80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

散財日記 in アーケードゲーマーズ白書Vol.2

2011-01-22 18:24:34 | 散財日記・雑記

アーケードゲーマーズ白書Vol.2・(新品/株式会社メディアパル) 1,200円

 ということで一週間ぶりの散財日記です。昨日は、今年やることのための準備や手続きなどであちこちしてきたのですが、色々調べてみると思うように行かないことがわかって、ややトーンダウンぎみです。まあ、さっさと次へに気持ちを切り替えてやるしかないのですが。とりあえず書店に寄ったら、これが置いてあったためゲットしてきました。『アーケードゲーマーズ白書Vol.2』は、昨年の12月31日に発売されたアーケードゲーマーズ白書の第2弾。前作がアーケード黎明期の1978年~1986年を取り上げていたのに続いて、こちらは対戦格闘技ゲームが流行っていた1987年~1995年を取り上げています。(アーケード編はこれで終わりで、次はポリゴン機全盛期編が予定されてるよう)。この時期は家庭用機ではPC-E、MD、SFCの全盛期からPS、SSの登場してきた時期にあったっていますので、(ひょっとすると)一番ゲーム業界が注目されていた時期だったのかもしれません。また後半になってくると掲載されている作品の数が減り始め、ゆるやかな衰退も感じさせてくれます。これは家庭用機の性能向上、UFOキャッチャー、プリクラの全盛などによるのでしょう。個人的には、この頃にはゲームセンターから少し離れ始めていた時期で、バイクや夜遊びなど他の遊びにはまっていた時期でした。それほど思い入れはないので、スルーしようかとも思っていたのですが、続き物ということで購入してみました。


 87年のストリートファイター、ダライアスから始まって、95年の鉄拳2くらいまでの範囲が収められています。特に87年の妖怪道中記、スプラッターハウス、サイコソルジャー、銀河任侠伝とか、この辺りは懐かしいでしょうか。さすがに時代もあるのか、前作にあったコピー基盤情報は載っていなかったり、アタリなどのビンテージ秘宝館訪問記みたいな記事もなくなっていて、割と淡白な感じもします。この時期には、それだけゲーム業界がメジャーになり、世間的にも(大きな市場として)認知されるようになっていたということなのでしょう。


 ということで、マニアックな資料性は少し薄いような気もしますが、この時期の主要なものはほぼ取り上げられていると思いますので、SFC、PC-E、MD世代や、格闘対戦ゲームに熱中した世代には刺さる一冊かと思います。値段を考えると悪くない一冊かな。



自転車にのって/マーブルブックス編・(古本/中央公論社) 250円

 こちらはブックオフにて購入した古本。買ったのは去年だったと思いますが、自転車ネタをやる機会がなかったため、そのままになっていました。内容としては、(女性向けの)お洒落自転車生活本といったところ。2006年の発行ですから、自転車が洒落た生活のアイテムとして注目され始めた時期だったのでしょうか。ロードレーサーなどのマニアックなネタは当然ありませんが、自転車生活を楽しむという視点からは、こういう本も悪くはないと思います。生活を楽しむ(彩る)ということにかけては、やはり女性にはかなわないという気もします。それにしても寒いということもありますが、今は自転車、バイクに目を向ける余裕もないかなあ・・・。


散財日記 in ラストハルマゲドン

2011-01-16 16:40:00 | 散財日記・雑記

イース2/MSX2 ディスク版
ワンダラーズ フロム イース/MSX2 ディスク版・(中古/日本ファルコム) 下記ソフトと3つで500円

 年末に更新してから、また少し時間が空いてしまいました。この間何をしていたかというと、年末年始は普通に仕事(代休とか繰休はありましたが)、その後もあれこれと今年やることの準備をしつつで時間が過ぎていました。相変わらず落ち込んでみたり、浮かれてみたりと、まだいまいちすっきりとはしてません。年末に受けた資格検定の結果が戻ってきて、簡単だった方は取得していました(2つ同時期に受けた)。ということで、日常生活のほうでは、レトロとか散財などとは全く無縁の時間を送っています。といいつつ時間の合間を縫って、再び投売り店にてちょこちょこっと摘んできました。『イース2』『ワンダラーズ フロム イース』は、80年代末にPCで大ヒットとなったRPG『イース(Ys)』の続編です。それぞれイース(87)、イース2(88)、ワンダラーズ フロム イース(89)発売となっています。それまでPCのRPGは、ハイドライドシリーズ、ザナドゥ、ロマンシアなどに代表されるように難解さが特徴でしたが、この作品では(シナリオなどを重視した)遊びやすさが売りとなっています。その後もPCE、SFC、Winなどに移植され、現在7作品まで続く息の長いシリーズになっています。


