WE120Aのオリジナルに一歩近づいたかな?
本来120Aampの真空管はWE348A、WE349Aを使用したラインアンプだが
制作した当時、予算の関係等々で多少オリジナルから部品を省いたり、回路を多少変えた
だが
120Aレプリカと名乗るからにはせめて328A位は使おうと、
いや
「この球、WE328Aがあれば最高のウエスタンサウンドが聴ける」
そう思って当時作成して頂いた思いがある
328Aがあればいいのだから、ドライブは348Aを使わなくてもいいのではないか
てなわけで
6V6なら電圧が少し低いが、プリアンプで使用するならこれで十分ではないかとの
様々な人の意見を基に、15年以上前に作成されたこのアンプだったが
今回それを本来の?真空管に戻そうと
いつものTオーディオにお願いした
ドライブをWE-348Aに変更して頂こうとしたのだが高価過ぎて手に入らず
仕方ないので代用管、
それでもやはりWEにこだわってWE329A
だが、329Aを使用するには電圧が足りない
プレート電圧を上げるために18A電源を改良して頂き
329Aを本来の電圧7.5Vで使用して328Aをドライブして頂いた
ノイズ、放熱、等々数々の対策を対応して頂き
本当にありがとうございました
待ち望んだ完成!
6V6のエコ電圧の使用はやはり大きな間違いであった
WE328AとWE329Aの組み合わせは、凄まじい音だ
このプリアンプはもはやパワーアンプ!だ
現実にこの328、329で充分にパワーアンプにもなるとのこと
ラーメンのメニュー風に言うと
音の太さ・・・・ごんぶと
音色の濃さ・・・濃厚ウエスタン・エキス抽出
音の張り・・・・プルンプルン、つるんつるん、ごっくん、
インパクト・・・ガツーン!初体験
総合力・・・・・替え玉5玉はいけます
何のこっちゃだが、そんなとこだろうか
な~んちゃってウエスタンサウンドだからご了承下さい
とにかく衝撃的な音です
久々に感動と興奮を味わいました
ヤバい
また戻れない世界にはまっていく~
プリアンプで音色が変わるのは今まで体験してきたが
このプリアンプは音の太さが、力が
まるで違う
太さ、濃さ、表現力、説得力すべてにおいて初体験である
しかも電源WE18Aレプリカに使用した真空管は274Bではなく5U4G
パワーアンプ91Bの真空管も2軍の球でスタート
2軍の300Bは再生産のレプリカWE300B、整流管は5Z3
最初から1軍の球を使用しないのは、一粒で二度三度美味しいを楽しもうとのセコイ考えから
ではない
まあそれもあるけど、もう一度各真空管の良さを再確認したかったから、
と言う事にしておこう
いやー、この二軍の"迫力"は素晴らしい
技術力より迫力そんな音である
どこで一軍を投入するか、我慢がつずく限り二軍を使おう
どうせ一軍にしたら二度と二軍には戻らないのだから
しばらくこの音を楽しもう