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THE超合金は、2003年にバンダイより発売されたミニチュアサイズの超合金シリーズ。
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70年代に発売されて人気を博した超合金をギミック、質感とともに、約9cmのコレクタブルサイズで再現したシリーズで、気軽に購入してコレクションできるよう縮小して復刻したもの。当時人気だった、マジンガーZ、グレートマジンガー、ゲッターロボ、ゲッターロボG、勇者ライディーン、コン・バトラーV、ボルテスⅤ、ロボコン、ガンツ先生、マッハバロンなど、数多くのラインナップが発売されていました。
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超合金というブランドネーム自体を生み出したマジンガーZ。超合金とは、劇中に登場する架空の特殊な合金(超合金Z)のこと。実際は、亜鉛合金のダイキャスト製。
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パッケージなどは雰囲気は出してあるが、必ずしも復刻とは言えない。そもそもマジンガーZの超合金には、1期~4期までバージョン違いがあり、パッケージもそれぞれ異なっている。復刻版も何度か発売されていて、1998年にはゲームの懸賞品としてが1期版の復刻がなされた。
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胸から発射されるミサイルは、4期のもの。1期では、ブレストファイヤーの胸部高熱板が開きミサイルが発射できた。2期ではそのギミックが廃止され、4期では胸部高熱板からそのまま発射されるようになった。
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開けた所。そもそもオリジナルでは、長方形のスポンジに包まれた梱包方法だった。
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胸部高熱板にミサイル発射口のある4期の再現。オリジナルは、TV放送も終わった1978年に完全新規にリメイクして復刻販売され、あまりの根強い人気のため1984年、1986年にも復刻されている。
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ジェットスクランダー装着。ジェットスクランダーは、2期より付属された。
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パイルダーも別パーツで再現。なによりもこのサイズで顔の塗り分けがされているところが凄い。
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写真だと大きさがわかりづらいが、左のトミカと比べてもらうとわかる様に、かなり小さい。ミニカーよりひとまわりほどのサイズと言ってよい。
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ジェットスクランダーとミサイルは、別パーツで付属している。
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1974~77年にかけて日本テレビ系で放送されたロボコン。
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本放送の人気に押されてロボコンの超合金も74年に発売された。あまりに人気があったため、ガンツ先生を始めとして1期、2期に登場した仲間のロボットも発売されて最終的に全26種となった。ロボコンの超合金自体にもメカニックロボコンなどのバージョン違いがある。また1999年にもバンダイより復刻されていて、香港のドラゴン社製のものも存在する。
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開けた所。1974年に発売された最初のバージョンを復刻していると思われる。パッケージは雰囲気のみで、オリジナルとは全然異なっている。
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かわいいです。マジンガーZ、ライディーンと並んで、超合金栄えするキャラクター。マジンガー後、少し落ち込んでいた超合金人気を盛り返した。
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メカニズムは、一枚板の上に印刷で再現。オリジナルでもこうなっている。2代目のメカニックロボコンでは、ボタンを押すとお腹のエプロン部(ボンネット?)が開き、背中のプロペラを回すことで、内部の歯車が回るようになっていた!!
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空を飛ぶためのプロペラや胴体下部より展開する車輪は別パーツで付属。苦手のゴキブリも別パーツで付いてくる。この辺りは、オリジナル版を忠実に再現している。
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5台合体が画期的だったコン・バトラーV。続編のボルテスⅤもTHE超合金化されている。
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コン・バトラーVと言えばポピニカの5台のメカが合体するDX超合金シリーズの元祖。あまりにも高価なためセットになったコンバトラーV、コン・バインボックス(COMBINE BOX)が後に発売されたほど。1979年当時で7,900円もした。合体しない通常サイズのスタンダード版も発売された。これは、スタンダード版の復刻再現版。
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重戦車に変形、パンチ発射、バトルジェット射出可能なんて書いてありますが、コン・バトラーVにそんな機能あったかな。この当時は、ほとんどの超合金でロケットパンチが標準装備でした。
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開封時。お腹のシールは別に準備され、自分で貼るようになっている。このような縮小サイズのシールまでわざわざ準備するとは、凝っています。
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小さすぎることを除くと、造形はいい感じ。
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こんな小さな顔、どのようにして塗り分けるのでしょうか。
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これが、その重戦車形態。オリジナルのスタンダード版超合金にもあった。
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かっこよいのだが、劇中に登場しましたっけ。記憶にない。
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バトルジェット射出。これもオリジナル版にあった。合体・変形できないスタンダード版で、なんとかコン・バトラーのイメージを出そうと頑張っている。
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背部の造形。ミニカーよりひと回りくらいの大きさの中で、よくぞここまで再現したという感じ。
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スーパーロボット マッハバロンは、1974~75年にかけて日本テレビ系で放送された実写の特撮番組。
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スーパーロボット レッドバロンに続く2作目で、3作目の小さなスーパーマン ガンバロンを含めてバロンシリーズ3部作ということらしい。再放送で見ているはずだが、ほとんど記憶にない。実写版のジャイアントロボとか大鉄人17とごっちゃになる。レッドバロンといえば、ヤマハ系列の中古車販売チェーンのイメージだし。マッハバロンは、アオシマより合体シリーズが大ヒットしており、100円~300円ほどの駄玩具プラモのイメージが強い。
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ということで開封時。アオシマの合体シリーズのイメージばかり強いが、ポピーより超合金もちゃんと発売されていた。パッケージは、雰囲気のみでオリジナルとは全く異なる。
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プロポーションは、少しずんぐりとした感じ。オリジナルの実写版もずんぐりしてた。腕から発射されるのは、ロケットパンチではなくフライングナックル。
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スーパーロボット レッドバロンの方は、頭部の角や肩のショルダーカバー部がなく、ちょっと寂しい感じの造形。でもあまり変わらない。
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赤い男爵、音速の男爵ということで、なんとなくドイツっぽい。敵の組織が鉄面党で総統がデビラー博士とか微妙にきわどい。
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胸から発射されるバロンズスマッシュとフライングナックルは、別パーツで付属。
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ということで、小さいながらかなり凝ったシリーズでしたが、残念ながら市場の評価としては今ひとつ。1,500円ほどの価格ですが、クリアランスで500円になったり、リサイクルショップなどでも1,000円以下で良く見かけました。縮小したサイズで、ここまで凝ったものを作るのであれば、素直に当時のそのままの復刻版を出してくれれば、今頃はプレ値で取引されていただろうと思います。恐らく手間暇、コストは、普通の復刻版を出すのと、それほど変わらなかったでしょうから。
参考Wiki 超合金(玩具)、ロボコン、スーパーロボット レッドバロン マッハバロンの項、バンダイ魂ウェブ・魂ヒストリー、玩具魂(メカニックロボコン)、Fun to toy(コンバトラーV、コンバインボックス)
500円ぐらいで見かけたら、買ってしまいそう :)
写真で見るよりは、実物はかなり小さいので重量感や質感はないですね。
ワンコイン(500円)であれば、机の上の飾りによいかも。ちなみにアマゾンでもそれに近い価格で出てます。
でも仮にオリジナルそのままのサイズで復刻販売しても、余程数が少ない限りプレ値になったかは微妙だと個人的には思います。
ゴールドライタンシリーズがそれほど売れなかったように案外超合金っていざ復刻するとあんまり売れないみたいですから。