80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

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2999-11-30 00:00:00 | INFORMATION


 電子ゲーム内の記事にGIFアニメを追加しました。
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クトゥルフの呼び声 スタートセット・ホビージャパン/ケイオシアム

2018-10-14 18:09:37 | RPGゲームReview

 去る2018年10月11日にゲームデザイナーであり、ケイオシアム社の創業者でもあるグレッグ・スタフォード(Greg Stafford)氏がお亡くなりになった。テーブルトークRPGの歴史に多大な業績を残した著名なゲームデザイナーだった。ということで、氏の残したもののひとつクトゥルフの呼び声 スタートセットを紹介します。クトゥルフの呼び声 スタートセットとは、アメリカの作家ラヴクラフトが創造したクトゥルフ神話を題材としたテーブルトークRPG。


 ラヴクラフトとかクトゥルフ神話とか、よく聞くのだけれども何故かあんまり縁がなかった。ただ、ダンジョンズ&ドラゴンズやトンネルズ&トロールズなんかと並び超有名作であり、ホラーゲームの古典であるのでいつかは手に入れたかった。こちらは、アメリカのケイオシアム社が1981年に発売して日本では1986年にホビージャパン社が販売した、日本で最初に発売されたクトゥルフのTRPG。ちなみにクトゥルフ神話TRPGは、発売元がエンターブレインに変わって現在でも販売されている。


 開封時。クッション財は箱潰れ防止に販売者が入れてくれたもの。親和版ダンジョンズ&ドラゴンズより、一回りくらい大きい感じ。ボックスはかなりしっかりしている。


 箱の中は、このような感じ。一応、完品ということだった。


 TRPGにはお約束の多面体を含むダイス一式。それほど種類は多くない。


 こちらは、基本となるルールブック。日本版の第一版は、本国では1983年に発売された第二版(Second Edition)の翻訳だそう。ちなみ日本版の第二版(改訂版)からは書籍形式となった。現在のエンターブレイン版クトゥルフ神話TRPGも書籍形式なので、ボックス形式なのはこの第一版のみ。


 シナリオブックレット。Wikiによれば7種のシナリオが収録されている。ちなみに表紙に描かれている、このぬめぬめした海洋生物みたいなのがクトゥルフ(Cthulhu)。


 クトゥルフ神話とは、アメリカの作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトと、その信奉者や周囲の作家たちにより作り上げられた架空の神話体系。神秘的というか、秘教的というか、とにかく神格化され断片的に語られることが多いため、いったい何なのだろうと思うが、もともとはパルプ・マガジン(大衆娯楽誌)に掲載されたもの。


 クトゥルフの呼び声自体が1920年代を舞台としているため、1920年代に関する資料集という冊子が付いている。


 こちらは、広げるとかなり大きなものとなる世界地図。しっかり日本やTokyoも入っている。


 ホビージャパンからのアンケート葉書も入っていた。1986年製のものということを考えると、こういうものまで残っているというのは貴重。


 紙製のキャラクター・フィギュア。この時代だとメタルフィギュアが一般的だったと思いますが、クトゥルフ神話の世界には、ゴブリンやオークなどは登場しませんので、ペーパーフィギュアで代用するというのが一般的だったのかも。


 キャラクターシート。最も特徴的なのが正気度という項目があり、これらはSAN値として表される。SAN値とは恐怖に囚われたり、恐ろしいものに出会ってしまった時などに減少し、これが0になると発狂してしまう。これ以外にも探求者の技能という項目があり、超能力や心理学、天文学、薬学などそれらしいものと並んで、自動車運転や写真、経理、値切りなど、他のRPGでは見慣れない項目が並ぶ。それ以外にも基本能力の欄に学校、学位なんてものもある。


 最初、帯が付いておらず、それは残念だなと思っていたのだけれども、中に保管してあった。外に付けられたままだったとしたら、ここまで残っているということはまずないので、これは元のオーナーさんが物持ちの良い方だったのでしょう。4,500円という当時価格が記載されている。


