励磁型スピーカーの音質に重要な役割を果たすのが、
フィールド電源ですよね
とある理由から、ちょこっと電源をいじり始めました
今手元のある励磁電源は
タンガ―バルブ整流で288Fcを駆動
WE御用達の整流方法だ
音質の評価は様々だが、
私はWEらしいい自然でリアルな素晴らしい音色だと思う
角が尖らない、それでいて角が無いわけではない
鋭利ではないが切れのいいサウンド、
冷たくなく、温もりのある、聞いてて落ち着くサウンド
何より空気感がほんとに素晴らしく良いんですよー
う~ん
わかるかなー
わかんねーだろーなー
515FCウーハーを駆動するのは
大型のセレン整流器が二台
セレン整流器は左右のSPに一台ずつではなく
上下のユニット毎に分けられている
右のセレンが大きいのが下ユニット
小さいのが上ユニット
音色はタンガーに近いが、こちらのほうが押し出しが強いように感じます
その分ゆったり感がありますが
今はチョークトランスを一つ外して、リップルフィルターも一部外して
少し暴れさせて使っています
どうもアルニコ時代の、けたたましい音が忘れられず
励磁なのに歪ませていますー
NCT-WEだからこれもあり
時々上ユニットだけリップルフィルターをかけたり
上下ユニットの電圧を変えて楽しんでいます
WE597-Aツイーターは
真ん中の805ホーンの上にある医療用のアナログ電源を使っています
いづれはタンガーかセレンで作ろうと考えていますが
今はいろいろありまして、・・・・・・
この電源はあまりにもさっぱりしているので
WEのコイルを電源に繋いでWE音色を追加しています
それぞれの電源の良さを出していこうと、自分なりに使い分けていましたが
出来るだけ同じ電源でそろえたほうが良いのは
バランス面から考えれば当たり前
いづれは統一した電源がほしいい
・・・・
だが、おこずかい制になったので当分は無理・・・
古のWEサウンドを奏でようと、
我がなんちゃってWEサウンドシステムでは
実はキケンな機器も使ってきた
古のタンガ―バルブやセレン整流器、OILコン、真空管・・・・有害物質満載機器を覚悟のうえで使ってきた
だが、
最近、人もうらやむ第二の人生を歩みはじめたわけだ
(いーだろー)
妻はなぜかこの部屋には近づこうとしない
理由を聞くと
あの部屋は何か「得体のしれない妖気の漂う部屋」
・・・・・
え~!
もしかして有害物質塗れの機材をふんだんに使ったオーディオ機器の部屋を、
何かが見える特殊な才能をを持った妻は、本能的に見抜いているのかもしれない
たしかに
捨てることさえできなくなったPCB満載のWEオイルコンを使いまくっているアンプやネットワーク
カドミュウムの塊セレン整流電源
そのほかWE300Bや古い真空管に使われている超有害物質
これらの不健康素材で構築されたNCT-WEサウンド機器が発するものが
「得体のしれない妖気」なのだろうか
・・・・・・・・
まあ壊れたり液漏れ起こさなければたぶん大丈夫だろうから・・・・
でも・・・
まあそんなことが気になったのか
有害物質を減らしたWEサウンドを奏でてみようかとしたのと
統一電源で一番簡単なのが、市販の安い電源
これで音の統一が計れればいいのだが・・・・・
288Fcのタンガーを外して、予備のスイッチング電源に変えてみます
WE597-Aもコイルを外してみました
最新の電源はいずれも医療用機器にも使われるほどの性能を持った電源です
私の大好きな“リップル”を徹底的に排除した
低リップル低ノイズの安定化電源
この電源を使って288Fcドライバーと
WE597ツイーターを鳴らしてみました
あれま
なんてHIFIサウンド
そういえば山梨の励磁サウンドの大先生がおっしゃっていた
「タンガ―バルブ整流は霧の中」
なっ
なるほど~、おっしゃるとおり
霧が晴れました
くっきり、すっきり、シャープに、
なるほど高性能電源のほうが励磁型の音の良さをはっきり協調できますね
古のALTECがまるで最新機器のようななり方
いや、今の最新機器はこのような、はっきりくっきりとしたサウンドは奏でないか?
20年前の最新HIFIサウンドと言えばいいのかな?
まあ、そんなサウンドですね
スパッと切れる音、立ち上がりも、切れ際も鋭い
高域の出ない597ツイーターからも
高音が出ている!
たしかに
音はいい
音は良い
・・・・