オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

Nct-WE91B VS 4P55鬼の角

2014年06月05日 17時14分36秒 | オーディオ

鬼の角がやってきた、オシロスコープ持参のT氏と共に


4P55シングルの大型送信管のアンプの聴き比べ



と言うわけではなかったのだが


ついでに聴き比べてみた程度




歪み無き大音量が可能になってきた我がシステム


大音量で一番かわいそうなのが


パワーアンプ、なんちゃって91B、N91Bだが

真空管はもちろんWE、コンデンサーも抵抗も、




ワイヤリングも古い単線で配線して

手を抜いていない


力作のNANCYATE-91B


レプリカながら、かなり気合いが入っている91Bアンプだ



だが、悲しいかなこのアンプの出力は8ワット




まあ、アンプのW数って実際の視聴では良くわからないものだ


最近パラゴンさん宅で0.8ワットのアンプも聴いたがなかなか力がある、


音の力ってW数とは関係ないものなのか?



音量と音の力はまた別モノみたいである




しかしながら所詮8ワット




最近の大音量再生で、特定のレコードの特定の個所がクリップするのが気になる




LCRイコライザーが原因なのか、WE91Bが限界なのか


困った時のT氏頼みで測定器を持ち込んで検証をお願いした



パワー不足が原因なのか確認の為パワーアンプをお借りしてきた次第

検証の結果

パワーアンプを変えても同じ所で歪むのでパワーアンプではなく




LCRイコライザーのローコスト初段ラインアンプが原因と判明した

WE141から無理に移植した部品が現認のようだ、ラインアンプの再調整をT氏にお願いした




原因が分かれば、せっかくお借りした4P55

我が91Bと比較視聴しないのは勿体ない、ちゃんと聞いてみよう


大型送信管の東芝4P55





出力は30W程度だと思う、よくスペックを聞いていない


値段も聞いていない



音だけの比較視聴をしてみよう






まずシングルアンプ特有のパリんとした音の緊張感は同じようにある


やはりシングルアンプは良い、透明感、鮮度、音のピント文句なしである



ずんぐりむっくりに鬼の角二つのルックスからすると



もっと図太い無神経な迫力のみの音で迫るのかと思ったら以外に素直



時間の関係で数曲しか聞けなかったが、以外に良い音のアンプだ



91Bも押し出しの強いアンプだが、このアンプも意外にも同じような押し出しをする





8ワットで30ワット大型送信管に引けを足らない91Bが優れているのか



鬼の角でWE300Bと対抗して良い勝負に?持ち込んだ4P55が優れているのか




はたまた鬼の角4P55アンプをを制作したT氏が優れているのか?分からないが




まあ、いい勝負と言っていいかも





でも、出力以外の○○や△□◇$$などはやっぱり○○○に軍配が上がる



どちらが良いなんて私には言えません




言えませんが我が家は、なんちゃってWEサウンドですから