80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

ホンダ モーターサイクル レーシング レジェンド vol.3 ・八重洲出版

2009-07-30 21:00:45 | 原付趣味&Bianchi

 立ち寄った先の書店で、たまたま見かけたため買ってみました。

Honda Motorcycle Racing Legend(ホンダ モーターサイクル レーシング レジェンド) vol.3 至高のエンジニアリングと日本人の誇り 1952-1975・(新品/八重洲出版) 2,500円

 八重洲出版は、モーターサイクリスト・オールドタイマー誌などを発行している自動車、バイク関係の老舗出版社です。これはヤエスメディアムックというムック本で、オートバイに限らず車(キャンプ、ドライブ)、自転車なども扱うシリーズのようです。vol.3ということで、“vol.1 ホンダ2輪レース世界制覇の軌跡1976-1990”、“vol.2 GP500勝と21世紀の4ストローク1991−2007”に続いての第三弾となります。ホンダだけではなく、今年の5月頃にはヤマハのレース史を扱った“YAMAHA RACING GLORY Since1955 ヤマハ栄光の記録”も出ています。ホンダ本の第一弾では、76年にレースの世界に復帰したホンダが、世界中すべてのレースカテゴリーを制覇するまでを、続くvol.2ではGPレース通算500勝達成から現在まで、vol.3では54年の本田宗一郎氏による“T.Tレース出場宣言”から、67年の撤退にいたるまでの第1期世界グランプリ活動の軌跡を扱っています。プロジェクトXでも取り上げられましたが、まだ日本の工業製品が世界に認められてないこの時期の最初の挑戦は、大きな成果(成功)をおさめ、ホンダだけではなくヤマハ、スズキと世界に出て行く第一歩となりました。トライアンフ、MVアグスタといった外国勢の強豪だけではなく、ヤマハ、スズキの2ストローク勢に4ストで立ち向かうため50cc2気筒で、20,000回転、9速トランスミッションのレーサーを開発するなど、圧倒的な技術力を示しました。私の世代的には、NSRなどの80年代~90年代の2ストロークの年代なので、この第1期にはまだ生まれてないのですが、この時代にはロマンがありますね。またこのムックには、ホンダの第1期レーサーが全て収められており、このような資料本もそうありませんので(あったとしても5,000円~はするでしょうし)、ホンダのバイクに乗っている人には、なかなか貴重な一冊だと思います。私は、普通はブックオフ専門で、2,500円もするような高い本はまず買わないのですが、これは思い切っていっちゃいました。(実際には、立ち寄った本屋でたまたま見つけて、次に立ち寄った時にはもうなくなっていて、5~6件本屋を探し回りました)。ドリーム50は、この時期の市販レーサー“CR110”のレプリカですから、ドリームに乗っている人にも必見の一冊だと思います。

番外編:私的RPGベスト5

2009-07-25 20:37:35 | RPGゲームReview
 ネタ切れというわけでもないのですが、個人的に印象に残ったRPGを5本選んでみたいと思います。ベスト5となっていますが順位はなく、五指というほどの意味です。ただ私は、“ドラクエ”は1と5しか遊んでませんし、“ファイナルファンタジー”も7しか遊んでません。“ゼルダ”や、“ロマサガ”も最後まで遊んだことがありません。ということで、かなり偏ったごく私的なベスト5という事になります。


 ということで、まずはBPSの『ザ・ブラックオニキス』(1984)です。日本で最初の(本格的な)RPGで、自分が最初に経験したRPGもこれになります。これはCRPGの古典『ウィザードリィ』を参考にして作られており、RPGをファンタジーの下地がなく不慣れな日本人に紹介するために、かなりのアレンジ(簡略化)を施されていました。①職業の概念がない(戦闘は肉弾戦のみ)、②魔法、宝箱がない、③キャラ作成も名前と髪型、服装のみ選択など。同時に分かりやすくするために、新たに加えられていた部分もありました。①体力、経験値をグラフにて表示、②キャラ装備のビジュアル化、③町が迷宮と同じく3D表示、④他の冒険者たちも存在するなど。実際には、『ファイヤークリスタル』(魔術師、魔法あり)や、『ムーンストーン』(野外フィールド)なども、全て最初の構想に含まれていたそうですが、当時のPCの容量の問題で最小限のものになったようです。


 パソコン誌にRPGという新しいジャンルがあるという記事が載り始めた頃に、友達の家のPC-88で初めて遊ばせて貰いました。最初の印象は、(ドルアーガの塔みたいに実際に攻撃をするわけではなく)表示される文字を見るだけで、何が面白いのだろうといったものでした。物語は、ウツロの町の地下に広がる迷宮を抜け、ブラックタワーに隠されている“ブラックオニキス”を見つけ出すというもの。(当時のPCの限界から)迷宮にイベントもほとんどないシンプルなものでしたが、ゲームブックなどでファンタジーの世界に触れ始めていましたので、すぐに夢中になりました。ウィザードリィとは異なり町も探索できて、プレイヤーだけでなく他の冒険者も徘徊しているところなどが、実際に冒険している感じをより与えてくれました。Beep誌にウツロの町や迷宮のマップが掲載され、それによりさらに(想像によって)世界観を膨らませた事を覚えています。


