オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

すべては、音楽のために・・・・

2014年10月03日 08時32分44秒 | オーディオ

久々にお伺いさせていただいた知人宅です


オルトフォンのモノラルカートリッジCG-25D プラシェルの貴重品を



2本持っているから、一本使っていいよと「貸して頂いた」O氏のお宅



このカートリッジはメンテナンスが大変で、定期的にダンパーがだめになる



その壊れていたダンパーをわざわざ修理して今回「貸して」頂いた



ありがたいことである、決して足を向けて寝られない・・・・





そのカートリッジを修理していただいた、WE22氏と一緒に今回はO氏宅にお伺いさせていただいた


WE22氏はこのブログでお知り合いにならせて頂いた、生粋のWEエンスー


WEの神様のような方である、お使いになっているシステムは


無論WEのオリジナルアンプで、WEオリジナルホーンを鳴らしている


なんちゃってではない、すべてオリジナルアンプ


真空管、部品から配線材、ねじ1本からグリスまでオリジナルにこだわる


私のレプリカと違いオリジナルアンプ、今ではとんでもない高額ともいわれているそのアンプを


3台も所有しMoNoでWEホーンシステムと、タンノイ、オートグラフを鳴らされている


一度お聞かせ頂いたが、そのこだわりの音はさすがである


その音は、私どもでは足元にも及びません・・・




そんなWE22氏とO氏の共通点はタンノイ!



WE22氏はオートグラフ、O氏はGRF、お互いタンノイとは30年近いお付き合いのようだ





「すべては音楽のために」


この言葉は、当たり前だと思われるだろうが、

ただ、オーディオマニアはちょっと違うかもしれない・・・・




タンノイや、B&Wなどを好む、音楽マニアとはチョット違う傾向がある気がする



オーディオマニアは「すべては音楽のため」とは言わない


拘りは「音」?




緻密なJBLサウンドを奏でたい、


ALTECサウンドを響かせたい!


年々買い集めて、出来上がったこのスピーカーを鳴らしたい!


この球を、この回路でこんな音を出したい!



等々・・・・・




そう、オーディオマニアは、すべては音楽のためではないのである



オーディオマニアにはこだわりがある、アメリカン・サウンド、ヨーロピアンサウンド

細かい人は

西海岸・東海岸

イギリス、ドイツ、デンマーク・・・

日本の音



皆、その個性的な「音に」こだわりを持っている



だからオーディオ機器とソフトの対比が、10:1なんて、ざら





そこへ行くとさすが音楽マニアは違う


音検聴用のJBLモニタースピーカーや、

劇場で遠くにまで音を飛ばす為のALTECは眼中に無い


余分な音は要らない、音楽のエッセンスが響けば十分なのであろう



だから、やっている事はオーディオマニアと同じ様なことをやっているが


まるで違う、




まず、何より違うのは正面の木板に貼られたステッカー


通常オーディオマニアはここにはTANNOYと書かれたステッカーか、マッキントッシュの文字が貼られる



だがここに貼られているのは、


ハンスクナッパーツブッシュ


と書かれている



こんなオーディオマニアはいない!




この違いを筆頭に、ネットワークの取り出し、マグネットフロート


各アンプのマグネットフロート


大型電源トランスによる整流



アメリカアンプと、イギリス球のコラボ


その全てを「音楽の為」に行っている



だから音楽が響く




室内楽は室内楽らしく、交響曲は交響曲らしく


各楽器は出しゃばらず音楽を奏でている



うーん



欲の塊のオーディオマニアからすると、遥かなる世界観



不思議と、レンジ感だとか、音色だとか不満はでないし


そう言った会話にもならない


不思議なものである。




ただ、オーディオマニア的に言わせて頂くと、オリジナルGRF、モニターシルバー


C-20、240、そこに使われているテレフンケン、GOLDライオン


総重量90キロはあろうかとも思える、超重量級ターンテーブル


半端じゃないオーディオマニアだと思うが





ここでのWE22氏とO氏の会話ではオーディオの話にならない



音楽とレコードの話で、半日が過ぎてしまった



不思議な人種だ、音楽マニアオーディオは
・・・・・