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ということで、散財日記の続きです。実際のところ月にレゲー関係の古本を3~4冊買う程度と、それほど散財していないんですが、5月分くらいから溜まっているため結構な量になっています。
1/12スケール ダライアス 筐体 スマホスタンド 完成品・(新品/タイトー・ヘルメッツ) 6,450円
1/12スケール ダライアス 筐体 スマホスタンドは、2017年の6月にヘルメッツ製造のタイトー販売の形で発売されたミニ筐体。前作のスペースインベーダー貯金箱までは貯金箱という形態でしたが、こちらはスマホにゲーム画面を映し出すことで、1985年に発表されたタイトーの大型筐体、ダライアスの筐体を再現してしまうというスマホスタンドになります。
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こちらは、昨年辺りから同人で売られており、正式にタイトーの版権を取った商品として売られるのを待っていた一品でした。
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前作のスペースインベーダー貯金箱は、簡素なパッケージでしたが、こちらは見違えるように豪華なパッケージになっています。商品として考えた場合、これは嬉しい配慮。価格もゲームセンターあらし筐体、スペースインベーダー筐体貯金箱が3,000円ほどだったのに対し、6,450円とそれなりのものになっていますから。
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開封したところ。簡単な解説付き。
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作りとしては、このヘルメッツというメーカーの定石どおり木質繊維を原料とする成型板を組み合わせて、細かなデティールはシールにより再現している。実際の筐体も木製の合成版使用していたと思いますので、再限度という意味ではあり。このヘルメッツというメーカーは、元々はペーパークラフトで筐体を再現していた。
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座席の部分は別パーツになっていて、はめ込み式で簡単に組み立てる形になる。シートは柔らかな素材を使用して質感を増している。このシートの本物はボディソニックを内蔵しており、切れ目のない3画面のモニターとともにそれが最大の特徴だった。
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スマホスタンドということで、今回はギミックが凝っている。筐体裏のスマホ置きのパーツを外して、そこにスマホか携帯ゲーム機を設置する。2重にミラーが組み込まれており、スマホの画面を筐体のモニター部に映し出す。PS Vitaを使用すれば、実際にこの筐体でゲームをすることも可能になるという。
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6,450円という価格は迷うところですが、アマゾンやヤフーショップでも入荷しては売り切れというのを繰り返している。このダライアス筐体に思い入れがあるか、ないかというところで、その価値をどう感じるかが決まりそうです。個人的には、欲しかった。ダライアス筐体では数回しか遊んだ記憶がないのですが、あのボディソニックの印象は強烈だった。
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ということで、販売が終了すると間違いなくプレ値が付いて入手困難になると思われるため、ダライアスに思い入れのある方はまだ市場にある間に入手しておくことをお勧めしたいと思います。
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教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書・(古本・翔泳社) 450円(送料250円)
教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書は、2005年に翔泳社より発売された書籍。タイトルどおり日本のインターネットの歴史について書かれたものになります。筆者は、インターネットやゲームについて詳しいライターのばるぼら氏。インターネットの歴史とはいっても、技術的なものではなくインターネット上に表現された個人のホームページやWebサイト、ネット上のトピックスの歴史を扱っています。
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個人的には、ネットに触れるようになったのは結構遅くて、ウィンドウズMeの頃辺りから。そもそもPC-88やMSXなど8ビットパソコンの時代からコンピュータには親しんできたのですが、しばらくコンピュータより離れていて、仕事で使う必要に迫られてウィンドウズやネットの世界に戻ってきた。この本では、日本にインターネットが上陸する前のパソコン通信と呼ばれていた時代から、2005年あたりまでのネット上の遍歴を追っている。
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インターネットを始めたのが遅いため知らないことも多い。掲示板文化もあめぞうは知らなくて2ちゃんねるから。ただ、始めた2000年前後頃にはまだ特殊な2ちゃんねる用語が使われており、まだアンダーグラウンドという雰囲気も満載だった。
