
 
古来からの名器と云われるスピーカーで、コンプレッションドライバーとウーハーの組み合わせた名器は
 
殆ど何らかの方式で「ウーハーにコンプレッションを」掛けています
 
 
私も、それに倣ってウーハーに古来からの方式で
 
 
 
 
 
サブバッフルを使った圧縮板で一番簡単なコンップレッションを掛けています
 
 
そのコンプレッションの掛かった力のある音を
 
木製のディフェーザーに当て、
 
 
 
 
その反射をバッフルに当てて音を出しています
 
 
この、ウーハーコンプレッションと、ディフェーザー&バッフルの活用で
 
「音圧の違いの解消」「音色の違いの解消」を行っています
 
 
 
 
無論、ディフェーザーを使っても金属振動板の音にはなりませんが
 
「紙」固有の音は無くなり、金属振動板と紙振動板の違和感のある音の解消にはなっています
 
 
 
 
 
 
ホーンスピーカーで「躍動感」を演じるには「スピード感」が大切
 
それを奏でるには「タイムアライメント」、「音圧」「音色」等の
 
 
 
 
「ズレや違和感」をどう解消するかが大切だと思っています