 クトゥルフ神話をどこで知ったかといえば、80年代のパソコン誌上ではダンジョンズ&ドラゴンズやトンネルズ&トロールズなんかと並んで名前がよく出る作品だった。ゲームブックやTRPGの翻訳を手がけていた安田均氏が、このころクトゥルフ神話をモチーフにしたラプラスの魔というホラーゲームを製作しており、それ以外にもdbソフトのプロデュース、映画を基にしたカプコンのスウィートホーム(バイオハザードの原型とも言われる)など、ホラーゲームが大流行だった。安田均氏が翻訳を手がけたゲームブック地獄の館にも恐怖点というSAN値を参考にしたようなパラメータがあり、これがなくなると発狂した。あとがきの解説でもクトゥルフ神話について言及している。また、東京創元社からはクトゥルフ神話を直接題材にした暗黒教団の陰謀—輝くトラペゾヘドロンという作品も出ていた。


 そんな感じで、80年代のパソコン誌やゲームブック関連の本などで散々見かけたため、実際に遊んだことはなかったのだけれど、妙に懐かしい感じがします。クトゥルフ神話TRPGは現在も続いているわけですが、ボックスセットになっているのは、この1986年のホビージャパンの初版のみで、これが何ともいえないいい味を出している。この不気味な洋館を前にしたボックスアートも、同時代のホラーゲーム、地獄の館、スプラッターハウス、少し後のバイオハザードなど、あるいは小説、映画など様々な作品に有形無形の影響を与え続けているように感じます。

参考:Wiki クトゥルフの呼び声 (TRPG)、グレッグ・スタフォードの項、地獄の館/解説・社会思想社、ひろせ堂めいど商会、建築家・間宮一郎、シミルボン 暗黒教団の陰謀 輝くトラペゾヘドロン
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1/12 スペースインベーダー筐体 貯金箱・タイトー/ ヘルメッツ

2018-10-11 22:18:57 | 玩具・雑貨

 こちらは、2016年にタイトーより発売されたインベーダー筐体を再現した1/12 スペースインベーダー筐体 貯金箱。ちょうど同時期にナムコの筐体を再現したフィギュアも出ていました。開発は、これまで同人でゲーム筐体を再現したフィギュアを手がけてきたヘルメッツというメーカー。インベーダーゲームのテーブル筐体を再現した貯金箱は、以前タカラトミーから発売されていましたが、今回はアップライト型筐体の再現ということになります。


 同じくヘルメッツ開発のタイトー販売の商品は、2017年に発売された1/12スケール ダライアス 筐体 スマホスタンドが話題となりました。 タイトーは、最近でも3/4サイズで筐体を再現して399ドル(約4万5千円)と手が届く価格で話題となったArcade1Upというシリーズの国内正規代理店にもなっており、自社の過去の資産の活用に積極的なようです。


 箱を開けたところ。タカラトミーのもののように複雑な機構や電子部品が組み込まれているわけではなく、素材にMDF材を使用して組み立てられた素朴な貯金箱のため、シンプルで軽いです。当然(残念)ながら、これでゲームができるわけではありません。


 スケールは、1/12ということでスタンダードサイズのフィギュアや他社より発売されたナムコ筐体なんかと絡ませて使用できるようになっているが、若干小さめ。


 ギミックはなにもなく、筐体上部にコイン投入口、筐体下部にコイン取り出し口が付いている。100円投入口のステッカーも付属。


 細かいディテールは、そのほとんどを筐体に張られたシールに依存しているが、再現度はなかなか高い。別パーツとして用いられているのは、待ち針を流用したコントロールレバーのみ。


 コイン投入口やボタンなども、そのほとんどはシールにて再現。素材がプラスチックではなく、木質繊維を原料とする成型板のため細かいディテールや凸凹を再現するのは難しかったでしょうか。実際のアップライト筐体自体が、木製の合成版使用しているものがほとんどだったと思いますので、触った感触や質感など木材の板独特の風合いは出ていると思います。


 サークル侵略帽子屋=ヘルメッツの製作ということで、以前紹介したゲームインパクトのゲームセンターあらしのミニゲーム筐体と同じところが製作している。こちらは、タイトーより完成した製品として販売されているということでクオリティは上がっているけれど、合成板を組み合わせて作られているという構造は同じだと思う。