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侍魂というテキストサイトもまだ健在だった。日本海溝とか街の灯とか、アンダーグラウンド関連のリンク集なども懐かしい。
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個人のホームページにキリ番というものがあり、キリ番を踏んだ人は一言書いて下さいなど、独特の文化があった。ホームページ内に隠しリンクなどが仕込んであって、インターネットというと、みんながアングラというイメージで好き勝手に遊ぶ遊び場という感じだった。また、エミュレータを知って感激したのもこの頃。
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2ちゃんねる用語辞典とか、アスキーアート事典だとか、関連本も次々と出版されていた。個人のアングラサイトというイメージの強かったインターネットですが、今では完全に企業主体の新しいメディア、ビジネスの媒体というクリーンな場所になりました。
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ファミコンなどのカセットやCD-ROM媒体のレトロゲームは残るけれど、情報のみのオンラインゲームやスマホゲーは、形として残らないという議論がありました。インターネットの世界もwebアーカイブという手段はありますが、刻々と変わっていって、その姿は残りません。また、キリ番を気にする個人のサイトや隠しリンクなどのああいった世界で遊びたいなあという気もします。
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復刻版 週刊少年ジャンプ パック2(集英社ムック)・(新品/集英社)900円
復刻版 週刊少年ジャンプ パック2は、2017年に発売された少年ジャンプの復刻版第二段。集英社の少年ジャンプ誌の50周年を記念した企画で、第3弾まで発売されたものになります。87年の新年1.2合併号、1997年の34号がセットになっています。それぞれ、ジョジョの奇妙な冒険とONE PIECEの連載が開始された記念碑的な号が復刻されている。
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約30年前と20年前のものがセットになっているわけですが、個人的にはタッチとかうる星やつらの載るサンデー派だったので、ジャンプを読み始めたのは結構遅くてドラゴンボールの連載開始の頃。北斗の拳やキン肉マンなど、連載作品が次々とアニメ化されるという、ジャンプ黄金期の入り口でした。
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ジャンプを読まなくなったのは、このワンピース連載開始の頃だったと思いますので、個人的にはジャンプを一番懸命に読んでいた頃と、ジャンプを卒業した頃の作品ということになります。
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とりあえず、レトロ漫画の企画本とかではなく、当時ものそのものの復刻という企画ですから、とにかく手に入れておきたかった一冊でした。古い雑誌や漫画本も専門店に行ってプレ値を払うかオークションなどで入手はできますが、復刻企画というお祭りに参加したかったというのが、率直な感想でしょうか。
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RYU-TMRのレゲー解体劇場 (ガムコミックス)・(古本/ワニブックス) 4円(送料250円)
RYU-TMRのレゲー解体劇場 (ガムコミックス)は、2013年にワニブックスより発売されたレゲー漫画。元々は、ワニブックスより刊行されていた月刊コミックガムという雑誌に連載されていたもの。レトロ関係の本を探しているとAmazonのこんなものも買っています欄にいつも表示されていたため気になる作品だった。
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コミックガムという雑誌は読んだことはないのですが、ゲーム誌ではなく一般誌らしい。漫画のほうは、見開き2ページという短い読みきり形式になっており、その中で懐かしいレトロゲーム一作品をテーマとして取り上げて、漫画化しています。一般誌というよりもゲーム誌に連載されてたといってもおかしくない作品になっています。
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選ばれるゲームがファミコン時代の有名作品というところがポイント。ボコスカウォーズや魔界村、ボンジャック、アトランティスの謎、Rタイプなど、8ビット世代にはどストライクのものが選ばれています。この作家さんは絵も上手いため、懐かしのレトロゲームが実に魅力的なキャラに変換されている。
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惜しむらくは2ページしかないため、あまりストーリー性がないこと、コマ割りも含めて肝心の絵が小さいこと。もっとシンプルな構成にして、レトロゲームあるあるを2ページで展開してくれたら面白くなったのにという気がします。
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この作品には続編があり、RYU-TMRのレゲー解体劇場 セガハード編、昭和アーケード編とこちらも惹かれる題材を扱っている。いずれ続編も手に入れたいと思います。どこかしらファミ通などに連載されていたゲーム漫画を思い出させるような、懐かしい雰囲気もありますので、レゲー漫画でほっこりしてみたい人にはお勧め。