 このイース(Ys)シリーズは、Win向けにリメイクされており、今でも普通に売られてますので、レトロとか懐かしさという意味ではあまり新鮮味はありません。そうは言っても3.5インチ2DDのフロッピーや、説明書、付属品などが当時を偲ばせてくれます。イースには、非常に立派な解説書(カラー)が付いており、ロマンシアのように(一部)コミック仕立てになっています。個人的には、イースの頃にはPCゲームより離れており、当時遊んだとこはありませんでした。唯一90年代に入ってから、PCE版かSFC版のワンダラーズ フロム イースを遊んだ記憶があるくらいで、それも冒頭の町の中を歩くシーンしか覚えておらず、ラストまで行ったかどうかさえあやふやだったりします。だた80年代のPCゲームを語る際には、外せない一本であることは間違いないと思います。



ラストハルマゲドン/MSX2 ディスク版・(中古/ブレイングレイ)

 『ラストハルマゲドン』(LAST ARMAGEDDON)は、88年にブレイングレイから発売された異色RPGゲーム。PC-88、X68000、FM-TOWNSなどの当時の主なPCの他、PCE、FCにも移植されています。今だとPCE版、FC版をよく中古ショップで見かけるでしょうか。内容は、人類が滅亡した後の世界で魔物(モンスター)たちが、エイリアンと戦いを繰り広げるというもの。これも上記イースと同じ時期で、当時遊んだことはありませんでしたので、プレイ感というものはわかならいのですが、独特のグラフィックに、異様な世界観でインパクト十分な作品だと思います。ただ勇者をモンスターに置き換えたという逆転の発想だけでなく、世界観自体もオリジナリティに溢れています。一見ホラーのようにも見えますが、“ハルマゲドン”というタイトルが示すようにSF+ファンタジーといった世界観。あの当時でなければ、作られ(作れ)なかった作品と言えるかも。



アルバトロス/MSX ROM版・(中古/日本テレネット) 下記ソフトと3つで500円

 『アルバトロス』は、『アメリカントラック』『ファイナルゾーン』『夢幻戦士ヴァリス』など、ビジュアルを売りにした作品を多く発売していた、日本テレネットより86年に発売されたゴルフゲーム。見おろし型の割とオーソドックスな作品だと思いますが、こちらも当時遊んだことはありませんでした。ただ当時のPC誌に、爽やかなビジュアルを強調した広告がよく掲載されていましたので、当時のPC誌を読んでいた方にはあの頃を思い起こさせる懐かしい一本だと思います。


 MSX版には初級コースがROM版として、中級コースと上級コースのデーターが、カセット版として付属していたようです。多機種版では別売りだったように思います。多分、当時はすごく豪華な感じがしたでしょうね。個人的には、(当時買おうかなと思ったことがあるくらい)アルバトロスの空の青さを強調したようなビジュアルイメージが好きでした。これは80年代の空の青さですね。



セガMARKⅢ専用・ハングオン
セガMARKⅢ専用・キャプテンシルバー

 こちらは、SEGA MY CARD仕様の『ハングオン』と、2メガロム・ゴールデンカートリッジの『キャプテンシルバー』です。セガの体感ゲーム第一弾として登場したハングオンですが、メガロム・ゴールデンカートリッジ版のファンタジーゾーン、スペースハリアーのインパクトの前には少しかすんでしまったような印象でした。『キャプテンシルバー』は、データーストのアーケードからの移植作品。セガMARKⅢは、サードも少なく(というよりほとんどなく)他社からの移植も限られていたのですが、何故この作品を?という一本です。後期の作品のため2メガロム、FM音源対応となっています。ちなみにこのキャプテンシルバーには、FC版も存在します。