 残念なことにゲームセンターあらしのミニゲーム筐体と並べて飾るにも若干小さい。これは、コイン取り出し口の関係で、筐体下部の土台が省略されてしまったという事から来ている様。完全再現を目指すならば、そこにも配慮が欲しかった。


 こちらは、米国のSuper Impulse社から発売されているTiny ArcadeシリーズのSpace Invaders Miniature Arcade Game。定価が$21.99(約2,500円)ほどで、実売価格2,000円前後で売られているという安価さながら、実際にインベーダゲームが遊べてしまうという優れもの。現在パックマンやギャラガなど7種類ほど発売されており、筐体はすべて共通でデカールでそれらしい雰囲気を出しているため、再現度という点ではいまひとつ。


 アーケード版そのままではなく本物は横11列、縦5列という配列が、10列×5列に変更されているなどサイズに合わせて変更されている。それでもこのサイズとこの価格で、ゲームを実際に遊べるようにしてしまうところは驚異的。日本製のものは、(フィギュアなどと並べて飾りやすいよう)外観を精密に再現した繊細なものが多く、アメリカ製のものはとにかく遊べるようにしてしまうという辺りにも、文化的な差異を感じてしまいます。


 これもArcade1Upのスペースインベーダーなどと同じくファングッズのひとつなので、万人にお勧めというわけではありませんが、手作りに近い品なのでAmazonでも幾つか入荷しては売り切れてということを繰り返しているようです。気になる方は市場にあるうちに早めに入手されていたほうが良いかもしれませんね。

参考:タイトー公式HP、ヘルメッツ公式HP、Twitter
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Deathtrap Dungeon デストラップ・ダンジョン・Eidos Interactive

2018-10-10 10:33:05 | ゲームブック

 これは1998年にEidos Interactiveが発売したWindows95/98用ゲームDeathtrap Dungeon デストラップ・ダンジョン。ちなみに海外ではプレイステーション1でも発売されていたよう。


 こちらはタイトルでわかる人にはわかりますが、Fighting Fantasyシリーズの一冊として1984年に発売されたDeathtrap Dungeon(邦題は死のワナの地下迷宮)をPCゲーム化したもの。Fighting Fantasyシリーズは、本編のゲームブック以外にも何度もゲーム化されており、Games Workshopからボードゲームが2種(1986/1993)、Commodore 64などの欧州でヒットしていたパソコン版(1984)、2006年にはNintendo DS用にFighting Fantasy The Warlock of Firetop Mountain、それ以外にも携帯やスマートフォン用アプリなど色々と開発されています。近年2017年だとSteamで発表されたFighting Fantasy Legends(日本語版あり)なんてのもあります。


 この頃、イアン・リビングストン氏はEidos Interactiveの社長兼CEOを務めており、タイトルにもしっかりIan Livingstone’s Deathtrap Dungeonと入っている。パッケージは、大きな箱の中に変形防止用の紙製の内箱と説明書、ソフトが収められている、この当時の平均的なもの。


 しかし評価はデストラップダンジョンを遊んだことがない人が作ったとか散々な模様。実際、日本語版があること自体が奇跡のような怪作。裏を見ると、どことなく嫌な予感が漂い始めます・・・。


 Fighting Fantasy第6作目、死のワナの地下迷宮は名作でした。日本でも人気が高い作品のひとつといって良いかと思いますが、これ欧州やイギリス本国ではシリーズ中でも特に人気が高い作品だそうで、イギリス本国では50万本売れたそう。それを反映して2編の続編が作られています。
 

 プレイヤーは旅の冒険者となって、他に4人のライバルとともに強大な権力者Sukumvit公の作った迷宮に挑む。迷宮探索競技は、町のイベントにもなっており、やかましく打ち鳴らされる銅鑼や鐘の音とともに、祭りは最高潮の盛り上がりを見せる。と、このような感じで否が応にも気分が高まる演出が満載で、確かにこれは名作。


