オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

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励磁型(れいじがた)スピーカーとは(入門編)

2017年05月17日 18時20分17秒 | オーディオ

このブログを読む素人が一人増えたので、励磁電源て何?の質問にお答えします





以前も詳しく書きましたから簡単に説明しますね、




パーテーション型(妻用語です)ではない、一般的なスピーカーは


電気信号をコーン紙(スピーカー)を揺らして、空気振動で音に変えますがこの動力として

磁力を利用しています、具体的にはマグネットを動力として動かしています


マグネットは今は作るのも簡単で、メンテナンスも必要ないので現在のスピーカーの99.8%(だいたいです)


はこのマグネット方式ですが、このダイナミック型が開発された当時は

電磁石のコイルだったんです。



電気を使って磁力を生み出します、これを励磁と呼ぶんですよ

この励磁方式が本来の使い方で、

音質も聴いていただいた通り、砂嵐のようなザラついた音のマグネット方式に比べて

比べ物にならないほど滑らかな、クオリティーが高い音質が得られます







専用電源が必要、メンテナンスが必要、熱を持つ等々、大人の事情でほとんど使われなくなって

自然淘汰されてしまったいわば幻の方式なんです


我が家では古の方式と呼んでいます




ですがいつの時代も本物を求める人はいらっしゃいまして、近年、本物がわかる人たちを中心に

この励磁方式が再び脚光を浴びているんですねこれが0.02%の人たちですね



まあ、わかる人は分かる方法というより、




一度聞けば、だれでもわかる違いですから、見直されるのは当たり前ですがね


一般的で簡易的な半永久磁石ではなく、

スピーカー本来の方式が、我が家の励磁型スピーカーなんです



この励磁型を愛用する0.02%の中も更に分類され




本物の機器を使って本来の使い方で王道を歩む方々

まあ、いわゆるお金持ち型

先日のブログでも紹介させて頂いた横須賀の大先生など





また、古来の方法としてではなく、過去の技術では開花され無かった優れた方式として、

先進技術で蘇らそうという技術者型

最近ワンちゃんが亡くなって、早く元気になってくださいね




そして、なんとなーくいい方法だがお金が無くてオリジナルが買えない

新しく作る技術も無いが、なんとかいい音が聞きたい人たちが

マグネットスピーカーをぶっ壊して無理やり改良して、励磁に改良する

なんちゃって型





に分類されるんですよ、




もちろん我が家は、お金落ち型に区分されます






おーい

寝てないですか?





普通スピーカーは音の信号+と-のスピーカーコードを繋ぎますが

励磁型はスピーカーコードの他に、電源コードも繋ぎます

でもなぜかコンセントはついていないんですね



小学校で電気には交流と直流があるのは理科で習いましたよね覚えていますか?




励磁型スピーカーを動かすのには電力が必要なのですが、


必要なのは直流電源なのです


でもなぜか我が家のコンセントには大人の事情で交流電源しか流れていないんです、


困りますねー




交流電源では洗濯機は回りますが、TVは見れないんですよ、知っていますか?

だから交流電源を直流電源に変える必要があるんですね~



この変換する機器を難しい言葉で言うと整流器と呼んで、整流器には整流素子が使われているんですねー

わかりますかー



この整流素子で一番古いのが1930年代に開発されたタンガ―バルブを使った整流器なんですね

このピカッと光るやつです


まぶしく無駄に光ってますが


照明では無いんです~



古ーい方式を再現した励磁電源なんです!



大量の無駄な電力を消費して、わずかな電力を生み出すという、


今では考えられない効率の悪い機器ですが、我がシステムのシンボルでもあるんです







そのあと時代は進化して1950年第には、

無駄に光らないで、電気の無駄使いを減らしたエコノミーな整流機器が登場したんです

これがセレン整流器です、茶色の金属の板がずらーっと並んでいますがこれがセレンです




我が家にはもう1台赤いのがありますよね、


これは低音用スピーカーをダブルで使っているため、電源もダブルで必要なんですね、贅沢ですねー






そのあとゲルマニュウム整流器も開発されたのですが

なぜか我が家にはありませんのでお見せできません




そのずーっと後、

私が生まれた年ぐらいには最新のシリコンダイオード整流器が開発されて




現代に至るんですね


シリコンダイオード方式もさまざな方式があるんですが



説明してもわからないと思いますので


重い昔ながらのアナログ電源と




軽くて電気を食わない、しかも制御能力があって性能も素晴らしいい

スイッチング方式電源が我が家にはあるんですね~


以上が我が家の励磁電源ですがわかりましたか?










ふー









詳しい方にお願い
※(間違いがあっても指摘しないようにお願いします、私の株が下がりますから)










今回、素人にも簡単に電気が入れられ


音の統一を図ろうと、全ての電源をシリコンダイオードを使ったと言っていいのかな最新の電源に変えてみました


励磁専用ではなく精密機器用の電源ですので、精度は高いですがそのクオリティーはそれほどの物ではありません







全てをこの最新の電源に変えてみてかなり迷いが出てきました






音が良いんです


当たり前ですが音が良いんです


励磁の良さが際立つ音の良さなんです





はっきり、すっきり、これぞ励磁型の音なんです



・・・・・・


音の厚みや深みというか音の濃さは薄れるんですが






単純に音が良い、切れがいい


これは無視できない


・・・・・




もう少し聞きこんでみます