 移植版がないため永らく遊べなかったのですが、2000年頃にGBC版、最近になってムック本“甦るPC-88伝説”にファイヤークリスタルと共に収録されました。今、遊ぶとかなりシンプルに感じますが、ゲームバランスが良いため、現在でも十分に遊べると思います。現在のゲームでは、あの頃に想像で補っていた部分(自由に動ける3D空間、自律性をもち町や迷宮を徘徊する冒険者、モンスター)が実現されていますが、個人的には未だにこれが最も印象深い一本だったりします。

・・・続く

散財日記in インディアナ・ジョーンズ

2009-07-24 21:18:22 | 散財日記・雑記

 給料日後の週末ということで、ちょこっとだけ散財してみました。

インディ・ジョーンズwithテンプルトラップ・(新品/HASBRO・トミーダイレクト)
インディ・ジョーンズwithテンプル ピットフォール・(新品/HASBRO・トミーダイレクト) 各500円
TOMY スターウォーズ マイクロドロイド R5-X2・(新品/タカラトミー) 250円

 節約モードということと、バイク関係で欲しいものがあるということで、なるべく無駄遣いをしないようにしているのですが、週末だしこれくらいはいいでしょうか。(置き場所の問題もあって)フィギュア関係も長いこと買ってないのですが、いざ買ってみるとちょっとだけ楽しい気分になります。これらはザラスのクリアランスで、ザラス以外にも、ハードオフ、リサイクルショップ等寄ってみましたが、そちらは不発でした。インディ関係の2つは、2008年の『クリスタル・スカルの王国』の公開にあわせて、HASBRO社(日本ではタカラトミー)より発売されてたものです。2つとも2,000円程するものですが、クリアランスしてあるものを、なおかつ夏のセールでスターウォーズ&インディ関係のフィギュア50%オフということで、この値段でした。これらはギミックの付いたデラックス・フィギュアというバージョンで、これ以外にも馬付き、バイク付き、失われたアークの聖櫃付きなどのバージョンがあるようです。“スターウォーズ マイクロドロイド R5-X2”の方は、スターウォーズに登場したドロイドのミニラジコン。こちらはHASBRO社製のものではなく、トミーダイレクトオリジナル商品だそうで、逆にアメリカでも発売されているようです。タカラは、ゼンマイでR2-D2が歩く“のこのこR2-D2”を一作目の時に発売しており、これをルーカスが非常に気にいってまとめ買いをしたというエピソードがあるくらいですから、実にタカラトミーらしい(日本らしい)商品だと思います。


 これらは『クリスタル・スカルの王国』の公開にあわせて登場した商品でしたが、中身は両方とも第一作目『失われたアーク(聖櫃)』からのものです。通常のフィギュア+ギミック付きテンプルのセットで、映画冒頭の(トラップ満載の)“チャチャポヤン戦士の神殿”内を再現しています。“テンプル・トラップ”の方は冒頭の黄金の像のシーン、“テンプル・ピットフォール”は神殿内の穴を飛び越えるシーンを再現しています。まさか開けて遊ぶわけはありませんが、この2つは繋げられるようです。パッケージデザインも良いですし、インディグッズとしてはなかなかよいと思います。ザラスのクリアランス&夏のセールは、恐らく全国共通だと思いますので、(スターウォーズ関係はしょっちゅうやってますが)多分インディ関連はこの機会を逃すとなかなかないでしょうから、好きな方はのぞいてみられては。


DVD・キャノンボール2(The Cannonball Run2)・(中古/ワーナーホームビデオ) 500円
 
 『キャノンボール』(The Cannonball Run)は、1981年(2は1984年)に公開されたアメリカ映画です。アメリカ大陸を横断する非合法のレースをモチーフとしており、公開時には、バート・レイノルズ、ファラ・フォーセット、サミー・デイヴィスJr.、ロジャー・ムーア、ピーター・フォンダなど、豪華オールスターキャスト映画などと言われていました。ジャッキー・チェンもマイケル・ホイとともに日本人役として出ており、ハイテク満載のスバル レオーネ(2では三菱スタリオン)で参加しています。日本車って、すでにこの当時の時点でハイテクのイメージがあったんですね。公開当時は、ジャッキー映画として見に行った覚えがあります。この映画パート3まであるのですが、3ではジャッキーの出演もなくなり、ちょっと地味な映画になっていました。自動車の中でパックマンをするシーンがえらく印象に残っています。ジャッキーの活躍シーン(youtube)