 書籍のDeathtrap Dungeonは、日本でも2008年に再出版されており、すでに社会思想社はもうなかったため、この時はホビージャパンより発売された。この時のタイトルは、日本版でもデストラップ・ダンジョン。これが萌え絵を使っており、リビングストン氏がそれに反応をしたため、日本語で検索するとこのネタばかりが引っかかる。


 ダウンロードを済ませてEidos Interactiveのロゴを見ると、いやな感じのデモムービーが始まります。Windows95/98用ゲームなので動かないだろうと高をくくっていたら、楽々動きやがった。


 ゲームの設定や選択を済ませて背景などのモノローグが挟まれる、この時代の標準的なゲーム構成。アマゾネスのRed Lotus(女性)、バーバリアンのChaindog(男性)を選んでゲームを始めます。恐らく性別で性能差があると思われますが、よくわかりません。Red Lotusを選ぶとまんまTomb Raider。この時代のポリゴンなのでカクカクですが、実は動画などで見るよりは緻密で綺麗。


 肝心のゲームの方は、英語版Wikiによれば GameSpot誌からDeathtrap DungeonはSony PlayStationのゲームのローエンドになることが判明したなんて言われている。このEidos Interactive社は、Tomb Raiderの発売元なので、つまりはTomb Raiderの3Dエンジンを使ったアクションゲーム。なんだか気持ち悪いモンスターが出てきて、攻撃するといちいちモンスターの首が飛んだり、ばらばらになったりと、どうにも日本人には受け入れがたいテイストに満ちている。セーブするたび、いちいち冒険者がモンスターより斬首される意味不明なムービーが入る。


 ただし、個人的な感想はク○ゲーとはいっても愛すべきク○ゲーといった感じ。超難しいようなのでやると腹立つと思いますが、Deathtrap Tomb Raiderだと思ってやれば(駄目じゃん)癖になりそうなテイストはある。全然、Deathtrap Dungeonぽくないけどね。


 まあFighting Fantasyのゲーム化として考えたらこれは貴重で、ファンアイテム、コレクターズアイテムとしては良いのでは。オークションだと1,000円~、Amazonだと新品が3,000円ほどで売られていた。現時点は、Amazon、駿河屋さんともにないみたいですが、プレイステーション版(海外版)は売っている。またダウンロード版(海外版)だと、ドル決済ですが遊べるようです。


 まさかWindows95/98用ゲームが動くとは思わなかった。今回これが一番驚いたEidos Interactive社のDeathtrap Dungeon デストラップ・ダンジョンでした。

参考:Wiki Deathtrap Dungeon(英語版)、デストラップ・ダンジョン倶楽部、やじうまPC Watch「死のワナの地下迷宮」の“萌え化”に英国の原作者が苦言、GAME Watch Eidos会長イアン・リビングストン氏インタビュー
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Dungeons & Dragons Basic Rules Set 1(赤箱)・新和/TSR

2018-10-03 19:38:52 | RPGゲームReview

 Dungeons & Dragons Basic Rules Set 1は、1985年に新和より発売された日本で最初のDungeons & Dragons。そのBOXの色から、通称赤箱と呼ばれています。


 販売元はホビージャパンに変わっていますが、現在でもDungeons & Dragonsは販売されており、実は2010年頃にも赤箱は復活している。これは元の赤箱の復刻ではなく、その時点での最新のD&D第四版を赤箱として登場させたもの。それは通常のスターターセットにカラーマップ、厚紙トークン、パワー・カードもセットになった豪華なものだった。そのため、増版や再生産ができず、生産分のみという限定品だった。そのためあっという間に売り切れてしまったよう。こちらで紹介するのは、その復活版ではなく1985年発売のオリジナル版。


 ボックスを開けたところ。衝緩材はオリジナルではなく、箱潰れ防止にショップが入れてくれてたもの。


 これが、新和オリジナルDungeons & Dragons Basic Rules Setの中身。つい最近になって手に入れて、売られているものやオークションに出てくるものにはダイスが紛失というものが多いのだけれど、しっかり付いていた。


 最初にこちらから読んでくださいという指示のあるプレイヤーズマニュアル。


 こちらは、ダンジョンマスターズルールブック。どちらもペーパーバックとも言えないほどの薄い書籍。


 それにダイスが6個。これだけで当時4,800円した。ボックスの中はすかすかで、TRPGというものを理解できない人が見たら、なんて高価なんだろうと感じるようなもの。ただし、これはTSRで発売された米国のオリジナル版に忠実に準拠しているらしい。コンピュータ誌やゲーム雑誌でRPGの元祖という時には、必ずといってよいほどこの赤箱が登場するが、1974年に発売されたOriginal Dungeons & Dragonsは、白い箱に入っていた。日本に初めて登場したのは1983年発売の第4板。つまりDungeons & Dragonsの元祖が赤箱のイメージなのは、日本だけということなんですね。


 広告やアンケートなども入っていた。ある意味冊子よりこちらの方が貴重かもしれない。


 富士見書房のファンタジー小説やゲームブックなど、Dungeons & Dragons関連商品のちらし。裏面は新和の広告。


 こちらは、新和からの購入者へのアンケート。このボックスは高価ということもありますが、通常の玩具店や書店では扱っておらず、田舎の住人には入手しにくいものだった。プレイヤー諸君へ!!という呼びかけが、このボックスセットを手に入れたオーナーのわくわく感を表しているような気もします。


 パソコン誌やゲーム雑誌の紹介では、必ずといってよいほどドラゴンクエストが参考にしたウィザードリィ、ウルティマはこのDungeons & Dragonsを基にして生まれたと、赤い箱とともに紹介されていたため、この赤箱を手に入れればDungeons & Dragonsが満喫できると考えてしまいがちですが、これはベーシックセットにすぎず1〜3レベルのキャラクターとダンジョンでの冒険でしか遊べないもの。この後もレベルに応じて「青箱」「縁箱」「黒箱」とそろえる必要があるという、非常にお金のかかる遊びでした。


 こちらは、権利関係がWizards of the Coast社に移ってからの2000年に発売されたDungeons & Dragons第3版。新和版の冊子のぺらぺらさがよくわかると思います。Dungeons & Dragonsには、オリジナルとは別物の上級者向けAdvanced Dungeons & Dragonsという系統もあって、小説、ゲームブック、コンピュータゲームなどの多くは、このAD&Dを基にしており、あのウィザードリィもこのAD&Dを基にしている。日本では、新和から発売されたのだけれど売れなかったため、AD&Dの方は遊んだことのある人は少ないよう。ちなみに現在ホビージャパンより発売されていいる今のDungeons & Dragonsは、このAdvanced Dungeons & Dragonsからの流れを汲んでいる。


 90年代に新和から製品が出なくなり、日本では3年ほど空白の期間が空いた。1994年からは発売元が新和からメディアワークスへと移り、第5版が翻訳された。この時の展開は、なんと文庫版。これは、この時期の日本製のTRPGのほとんどが文庫で展開しており、ルールブック、リプレイ、小説、アニメなどメディアミックスされていたことから、この形になったらしい。安く入手できるのは良いけれど、有難みが薄いような。


 個人的な思い出というと、実物を見たり手に取ったのは今回が初めて。田舎の子供にはあまりに入手し難いものでした。自宅近くの市内で一番大きなホビーショップには、ホビージャパンのボードゲームなどが置いてあったので、ひょっとしたらそこなら手に入ったかも。90年代になって都市部のデパートのテナントにアナログゲームショップが入って、そこで初めてメタルフィギュアとかTRPGのセットを見ることができた程度でした。実際に当時遊んだ方の回想としては、落語家の三遊亭 楽天さんがブログで詳しく語られている。三遊亭 圓丈師匠のようにゲームを得意とする噺家さんが現れたか、という懐かしい驚きがあります。


 今、ツイッター上では、日本のRPGの歴史の話で盛り上がっており、その話にも参加したかったのですが、ちょっと一度には無理。また次回以降に。ちなみに今現在は、Amazonでスターターセットが3,000円ほどで入手可能となっており、いい時代になったものです。

参考:Wiki ダンジョンズ&ドラゴンズの項、ホビージャパン公式サイト、三遊亭楽天のブログ、RPG Reference
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